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ミドル・フェイズ01
 
GM    ミドルシーンに入ります。



 ミドル・フェイズ01 シーンプレイヤー:上成徹


 
   はい、シーンプレイヤーは?
 
明彦    シーンプレイヤーは?
 
   ジーンプレイヤーは?
 
明彦    遺伝子にしてどうする。
 
GM    はい、私です。
   マスターシーン入れます。


安定で安全で、安寧で安穏で、安らかな生活。
一昨日、昨日、今日から、明日と明後日へ。
家族と友達と知り合いがいて、雑談して。
少し切ない刹那の連鎖でも、幸せです。
そんな日常が続いてくれれば良いな。


なんて考えが、許されると思ってるんですか。


いったい、どれだけの傷と痛みと屍の上で。
それが成り立っているのか知ってますか。
どんなに奇跡的な立ち位置にいるのか。
考え理解し決断した事、ありますか。


そんな思いが、通じるとでもお考えですか。


知っていると言うのなら、なお性質悪い。
選んだと言うのなら、なお気持ち悪い。
許し難い致し難い、怖いほど罪深い。


貴方が居るだけで、全部が澱むんですよ。


生まれても死んでも直らないと言うのなら
いっそのこと全部嘘で蓋してしまえばいい。


うそつき。
うそつき。


うそつき!


 
GM    以上です。
 
   はーい。
 
明彦    誰の叫びやら。
 
   GM?
 
   落ち着いて(笑
 
GM    まぁ、間違ってはいませんね。(苦笑
 
沖那    はははw
 
GM    本編には関係ありません。
 
   ないの?w
 
GM    あるいはダイレクトに直結します。
   物語のコンセプトの、一部と言う事です。
 
   根底。
 
GM    とりあえず、ストーリー展開には関係ありません。
   さてと、徹君と遙さん、どちらが良いですか?
 
   とりあえず合流するでしょうから、どっちでも同じなんじゃ?
 
   そちらがお迎え付きですが、こっちは単独で向かうんですよ。
   例え向かう場所は同じでも(笑
 
   じゃあ僕でいいですよ。順番的にも。
 
GM    では、徹君のシーンから始めます。
 
   ふりまーす。
 
   はい、どうぞ。
 
GM    侵食率どうぞ。
 
   (ころころ)55、げふう!
 
明彦    騒ぐなぁw
 
   滾ってますね(笑
 
   逝ける!w
 
   最終幕に対し、逸る気持ちは解ります(笑
 
GM    はじめっからクライマックスだぜー。 って感じですね。
 
   続かないように祈ろうw
 
   続いたらクライマックスに着く前にジャーム化が見えますよ(笑
 
   明彦先輩のようにw
 
明彦    否定できんw
 
GM    直後からが良いですか?
   都合で適当なところから始めてしまって、良いですか?
 
   適当なところから始めていいですよ。
 
GM    はい、選択肢の幅がごっそり削られました。
 
   え、悪い選択?w
 
沖那    おいw
 
GM    では、始めます。
 
   どうぞ。どんなところからでしょう。


 
GM    ブリキ:「上成徹さん、認識と言うものについてどうお考えですか?」
 
   いきなり?w
 
GM    車の中……目的地へ向かう、車の中。
   目的地、終着駅。

   ――ピリオド。
 
   場を持たせるための雑談から入ったようです(笑
 
   「いきなりなんだ!」
 
GM    ブリキ:「おやおや、いきなり怒鳴らなくても良いでしょう。
        優しい自分としては、優しさを求める自分としましては、
        何か悪いことをしてしまったのではないかと不安になります」
 
