ミドル・フェイズ02
 
   では次、委員長かな。どうぞー。



 ミドル・フェイズ02 シーンプレイヤー:八月朔日遙


 
GM    では、遙さんのシーンです。
 
   登場侵食を振りましょう。
 
   はーい。
 
GM    徹君、沖那さんは登場不可です。
 
   まあ僕はねえw
 
沖那    私もなw
 
   つまり、センパイは登場できるんですね(笑
   ともあれ(ころころ)44、お、低め。
 
沖那    おおう
 
GM    少なめですみましたね。
 
   さて、では行きましょうか……その前に。
   出発前に、UGN戦闘服とリアクティブアーマーを調達していいですか?(笑
 
GM    んー、ま、良いでしょう。(笑
 
沖那    あーw
 
   支部が壊滅しそうだからw
 
   出発してしまうと、手に入らないと思うので(笑
 
明彦    堅陸用だなぁ、見事にw
 
   僕もください、戦闘服だけでいいからw
 
沖那    たぶん装甲は効きそうに無いがな(苦笑
   まあ、RCのダイス増加はおいしいので
 
   おばあちゃんには効きますよ、意味なさそうだけどw
 
沖那    でも侵食ダイスまだないから目はきついなw
 
GM    最終幕補正を入れましょう。
 
沖那    むしろ黙ってよこせとw
 
   支部長とかも使うんですよ、きっと(笑
 
GM    もう。五月蝿いですね。
   ダイス増やしてあげようかと思いましたのに、やめました。
 
沖那    うわぁw
 
GM    目標値を-3で。
 
   わあいw
 
沖那    あ、そっちのがいいかもw
 
   よかった(笑
 
GM    3以下ならタダで良いです。
   もちろん、常識では考えられないほどの量を
   背負い込むのはやめてもらいますが。(笑
 
   えーとUGN戦闘服は15ですから、12でいいんですよね?
 
GM    良いですよ。
 
   では、最近お馴染みになりつつあるUGN戦闘服3着
   (ころころ……×3) 1個は手に入りました。
 
沖那    を、一個取れたな
 
明彦    堅陸の分だなw
 
沖那    あ、それと出来たら手甲も頼む
 
   手甲、1個でいいですよね……無かったらすみません(笑
   (ころころ)9です。
 
沖那    とれたな
 
   では、最後にリアクティブを3つ、行きます。
   (ころころ……×3) おお。
 
   おおー。
 
沖那    3つとれたな
 
   じゃあ、キャリーバッグに詰めて持って行きます(笑
 
   うーん、じゃあ僕の戦闘服は他の誰かに貰いますね。
 
   他の誰かは調達する機会があるのでしょうか(笑
 
明彦    さぁなw
 
   夜吹?w
 
   ともあれ、UGN戦闘服1着、手甲1個、リアクティブ3つ、調達完了!
 
GM    よろしいですか?
 
