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クライマックス・フェイズ04
 
GM    さて……



 クライマックス・フェイズ04


 
GM    前回シーンカットと言いましたが、
   もろもろの事情からそのまま継続でシーンを続けます。
 
   はい。
 
   はい。
 
GM    遙さんたちの視点、から……。
 
   お婆ちゃん倒したと聞きましたけど。ブーツとチェシャは生きてるんですか?
 
GM    死にましたよ。
 
   そうですか…
 
沖那    流石に余裕が無いからな
 
   噛み締めて欲しかったんですけれど。
 
GM    ……
   背後で扉が閉まる。


  ばたん。

しゅか――がちゃん。
がちゃん。


 
GM    錠が落ちて、もう戻れない……。
 
   もとより、後ろに進む気はありません。
 
明彦    「さて…後は誰が待っている事やら、だな」
 
   「……急ぎましょう、上成君一人では心配です」
 
GM    回廊。

   歩いてきて、折れ曲がって、先に進んで。
 
   あっと。薬はまだ打たないんですか?
 
明彦    どの道戦闘あるんならこの状態の方が良いんでな。
 
   「少なくとも、私をここに招待した夜吹には会えていません。
   おそらく何処かに居ることでしょうが」
 
GM    その先――
   視界が開けます。

   焼け焦げた、広い部屋。
   もとは白銀だったのだろう――けれど、見る影もありません。
 
   あ、こっちですか。
 
GM    ええ。
 
沖那    合流するいったやんw
 
   じゃあ、ちょっと一人のうちにやっておきたいセリフがあるんですけど。
   いいですか?
 
GM    どうぞ。
 
   こちらに異存はありませんよ?


木屑、破片、残骸が、あちらこちらに散っていて――
それと。

 残骸のような、人影が。
  ひとりだけ。


 
   ……僕いない?w
 
GM    徹君ですよ。
 
   ああーw

   「…………………
   ………………語り部……………
   ………………よる……………
   ………………ちか、ちゃん……………

   ………………

   …………まだ、だ……
   ……………理想郷を……壊さないと………
   ………壊さないと………」

   もうすでに、意味など失ってしまったけれど
   半ばで倒れたのなら、それこそ彼女の死が無意味になる。
   だから……帰る場所なく、許す術なく。
   ただ終わらせるために………立ち上がる。
   行く。
   ………


 
GM    では、合流して下さい。
 
   で、みんなが来るんですね。
 
GM    はい。
 
明彦    という事だな。
 
   まぁ、破壊された部屋、そこに立ち尽くす上成君を発見します。
 
   僕はもうどっかに向かって歩き始めてるので気にしないでくださいw
 
沖那    「ん。あれは…上成か」
 
   「………」

   歩く。
 
GM    ふらり、と……その人影が歩き始めます。
   何処かへ、何処かへ。
 
   「あ……上成君!」
 
明彦    「待て、上成」
 
   「………
   ………ストーリィテラーは、殺しました。
   行きましょう……すべて、終わらせるために」
 
GM    抜け殻のような言葉。
   溜息のような台詞。
   疲れた……口調。
 
   そこに在るべき意志のない、頼りない姿。
 
   歩く。いまはただ、倒れる前に。
 
   「……待ちなさい、上成君」
 
明彦    「……そうか。では、お前はここで帰れ」
 
   「……いいえ。
   もう……やるべきことは、他にはないんです」

   いおのー!って言うと墓穴掘るだけだしなあw
 
明彦    「だからこそだ」
 
   「ストーリィテラーは、僕の妹でした。
   僕の妹は、千歌ちゃんでした」
 
   「伊勢さんが……」


泣かない語り部――Story-teller
嘘吐き――ピエロ――


 
   「僕は千歌ちゃんを、殺しました」


伊勢千歌――Dropt-lily――
上成夜――双子の妹。


 
沖那    「……そう、か」
 
GM    ……耳が痛いくらいの静寂。
 
   「僕はこの手で終わらせます……終わらせなければいけない。
   半ばで尽きたら、それこそ彼女の……嫌悪した世界、そのものです」
 
   「……何をしようというの?」

   目を伏せ、痛みを隠すようにしつつ、問う。
 
   「……
   わかりません。でも、今は、行かなくちゃ」

   歩く。
 
明彦    「待て、と言っただろう」
 
沖那    「……」

   一つため息を吐き
 
明彦    「……この先は抜け殻が生きて、そして戦える場所ではない。
   妹を殺した、伊勢を殺した、
   成る程貴様の心を抜け殻にするには充分だろう。だがな」