   「僕はそんなことを聞いてるんじゃない。
   あれは一体なんなのか、これからどうしようとするのか」

   と、お空をゆびさします。
 
   お空(笑
 
   まあ聞くと思うのでw
 
GM    ブリキ:「そう言われましてもねぇ」
 
   「うん」
 
GM    景色が流れていく。 何処へ行くのだろう。
   何処かへ、何処かへ。

   ブリキ:「ここで自分達が説明してしまっては、台無しだとは思いませんか?」

   アクス:「そうだな」
 
   「手遅れになるよりは余程ましだ…いや、もう手遅れなのか?」
 
GM    頑なに目を閉じたまま、運転を続ける――“金銀(Simple Moment)” アクス。
 
   「……じゃあ、まだ猶予はあるのか?」
 
GM    ブリキ:「ええ。いくらでもありますよ」

   スキンヘッド。肌が白く、無機質感の漂う――“空洞(Equip Mistake)” ブリキ。
 
   「具体的には何時間ぐらいなんだろう」
 
GM    ブリキ:「具体的に、ですか。具体的には決めていないのですけれどね」

   アクス:「考えていない」
 
   「ノリと勢い、あるいは語り部の気分次第ですか?」
 
   上司が上司ですから、気を使うんですね(笑
 
GM    ブリキ:「そんなところですかね。
        物語として決着がつくところまで――でしょう」
 
   「物語ですか。それは一体なんなんだろう」
 
GM    ブリキ:「どうもさっきから……」

   アクス:「説明してもどうにもならないことばかり訊く」
 
   「ううん、知りたいことなんですけどね」
 
GM    エンジンの振動が、かすかに伝わってくる。車内。
   後部座席。 前の二人は、時折振り向いたり、前方を見つめたりしています。
 
   「ところで、僕はどうしてこの車に乗ってるんでしょう」
 
   いまさら(笑
 
GM    ブリキ:「先ほどご自分でお乗りになったのではありませんか」
 
   「そ、そうだっけ?」
 
沖那    酷い話だw
 
GM    アクス:「記憶障害」

   ブリキ:「大丈夫ですか?
        その若さでボケが始まってしまうのは、中々深刻だと思います」

   肩をすくめて、ブリキが言います。
   GMとしては、前回の直後から始めるのだったら
   車に乗らないとか、他のPCに連絡を入れるとか、
   そう言う事を許可しないでもなかったのですが。
 
   なるほどw
 
GM    適当なところからと言われたので、その選択肢は消えました。
 
   適当な所からはじまった(笑
 
   「とりあえず、今更ですけど委員長にメール打っていい?」
 
GM    ブリキ:「ええ、良いですよ。
        しかし親切心からお伝えしておきますと、通じないと思います」
 
   「どれどれ」
 
GM    圏外。
 
   「圏外か…残念」
 
GM    しかし、景色は何処までも街中です。
 
   この状態でできることは…この二人と話すことだけかw
 
GM    ブリキ:「上成徹さん、認識と言うものについて、道お考えですか?」
 
   最初に戻った(笑
 
   「認識…目で見て、脳が解釈するもの、かな?」
 
GM    アクス:「間違ってはいない」

   ブリキ:「耳、鼻、口、肌。それらも含まれますよね」

   いわゆる五感と言うやつです。 と、無機質な声で言います。
 
   「物事の考え方も認識が必要なんだから、認識こそは心なのかもしれないな」
 
GM    ブリキ:「心の違いは、確かに多少認識の違いを引き起こしますね。
        認識こそが、世界そのものである――と、言ってしまっても
        ……あながち間違いではないかもしれません」
 
   「そうだね。人間はやはり、世界そのものを直接知覚することはできないからね」
 
GM    ブリキ:「そもそも、世界と言うものが――」


一体どこにあるのやら――


 
GM    と。
   町中が燃え始めます。
 
   「街が!?」
 
GM    景色に映っている、外の町が。
 
   「お前らの仕業か!?」
 
GM    アクス:「そう」
 
   「幻覚か!?」
 
GM    アクス:「違う」

   そっけなく、アクスは答える。
 
   「よし、やめろ!」
 
GM    外の家々が、瓦解し始める。
 
GM    人々が、踊るように燃える。
 
   「うわああああああ!!」

   降りる!がちゃがちゃ。
 
GM    開きませんね。
 
   開かない!
 
GM    ブリキ:「お気に召しませんか」
 
   「気に召すわけないだろう!やめてくれ!」
 
GM    ブリキ:「はい、優しい自分としましても、これは心苦しい光景ですからね」

   すっ……

   炎が消え――暗くなる。
 
   「……今のは、なんだったんだ」
 
GM    ブリキ:「ウィンドウに、映像を映しただけです」
 
   「やっぱり幻覚じゃないか!」
 
GM    ブリキ:「アクス」

   アクス:「ああ」

   その言葉とともに、今度は――何処だかわからない街を、進み始める車。
 
   「今度はどこだ…」
 
GM    ブリキ:「まぁまぁ。先の話に揃えて言うのなら、誤認識と言ったところでしょう」

   こんこん、とウィンドウを叩いて、ブリキが言います。
 
   「誤認識?」
 
GM    ブリキ:「例えば、我々が心だとして、この車が肉体だとします。
        すると、ここに映る景色こそが、世界」
 
   「ああ。五感の窓から見る世界だな」
 
GM    ブリキ:「この窓の外が本当はどうなっているか、わからないのですよ。
        そして、この窓は」

   アクス:「開かない」
 
   こつこつ。
 
GM    こつん

   その音が車内に反響するとともに――一切の景色は消えうせる。
 
   ぐいぐい。

   「開かないな…」
 
GM    くるり、と、振り向いて、ブリキが続ける。
 
GM    ブリキ:「良くある話です。
        向かいの線路を、別の電車が同じ速度で走っている時、
        あたかも自分達は止まっているかのように見える」
 
   「相対速度という奴だね」
 
GM    ブリキ:「見える――もしかしたら、本当に止まっているのかも、知れませんよね」
 
   「周りの風景が見えなければ、そう感じるだろうね」
 
GM    ブリキ:「窓からしか世界が見えないのなら、
        そこに映る景色が変わってしまえば――また別の認識……世界。
        現実が、そこに存在すると、思いませんか?」


それが――夢……?