   はい、お待たせしました。


 
GM    はい、キャリーバッグを持って、
   しかし何処に向かうべきかわからず、
   うろうろしている遙さんです。
 
   はっはっは、情報がない(笑
 
GM    うろうろしていれば、チェシャブーツに会えます。(笑
 
   わーいw
 
   「そこの不審な二人組み、ミルクを奢るから止まりなさい!」
 
GM    おや、では明彦君も登場です。(笑
 
   強制されたw
 
明彦    OP前なのか?時系列w
 
沖那    いや、後だろw
 
GM    視界に入らなかったようです。切羽詰っていて。(笑

   ブーツ:「にゃい?」

   チェシャ:「ひっひ……いたな」
 
   ベスパに乗って登場、荷台には大きなキャリーバッグ(笑
 
明彦    登場侵食(ころころ) 43
 
沖那    よし、上がってきたなw
 
   調子が出てきましたね(笑
 
GM    ふむふむ。
 
   「茂野センパイも一緒でしたか、こんにちわ」
 
明彦    「八月朔日か。どうした」
 
GM    ブーツ:「威勢が良いところを見ると、元気そうで良かったにゃい、“慈悲”」

   チェシャ:「ひっひっひ……小娘らしい。ひっひ」
 
   「どうしたもこうしたもありません。
   センパイこそ何をピリオドの構成員と仲良く歩いているんですか」
 
GM    ブーツ:「丁度探してたところにゃい」

   とんとん、と軽快に。“長靴(Grotesque Fool)” ブーツ。
 
   「私も丁度探していたところです」
 
GM    チェシャ:「ひっひ、じゃ、行くか」
 
   「ええ、行きましょうか」

   くつくつと、あくまでも。“嘲笑(Boring Face)” チェシャ
 
明彦    「どうやら世界城が招待したいそうだ。俺をな。
   どうやらお前も連れて行きたいようだが」
 
   「私が用があるのは現創りですが……
   まぁ、お婆さんにも言いたい事がありますし、ご一緒します」
 
GM    ぞろぞろと歩く、まるで散歩をしているかの如く歩く、四人組。
 
   ぞろぞろ。


 
GM    やがて――、とある、古びたビルに到着しますね。
   ブーツが、がちゃり――と、扉を開きます。
 
   「失礼します」
 
明彦    「邪魔をする」


螺旋。

螺旋、螺旋、螺旋、螺旋。 延々と
延々と、螺旋階段。


 
   「……実は、建築法違反なんですけどね」
 
明彦    「こいつらにそれは通じんだろう」
 
GM    ブーツ:「うるさい奴らだいにゃい」

   チェシャ:「ひっひ……口笛回す傷口……」

   ブーツ:「そりゃうざい奴」

   チェシャ:「似たようなもんだ、どいつもこいつも……ひっひ」
 
   「アレと一緒にしないでください」
 
明彦    「所縁品々か。あれは鬱陶しかったな」
 
GM    がちゃり。 と、 扉が閉じる。

  暗い空間の中、階段だけが不思議と見えます。

   トランプのような階段。水車のような階段。
   キノコのような階段。小麦のような階段――

   色とりどりと、様々な階段が続く。
 
明彦    「それで。肉体労働をどれだけしろ、と?」

   螺旋階段を見て。
 
   「5階以上の建物は、エレベーターを義務付けるべきですね」
 
GM    チェシャ:「終わりはねぇよ。 ひっひ……」

   ブーツ:「適当なところで終るにゃい」

   そう言って、前を歩き始める二人です。
 