   胸倉を掴み引き寄せて。

   「ここから先は幕引きだ。夢から叩き起こし朝の光を見る為に進む事だ。
   ならばそんな腑抜けた今の貴様に何ができる」
 
   実際ロイスが三つしかないしなあw
 
明彦    「そんな貴様が何を終らせられる?」
 
   「………」

   明彦先輩の言葉も、ただがらんどうの心が反響するだけ。
 
沖那    「まあ、それが正論だろうな。
   …だが、私からは帰れ。などとは言えんよ。
   あまり人のことも言えない身でな。
   それに、本当に他に何も無いのか?」
 
   「僕の帰るべき場所は……もう、ありません。
   僕の望む未来は、もうありません…」
 
   「伊勢さんの、妹さんの、語り部の……嫌悪した世界じゃいけないの?
   どうして? どうして正すの? 望みがないなら、世界がどういう結末を迎えても、
   貴方には関係がないことでしょう?」
 
   「僕は…
   僕は、世界を正すために、彼女を殺した。
   ならばせめて、その行動だけは貫かないといけない。
   ……でなければ、彼女を殺したことが……無駄になる。
   望む世界があり得ないのならせめて、義務を果たしたい……それだけです」

   実際僕は前向きですよ!w
   後ろ向きなら自爆してます。
 
   前に進む者が全て前向きなら、レミングの群れはどれだけ前向きでしょうね(笑
 
   あれはデマらしいですよ?w>レミング死の行進
 
沖那    いやまあ、確かにまだマシな部類だぞ?
 
明彦    「そんな理由で戦うのならば、ここではない何処かで野たれ死ね」

   ぐ、と胸倉を更に強く掴み。

   「無駄になるから戦うだと?無駄にしたくないから戦うだと?ふざけるな!」
 
GM    ぎりぎりぎり、と、締め上げられる。
 
明彦    「どれだけ尽力しようと!」
 
GM    次第に、足が地面から離れて行く……。
 
明彦    「どれだけ他の何かを救おうと!!
   この手で奪った命は帰っては来ない!
   どれだけ祈ろうと!願おうと!例え泣き叫ぼうと!!」
 
   行動は確かにマシな方です、ですがそれを惰性でするというのが許せません。
 
   惰性というより慣性です。今だけ残された、瞬間的なものですから。
 
   意志の無い行動は、どれだけ崇高で大儀のあるものであっても、
   ルーチンワークに過ぎません。
   それで、義務を果たしたと本当に言えるのですか?
 
沖那    耳に果てしなく痛いな、中の人的に(苦笑
 
   というか、なぜ私はト書きで説得してるんでしょう(笑
 
   かっこが抜けてますw
 
沖那    茂野が喋ってるからじゃないか?w
 
明彦    すまんなw
 
   いえいえ、説得を続けてください。
 
明彦    「無駄にしたくないだと!?笑わせるな!
   奪った時点でそいつの命は無駄になる!
   やろうとしていた事も!そいつの過去も!
   そいつの未来も!そいつの思いも!
   全て、全て殺したその手が無駄にする!!」
 
   「…………」
 
明彦    「無駄にならない奪った命など無い!!だから!
   背負わなきゃならない!命を奪った事実を!
   その人間から全てを奪ったという事を!
   そして、それでも立たねばならんのだ!!
   遺志や俤や執念などというものではなく!自分の意志で!!」
 
   「……50以上は数えたことがない人が、よく言いますね」
 
明彦    「だからこそだ。俺は受け止めた。
   そして今ここに立っている。だからこそこの先に進む。
   俺は俺の意志で立ち、幕を降ろし夢から叩き起こす為に前に進む。
   ならば今の貴様はどうだ!?」
 