 
   「そうだね。人間同士でも、体を入れ替えれば
   想像を絶する世界が見えるはずだって誰かが言ってたよ」
 
GM    ブリキ:「ええ。では、現と夢を分けるものは?」
 
   「起きているか寝ているか」
 
GM    ブリキ:「誰が決めるのですか、それは?
        どうすれば、起きているか、寝ているか、わかるのでしょう?」
 
   「僕以外の誰かだね。客観しかそれを見分けることはできないよ。
   他人がいるからこそ、現実は現実なんだと思うよ」
 
GM    アクス:「惜しい」
 
   「何点ぐらいの惜しさ?」
 
GM    アクス:「1点」
 
   「全然惜しくないじゃん!」
 
GM    ブリキ:「おやおや、厳しいですね。しかし合格点も1点です」
 
   「じゃあ当たりじゃないか!」>合格点
 
GM    ブリキ:「その他人。その他人、夢の中にも、存在するでしょう。
        他人を他人と判ずるのに必要なキー……それは?」
 
   「他人を他人と判ずるのに必要なもの…理解できないこと、か?
   即物的に言うなら、肉体が別なこと、かもしれないけれど」
 
GM    アクス:「違う」

   ブリキ:「先ほど、世界とは認識だ。
        ――と、言ったばかりではありませんか。
        肉体の有無も、理解できているか出来ていないかも、
        誤認識でどうにでもなります」
 
   「そうか…違う認識、違う価値観か?」
 
GM    ブリキ:「良いところを突いていますね。
        しかし――違う価値観すらも、夢の中で想像される場合がある」


車が、何処かに向かって。
闇の中を進んでいく。

いや、もしかしたら、既に――


 
   「けど、僕は多分、明彦先輩という人間を想像しきれないと思うよ。
   あれは無理だ」
 
明彦    どういう意味だw
 
GM    ブリキ:「継続性――だと、我らは思います」

   ブリキが、前を向きなおす。
 
   「継続性?」
 
GM    ブリキ:「現と夢の、決定的相違点です。

        寝て――醒めて。

        寝る前と、起きた後の世界が同じでしょう?」

   アクス:「続いている」

   ブリキ:「そこに、継続性を感じるからこそ、我々は『現』を認識できるのです」
 
   「同じ夢を見ることはないのか?
   あるいは夢を見続けていたら、それを現実と認識するんじゃないか?」
 
GM    ブリキ:「ええ、仮に――毎晩、同じ夢を。
        しかも、前の晩に起こした影響、夢の中で起きた出来事を
        反映させる夢を見つづけたとしたら――

        それは、現と見分けがつかなくなるでしょうね?」

   おかしそうなそぶりさえ見せず、空っぽの無質感が言う。

   アクス:「だから、夢と現を繋ぐのは、継続性」

   断言するように、アクスは車を操作する。

   ブリキ:「しかし……! もう一つ、方法がありますよね。
        現と夢を交換可能にする」
 
   「なんだって?」


――それは、何だと思いますか。


 
   「……」
 
GM    アクス:「我等だ」

   ブリキ:「そう。継続性こそが、見分ける鍵なら――」


――全て、終らせればいい。


 
GM    閉じてしまえば良い。
   終結させれば、どちらの見分けもつかなくなる。
 
   「だから現実を終わらせる?」



                     「「 ピリオド 」」



 
GM    声が揃い――車が、停車する。
 
   「ついたのか」
 
GM    ブリキ:「それが、我等の名称です」
 
   「結局、組織名の薀蓄だったのか?今のは」
 
GM    きぃ、と。 扉が、開く。

   ブリキ:「ようこそ、我等の里へ」

   アクス:「ようこそ、ピリオドへ」
 
   おりまーす。

   「……」

   こつこつ。

   とりあえず…進もう。



                「「 ようこそ――永遠なるひとつへ 」」

――なんだろう、ここは。


 
GM    と言うことで、シーンカットです。
 
   はーい。
 
沖那    しかしあれだな、まっとうな会話だな、まだw
 
GM    申し訳御座いませんね、少ない脳味噌を使わせてしまいまして。
 
   罵倒された!w
 
沖那    嬉しそうに言うなw
 
   最終幕にして、看板に色がつき始めましたね。
最終更新:2020年05月16日 09:44