   「面倒な……とりあえず、行きましょう」

   後に続きます。
 
明彦    「不思議の国に導くのはいつから猫になったものやら、な」

   ついていく。


コツ コツ コツ と。


 
GM    ブーツ:「このインターバルは、言わば物語に
        記しても、記さなくても良い道程にゃい」

   チェシャ:「ひっひ……語り部すらも語るかわからない
         ――言っちまえば、枚数合わせ。
         あるいは辻褄合わせ……ひっひ」
 
   「道程を上手く描けないとゲ○戦記みたいに叩かれますよ」
 
   どうでもいいシーンw
 
   言ってはいけません(笑
 
GM    ブーツ:「そうそう。ワープボタンポチっとにゃ!
        で、ラスボスいかれちまったら、怒っちまうにゃいよ」
 
明彦    「せめて原稿用紙200枚は欲しい、という所か?」
 
   どこのクロノ・トリガー?(笑
 
   始めて五分でラスボスw


さくさくと、進む。 進む。 ありとあらゆる、段を跨ぐ。


 
GM    ブーツ:「ご主人様から言われてる。
        訊かれたことに、大体答えられるみたいにゃいよ」

   と、くるっと後ろ向きながら。 ブーツ。

   チェシャ:「際限ないのもアレだ……ひっひ、うんざり、しちまう……3つ」

   ブーツ:「ランプの魔神かいにゃ」
 
明彦    「一人三つだろうな、それは」
 
GM    チェシャ:「ひっひ、7つ集める奴だよ」
 
   「願いが叶うんですね」
 
GM    ブーツ:「アタイら猫にゃい」
 
明彦    「ドラ○ンボールは竜だな」
 
GM    チェシャ:「ひっひっひ……ん。一人三つ?」
 
明彦    「質問できる数、じゃないのか?」>うんざり
 
GM    ブーツ:「4人いるから……しみ……しみ……」



   チェシャ:「12」
 
   「正解です」
 
GM    ブーツ:「にゃい、12個も質問できるにゃ」
 
   「素晴らしいですね」
 
GM    ブーツ:「四則演算なんか、朝ミルク前!」

   得意そうに。
 
   「おめでとう、今度ミルクを奢りますよ」
 
明彦    「六七?」
 
沖那    くそぅ、ぬこめ~
 
   沖那先輩! こいつらの可愛さがわかりましたよ!
 
沖那    わかってくれたか!
 
   かわいいですねえー。
 
   ファンが増えました(笑
 
GM    チェシャ:「ひっひ……面倒くせぇから、一人3つでいいぜ……ひっひ」

   キン、キン、キン と、
   鍵盤で出来た階段を踏みしめて、ブーツが言います。

   ブーツ:「さっさと言えにゃ」

   チェシャ:「飽きてきたな。ひっひ……」
 
   1、猫は人間の言葉を理解してるのか
   2、猫が顔を洗うのはなんで
   3.猫はどうやったら懐いてくれるのか
 
   上成君、気になるのは非常に解りますが、それで質問潰していいの?(笑
 
GM    ブーツ:「知らない質問には、知らないにゃいって答えるからそのつもりで」
 
明彦    「今か。ならば一つ、俺が子供の時に会ったあの子供は誰か。
   二つ、玉響を元に戻す方法。
   三つ目はこの二つが答えられてから考えよう」
 
GM    ブーツ:「あの時、子供? にゃい?」

   首をかしげて、腕組んで。

   チェシャ:「あれじゃねーか……ひっひ、この間商店街に居た……」
 
   商店街?
 