   それが一話前に初期ロイスすべて切った人のセリフですか?w
 
明彦    ちゃんと重要な人物は残してあるから無問題だw
 
   「僕は……
   ……やめましょう。今は行くべきです」

   ばちり、と。磁力を反発させて拘束から逃れる。
 
明彦    「今だからこそだ、この馬鹿者が!」

   逃がさん。
 
   「それぞれの事情があって、それぞれここに来ています。
   逝くのを望む人だっているでしょう。
   僕よりも先に、沖那先輩を諭さないのは、何故ですか?」
 
沖那    「ん、一緒にされても困るがな」
 
明彦    「そうだろうな。だが貴様のように後悔と惰性で息をしているよりは余程良い。
   堅陸は少なくとも『覚悟』をしている。貴様のような惰弱と違ってな。
   もう一度言う。止めたいのなら俺達が止めてこよう。
   死にたいのならここではない何処かで野垂れ死ね」

   放す。
 
   「後悔は、悔悟。惰性は、誓い……物は言い方次第ですよ。
   事実だけが、変わらない」
 
   それで解放するのならば、更にそこから私が立ちふさがることになるのですが(笑
 
   順番待ちですか?w
 
沖那    やれやれ、いい仲間を持ったな上成w
 
   というか、問い詰めれば詰めるだけどんどんひねくれてくんですがw
 
沖那    うむ、んなこったろうから私は何も言う気が無かったのだがw
 
   まぁ、私がやることは単純です。
   それでも前に進もうとする上成君の前に立ちふさがり、
   頬を打ちます。
 
   「……」
 
   「色々と言いたいことはあるけれど、一つだけ言うわ」
 
   そういえばみんな獣化とかしっぱなしなんだよね…
 
沖那    実はな
 
明彦    うむ、実はまだなw
 
GM    どちらにしろこの後シーンは切るので
   解除したい人は解除して置いて下さい。
 
明彦    解除したくないんだが、切実に(苦笑)
 
沖那    諦めろw
 
   どうせ斬れるらしいですから、僕だって破邪の瞳がw
 
   「以前にも同じように叩いた事があった、その時と同じ台詞よ。
   ―――扇君を見捨てるんだ?」
 
   「めい、む……」

   てか委員長、冥夢は現時点で行方不明である意味無事なんじゃ?
 
明彦    さてな?大怪球とやらがあの4幕での冥夢のように
   暴走個体から生み出された分身体とかそういう可能性も捨て切れんぞ?
 
   「何を言っても聞く気がなかったら雑音でしかないものね……聞く気になった?」
 
   「…………」
 
   「状況はなにも変わってないの。
   伊勢さんの事は私だってショックだし、消化できてないわ。
   でもね、それを過去にして棄てに行こうとしてる貴方を、私は許容できない」
 
   「棄てたいわけではないです……ただ、今は。他になにもしたくない。
   そんなすぐに彼女のことを振りきれたなら、僕にとって彼女は一体何だったんだ!」
 
   「……責任を果たしに行くっていうのは―――果たしたら、もう義務は終わりよね?」
 
   「……はい」
 
   「じゃあ、貴方は許されるんだ? 実の妹を、
   友達を殺してまでするべきことだったんですって、自分を納得させるためだけの行動で。
   他にすることもなく、しちゃいけないって言い聞かせて、
   それでやる事が……惰性でするだけのルーチンワーク?」
 