明彦    「俺に『魔剣』を渡した奴だ」
 
GM    ブーツ:「にゃ、けーしろじゃなかったにゃい」

   全然違う人を勘違い。
 
   誰ですかけーしろって、友達ですか(笑
 
明彦    主人を変な略し方したんじゃないか?w
 
   多分全然違いますw
 
GM    チェシャ:「ひっひっひ……現創りじゃねぇか?」

   ブーツ:「にゃ、でも、子供って言ってるにゃいよ」

   チェシャ:「そうすると……ひっひ、なんだ、
         コイツ……40くらい言ってるんじゃねぇか?」
 
   そうきたか(笑
 
明彦    おいおいw
 
沖那    その発想は無かったw
 
明彦    「人の年齢を勝手に加算するな」
 
GM    ブーツ:「確か18歳だったと思うにゃい。
        多分、仮説から間違ってるんだいにゃ」
 
   賢いですね、仮説から間違っていることに気づきましたよ。
   ……多分とか言ってますが(笑
 
沖那    は、そうか! 自分の年齢すら数え(ry
 
明彦    喰うぞw
 
   50は越えてないでしょう!>40
 
沖那    よく気付いたw
 
   ともあれ、その質問は知らないんじゃないですか?(笑
 
   そうだねw
 
GM    チェシャ:「仮説……渡したのが、現創りじゃねぇってことか……ひっひっひ」
 
明彦    「俺が誘拐された時に会ったんだが、な」
 
   とりあえず、夜吹の年齢概算がわかりましたねw
 
GM    ブーツ:「確かこいつが覚醒した時期と、
        あいつが『生まれた』時期は、割と近かったはずにゃいな」

   チェシャ:「つーことは……ひっひ。
         まだ、ろくな活動はしてなかったはずだな。ひっひっひ……」
 
明彦    「あいつ?夜吹の事か?」
 
GM    ブーツ:「そー」
 
   生まれた、ということは"緋葉実過"が死んだ頃ですね。
 
GM    んー、と。 首を傾げて。
 
明彦    「だが、夜吹は以前俺の事を『作品』、と言っていたが」
 
GM    ブーツ:「てことは、あれじゃないかいにゃい?」

   チェシャ:「あれだな。……ひっひ」

   こくり、と二人で頷いて。

   ブーツ:「知らないにゃい」

   と言って、笑います。
 
   よし、許そうw
 
明彦    「役に立たんな」
 
   「2つめの、玉響先輩の件はどうですか?」
 
GM    チェシャ:「ひっひ……俺らは愉快な役立たず……。
         次のは、俤気狂いか」

   ブーツ:「元々死ぬシナリオだったから、あるいはお前が」

   ぴっと明彦君を指して

   ブーツ:「取り込まれるはずだったから、
        生き返らせる方法なんて考えてないにゃい」

   チェシャ:「だが……ひっひ、体は治ってるんだったか?」

   ブーツ:「中身がないんにゃいかー」

   チェシャ:「万一戻るとしたら……ひっひ。元の俤気狂いの機構を、
         その器にプログラムしなおしゃ……いい。 ひっひっひ……」

   ブーツ:「お前の中にあるんだったかいにゃ? その、中身は……」

   チェシャ:「呼べば?」

   ブーツ:「仕組み上、それがしづらくなってる」

   チェシャ:「強行すりゃぶっ壊れるかも……ひっひ」

   ブーツ:「まー、専門家じゃないにゃい」
 
明彦    「そうか。強行すればできない事もない、か。それを聞ければ充分だ」
 
   ぶっ壊れるのは玉響先輩の方かもしれませんが。
 
GM    一方通行の道路を逆走するようなものですね。
 
   じゃあ明彦先輩の質問は終わり?
 
   3つ目の質問はどうするんです?
 
明彦    まだ取っておくか。八月朔日、聞いたらどうだ?
 
   では、先に聞かせてもらいます。


槍のような階段に右足をつき、剣のような階段に左足をつく。

物語のページを捲るように、階段に足をかけて行く。


 
   斬新な建築ですねw
 
   「さしあたり私からの質問第一として、現在行われている
   "永遠の理想郷"や、あの大怪球、ラジカルレネゲイドなどを含め、
   "世界城の景色"、"泣かない語り部"、"現創り"、
   誰を止めれば事は成就しなくなりますか?」
 
GM    ブーツ:「ご主人様に怪我させたら承知しないにゃい!」

   フーッ と。
 
   「私は止める、としか言っていませんよ」
 
   心臓を?w>止める
 
GM    チェシャ:「ひっひっひ……止まらないんじゃねぇか?」
 
   「……ですよねぇ」
 
GM    ブーツ:「にゃぁ? 止まるんだったらとっくに止まってるにゃいよ」
 
明彦    「誰か一人でもいれば続くだろうな。あるいは、全員いなくても、か」
 
GM    チェシャ:「何十年、従事してきたか……わかんねぇから。ひっひ」
 
   あれ、18年前じゃ?
 
   夜吹は、そうかもしれませんが……例えばほら、お婆ちゃんとか(笑
 
GM    ブーツ:「何百年かも」

   チェシャ:「何千かも」

   ブーツ:「何万年かも」

   チェシャ:「何億かも」

   ブーツ:「えーっと、次は、何兆年かも」

   チェシャ:「ひっひ…………」

   …………

   ブーツ:「にゃい?」
 
   次は?w
 
GM    チェシャ:「……な、何京かも」
 
明彦    「思い出せなかったのか」
 
GM    チェシャ:「ひっひっひ…………」
 
   「はい、もう良いですよ、数はどうでも」(笑
 
GM    ブーツ:「ざまみろにゃ」

   チェシャ:「つーか……何億を越えた時点で、
         地球が無くねぇか? ひっひっひ」

   ブーツ:「…………」

   …………
 
   可愛いから許します。
 
GM    ブーツ:「まぁ、そう言うことにゃい」
 
   「さて、次の質問です」
 
明彦    「流したな」
 
   「外にある、あの大怪球はなんなんでしょう、
   激しく景観を損ねるのですが?」
 
GM    ブーツ:「End……そう、語り部は呼んでたにゃい」
 
   最終兵器っぽい名前ですね(笑
 
GM    チェシャ:「And……じゃ、なかったか? ひっひ……」
 
   「呼び名だけですか?」
 
GM    ブーツ:「hand……?」
 
明彦    「手になってるぞ。お前達の手でも借りるか?」
 
   BENTOU!
 