   それは理屈で言えばその通りですが。
   感情の衝撃を考慮してないですよ、とPCは言えないからト書きで言う。
 
明彦    お前に考慮する必要があるのかとあとそれを言えるのかと小一時間(ry
 
沖那    まあ、正直私もさっきから感情に対して理屈で語るのもどうかなー
   と思ってたのは事実だw
 
   「そんな不真面目な行動は、それこそ死んだ人に失礼よ」


 ……、………… 


 
   「ちなみに、「じゃあ、どうすればいいんだ」なんて聞かないでよ」


――、――、――、…………。


 
   「……ありがとう。
   でも……帰れと言われても、帰りません。
   やはり僕は、行くべきだと思うから」
 
GM    かすかな振動……
 
   「なら、一緒に行きましょう」


……、――、――、


 
GM    部屋が、揺れ始めている。


――、――、――、――、――、――、――、


 
GM    タイムリミットが、近いようだ。
 
   「……揉めている時間も無さそうね」
 
   じゃあ問い詰めないでくださいよと小一時間(ry>もめてる時間
 
沖那    かといって放置するわけにもいかんだろうにw


 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、


 
   見る。
  彼女のいた、景色の残骸を。
   彼女が最後にいた場所を。
  目を閉じて、彼女の最後の笑顔を。

   「さよなら……」


――。


 
   さよなら、僕の望んだ世界。


 びりりっ


 
   さよなら、語り部。さよなら、夜。さよなら……千歌ちゃん。
 
GM    破り捨てるように――、
    ――、地面が引き剥がされる。


  びりびり、 びりりっ、 びーっ。


 
GM    また落ちて、また落ちて――!

   ――!
 
   まぁ、正直ほとんど変わっていませんが。
   少なくとも、すぐにでも殉死しそうな雰囲気は消えたからよしとしましょう。
 
   でも実際、逝きそうな侵食とロイス数なんですから、
   それくらい許してくださいよ>殉死雰囲気
 
沖那    私よりよっぽど危ういからな(苦笑
 
   沖那先輩の死にロールなんて茶番な数字ですよw
 
   感情に感情をぶつけるだけが慰めじゃないんですよ。
   誰かが、屁理屈でいいから突きつけておかないと。


           ……。

           「のんびりしてるんじゃねーよ、お前ら」


 
   「……夜吹、木枯!」
 
   「お前……か」
 
明彦    「ふん。せっかちなのは嫌われるぞ?」
 
GM    夜吹:「行き当たってぶつかって、八方塞の迷路です、青春してますってか?
       馬鹿じゃねーか。
       死んだ人間を言い訳に使うなよ。
       死んだ対象を食い物にするんじゃねーぜ」
 
   「ストーリィテラーは死んだ」
 
GM    夜吹:「は。何よりそれが愉快だぜ。てめーら」

   ああ、不愉快だ。
   と、言う。

   様々なコードや配管が、縦横無尽に走る部屋。
   牢獄のような部屋。

   部屋?

   外なのか中なのかも分らない。
 
沖那    「ははっ、そもそも死者に価値を見出すのは生者の特権だろうに」
 
GM    夜吹:「価値にどれだけの価値があるのかって話だぜ。ああ、そう言えば――
       ――語り部の奴は、そんな物言いが好きだったな」

   サングラスの位置を直して、ことさら馬鹿にするように。
 
   「そうだったな」

   静かに。
 
GM    夜吹:「夢見る乙女かよ。いい年してみっともない。
       聞いてるこっちが、見ているこっちが、恥ずかしい奴だったぜ」
 
   「そうだな。結局彼女は……少女のままだったんだろうな」>夢見る乙女
 
   「思ったよりも……感傷的なんですね、夜吹木枯」
 
GM    夜吹:「感傷的? ああ、俺は感傷的だぜ? 気分で生きてるようなもんだ。
       ことさら、俺の前任者の気まぐれみたいなもんで生かされてるようなもんだ。
       “永遠なる理想郷”――? ああ、ふざけんじゃねぇっつうの。
       寝言で世界構築してんじゃねぇよ。口に真綿詰めて死ねっての」


ぐつ ぐつ ぐつ ぐつ ぐつぐつぐつ


 
GM    夜吹木枯の左腕が、煮立っている。
 
   夜吹には関係ないですからね。娘のことなんて。
   それこそ義務と慣性ですよ。
 
   「貴方は、目的のために生きているのだと思っていました」
 
GM    夜吹:「ああ? 目的って言えば目的だぁな」


――いいんじゃねぇの?


 
GM    夜吹:「言い方次第でどうにでもなるだろ、そんなもん」
 
   そうだねw

   「そうだな、何だって言い方次第、気の持ちようだ。
   正しいものなんて…ない」
 
GM    夜吹:「喜怒哀楽、主義主張、義務に責務に、本音建前。
       理由理屈に、理論論理、気分次第気まぐれ次第、明日は明日の風が吹く?
       柳に風かよ。
       自分に他人に――結局のところ、手八丁口八丁だろ」


ぼこん、ぼこん……


 
GM    もはや、腕ではない――それを、四人へ向ける。
 
   「夜吹。それでどうするんだ?
   理想郷を望んだ世界城も語り部も、もういない。
   お前は理想郷を望んでいるわけじゃないんだろう…やめにしないか?」
 
GM    夜吹:「ああ、いいぜ。やめにしよう」


 やめにするか。 なんて――事を言う。


 
   「そうか」
 
GM    夜吹:「やめちまおう。もう良い――頃合だろ」
 
   理解する。


 ば――
  ――ばきりっ


 
GM    割れたかと思った。
   本当に、何か硬いものを――割ってしまったような
   割れてしまったような感覚。
 
   理解している。夜吹木枯の言葉ほど、信用に足りないものはない。
 
GM    上成徹の内側が、間違いなく――


     変異した。


 
   「くっ……」
 
GM    内側が騒々しい、内側が騒々しい。
 
   小さく呻く。
 
GM    まるで、腹の中で頭の中でカーニバルでも始められたようだ。
 
   「上成君!?」
 
GM    耳を塞いでも、止まらない――!
 
   「大丈夫。それより夜吹は、やはり止まる気はないみたいだよ」
 
沖那    「いまいち、大丈夫そうな雰囲気には見えないがな」


―― ばきん、 ばきん、 ばきん、 ごきん。

 ごろろ、ごろろ、ごろろろろろ!


 
GM    勝手に身体が、帯電し始める。
   手足の感覚がなくなって、とにかく五月蝿い。
 
   ………
 
GM    夜吹:「さっきの戦闘で、大分酷使したみたいだな」
 
   抑え込むべきか? それとも否か?
   否。今は夜吹の解説を待とう。
 
GM    夜吹:「さて、やめにしよう」
 
   「そうみたいだな……どうなるんだ?」
 
GM    夜吹:「ああ? ここはあの台詞でも言って欲しいってのか?
       我侭な奴だね、どうも。
       我侭なのは嫌われるぜ、廃棄物――上成徹。
       語り部粋がってた女みたいにな」


                「 ――これから死ぬ奴に説明する事なんて、無い―― だ 」


 
GM    サングラスの位置を最期に調整し――舌を出す。
 
明彦    「ふん、冥土の土産に教えてやろう、の2パターンがあるが――そっちで来たか」
 
GM    夜吹:「ま、実際は死なないけどな」
 
   「くっ…!」
 
GM    左腕の――肉塊――肉ですらない――狂った塊が――波打つ!!

   夜吹:「じゃあ、やめにするぜ――」


            茶 番 を 


 
   全力で抑え込む……!
   解説がないのなら、相手の意図を阻止するしかない!


ずるあああああああああああああ!!


 
GM    四人全員を囲い込むように!
   握り潰すように――!!


 夢なんか、希望なんか――揉み消すように――
  ――迫る!!