GM    チェシャ:「ひっひ、呼び方は何でも良いな」
 
   「具体的に何なのかは解りませんか?」
 
GM    ブーツ:「ご主人様は、Ringつってたにゃい」
 
   色々呼び名があるなぁ(笑
 
明彦    「名称に統一性がないな」
 
   終わり、そしてまた、手、輪。
 
沖那    一つの名前の一部じゃねぇの?w
 
GM    チェシャ:「ひっひ……現創りは、『アレ39号』つってたな……」
 
沖那    オイ待てw
 
   アレ39号?(笑
 
   ひねくれものだなあw
 
GM    ブーツ:「少なくとも――《ワーディング》してんのはあれだいにゃ」
 
   「ああ、あれが諸悪の根源ですか」
 
GM    チェシャ:「オイラ達もなんか呼ぼうぜ……ひっひ」
 
   「これ以上名称を増やさないで下さい」
 
GM    ブーツ:「にゃい……」

   しばし考え。
 
   無視か(笑
 
GM    ブーツ:「牛乳瓶のフタ!」

   チェシャ:「またたび!」
 
   「欲しいものを羅列しただけでしょう、それは」
 
明彦    「一気に猫の遊び道具になったな」
 
   牛乳瓶の蓋か・・・なるほど(めもめも
 
GM    ブーツ:「……にゃ」

   こほんとして。

   ブーツ:「とりあえず、丸ごと世界を夢に引きずり込むための、一つの鍵にゃい」
 
   「とりあえず、超重要なのは解りました」
 
GM    チェシャ:「ひっひっひ……」
 
   さて、質問3つ目は……どうしよう。
   支部長は見極めろと言いましたが、私にはよく解りません。


桜の花びらで出来た段、落ち葉で出来た段、枯れ枝で出来た――段。

ぱきり、ぽきり、と、進んでいく。


 
   というか、3つ目の質問が……まったく関係ない事しか思いつかない(笑
 
GM    ブーツ:「にゃ、そろそろ3つ終ったかいにゃ」
 
   「あと1つずつ残ってますよ」
 
GM    チェシャ:「ひぃ、ふぅ、みぃ……ひっひ、4つ終ったんじゃねぇか?」

   ブーツ:「にゃ、1個多かったにゃい!」
 
   「数えなおしてください、私が2つ、センパイが2つ。
   ……ほら、2つしか終わってない」
 
GM    ブーツ:「2つ……」
 
   「ええ、2つです」
 
GM    チェシャ:「ひっひ……2つだな」

   んん、と、二匹は首を傾げつつ。
 
   「というわけでセンパイ、気が変わる前に最後の質問をどうぞ」
 
明彦    「ふむ。そうだ、な。では、お前達の主人達が
   恋焦がれているというものを具体的に教えてもらおうか。
   この事態に無関係でも無かろう」
 
GM    二人は、顔を見合わせてから言います。

   「「知らね」いにゃい」
 
明彦    「知らん事ばかりか」
 
GM    チェシャ:「あえて言うなら、“永遠なる理想郷”じゃねーか? ひっひっひ」
 
GM    ブーツ:「あー、最近お肌も荒れてきて……とかにゃ?」
 
GM    チェシャ:「そんな俗物じゃねぇけれどな。……ひっひ」
 
明彦    「何で焦がれているのか具体的に言え。焦がれ始めた理由も」
 
GM    ブーツ:「そうだいにゃい。
        3つ超えてないかいにゃ?」
 
   おそらく越えてますw
 
明彦    「最後の質問の詳細だろう。これは」
 
GM    チェシャ:「ひっひ……どちらにしろ、しらねぇよ……」

   愉快そうに笑います。
 
   「ああ、じゃあ私の3つ目にもさらっと答えてください」
 
GM    ブーツ:「さらっと訊け」
 
   「語り部の仮面の下はどうなっています?
   より正確には、語り部だけ名前を名乗っていないのですよね、
   知りません?」
 
GM    チェシャ:「知るわけ無いだろ、それこそ。 ひっひ……」

   ブーツ:「大体あいつはエグザイルにゃい。
        ……なんで仮面つけてるんだろにゃ」

   チェシャ:「趣味だろ。ひっひ」

   ブーツ:「趣味か」
 
   「趣味ですか」
 
   仮面が本体なんでは?w
 
   どこの灰色の魔女?(笑
 
GM    ブーツ:「あいつは信用ならない」

   チェシャ:「オイラ達も何度も嘘を吐かれた。ひっひ……」
 
   それはきっと、騙された時の反応が可愛いからです(笑
 
GM    ブーツ:「にゃいぃい、梅干の種を埋めたら梅干のなる木が生えるとか!」
 
   信じたんだ(笑
 
GM    チェシャ:「好きじゃねぇけどな……ひっひ」
 
   「百歩譲って、梅干の種から生えるのは梅の木でしょうね」


かん、かん、と、足音を響かせ、一同は進む……。

まだ、 まだ。


 
GM    ブーツ:「……Story teller って言うのは、『嘘吐き』の暗喩にゃい」

   チェシャ:「有名な話だけどな……ひっひっひ」

   ブーツ:「あいつの仕事は、別に物語を語ることじゃない
        ――と、アタイは思うにゃ」

   チェシャ:「嘘を吐く事――」

   ブーツ:「にゃい。ご主人様は、何か知ってそうだけど」
 
明彦    「育ての親、とか言っていたな」
 
   「そんなところですか」
 
GM    チェシャ:「ひっひ、興味ねぇし、オイラ達は詳しく聞いてないな……ひっひっひ」

   ブーツ:「なんなんだろぉにゃぁ」

   と―― にやけながら、進みながら、言う。

   チェシャ:「オイラ達は、一体何処に居るのか」

   ブーツ:「わかる奴が、いるかいにゃい?」

   チェシャ:「定義ほど曖昧なものは無いって、思わないか? ひっひ」


何処を 目指して 進んでいるのか――

――それとも、逆行しているのか。


 
明彦    「メビウスの輪の上にいるとでも言うのなら、
   道を壊して『先に続く』ようにするだけだ。例え先が奈落でも、な」
 
GM    ブーツ:「ここまで来ると、もう――」


階段を。


 
GM    チェシャ:「のぼっているのか おりているのか」

   ひっひっひ……

   と、気味の悪い笑い声が響きます。


そう――のぼっているのか おりているのか

のぼってきたのか おりてきたのか


 
GM    ブーツ:「そんな記述は、何処にもない」

   チェシャ:「歴史なんて定義の屑篭漁っても、どこにもねぇ」

   ブーツ:「果てしない階段、どちらにしろ」

   チェシャ:「こう言って、泣く事は無い」


                        ――


音の無い、闇の段を踏みしめて。
ブーツは扉に手をかける。



                     「「 ピリオド 」」



 
GM    声が揃い――ノブが、回る。

   ブーツ:「それがアタイらにゃ」

   がらり、と。 扉が、開く。

   チェシャ:「ようこそ、終末の園へ」

   ブーツ:「ようこそ、ピリオドへ」
 
明彦    「ああ。来たぞ」

   前を見て。
 
   「さぁ、始まりです」
 
明彦    「お前らに『おはよう(終り)』を言う為にな」

   笑って。



          「「 ようこそ――永遠なるひとつへ 」」


 
GM    と言うわけで、シーンカット。
 
   ふぅ。
 
GM    さて、と。
最終更新:2020年05月16日 09:44