 、


頬を――掠める。
鼻を――くすぐる。
目を――
目を――疑う。
そいつは――


そこに、 いた。


 
GM    冥夢:「 素敵な現に――おめでとう♪ 」


長く艶やかな髪。
黒い衣装――白い、ベレー帽。
凶悪な――巨大な――鎌に。
綺麗な顔。
白い肌。 冥色の瞳で――

 ――無邪気な。
  無邪気で、無垢な。

   その笑顔。


 
GM    夜吹に背を向けるように、つまり、徹に――四人に向き合うように。
   攻撃なんか、まるで関係無いというように軽くいなして、そいつは言う。

   冥夢:「アハハ、皆さん元気そうで何よりで! お久し振りかな?」
 
明彦    「出待ちか、扇」
 
   「冥夢!!」

   叫ぶ。名を、呼ぶ。
 
GM    冥夢:「徹――」


 そいつは、応える。
 盛大な笑顔と
 取って置きの言葉で、応える。


 
GM    約束したもんね。

   冥夢:「 ありがとう ♪ 」


           ――ありがとうはまた、次に会った時、言うから――


 
   「おかえり、冥夢……」
 
GM    冥夢:「ただいま。アハ、どうしたの?
       なんだか泣きそうな顔してるよ?
       ううん、もう、泣いちゃったのかな?」
 
   「うん……うん……」
 
GM    冥夢:「凄く悲しそうで、凄く苦しそう。凄く寂しそうで、凄く――悩んでる」

   小首を傾げるように、冥夢は言う。
 
   「色々……あったんだ……」
 
GM    冥夢:「色々――ね」

   ふぅん、と。頷いて。


――なっ!


 
GM    夜吹:「な――ざ、けんなよ。突然現れやがって――何様だお前!」

   流石に動揺したのか、夜吹の怒号が響く。
 
   夜吹が動揺してますよ(笑
 
   動揺するんだ?w
 
沖那    珍しいなw
 
明彦    まぁ、動揺もするんじゃないか?w
 
GM    夜吹:「……」


ぶぅん!


 
GM    刃だらけの――触れたら、瞬間にひき肉にされてしまいそうな――
   破壊的なだけの、その腕を振るう。
 
   「無駄、だ!」


 しかし――


 
   冥夢の横に立ち
   共に
   雷撃と、黒き刃で、弾き散らす!


 バァンッ!!


 
GM    弾かれた腕に、ではなく。
   にわかに理解できない顔で、夜吹は尋ねる。


          「……誰、だ?」


          「……ボクだよ」


 
GM    ふいっと、夜吹から視線を外し、徹をまっすぐ見据える。
 
   「冥夢は冥夢で。僕は、僕だ」
 
GM    冥夢:「大丈夫だよ、徹」
 
   「ああ、冥夢」
 
GM    冥夢:「とっても悲しい事があったって、
       誰かが死んでしまって、誰かを殺してしまって、
       何かが壊れてしまって、何もかも壊れてしまって、
       何が嘘か、本当か、夢か、現か、わからなくって、
       先も後も、今も無くって。 全部真っ白に――飲まれてしまったとしても」


アハハ――♪


 
GM    と、微笑む。
   笑い飛ばす。

   冥夢:「大丈夫なんだよ」
 
   「……大丈夫、か……」
 
GM    冥夢:「根拠なんていらないでしょ? でも
       それでも何か、欲しいなら」
 
   「ああ……」


――

      「 ボクも徹が、 好きだから 」


 
GM    誤解でも良い。
   間違いでも良い。
   嘘でも良い。

   それでも、好きと言って微笑んでくれるなら。
 
   「ありがとう……冥夢」
 
GM    冥夢:「どういたしまして♪」
 
   「お前と一緒なら、もう、何も怖くない!」


 そして。
  すっと……


 
GM    一歩、徹から引く。
   夜吹の方へと、足を、踏み出す。
 
   「………」

   僕は知っている……冥夢の、人間としての下地は。
 
GM    冥夢:「じゃ――ここはボクが貰ったよ」
 
   「ああ、任せた! やりすぎるなよ、冥夢!」
 
GM    夜吹:「お前……ふざけた事ばかり言ってんじゃねーぜ?」

   冥夢:「ふざけてる? アハハハハハハハハハハハ!
       いいじゃない! ふざけちゃうよ?
       アハハ! いいじゃない、楽しいじゃない」

   夜吹:「……?」

   冥夢:「だって、会えたんだよ! やっと会えたんだ!
       会いたかった人に、一度に二人も!
       もう、飛び切り甘えて、飛び切り楽しんじゃうよ!
       ボクを止めようだなんて思わないでね。無駄だから。アハハ。
       無駄無駄! とっても無駄! 全部無駄――いいじゃない。
       そんな世界で――みんなさ」


 他人の事
  気にしすぎなんだよ。


 
GM    冥夢:「♪ それでは、飛び込むよ? 抱き締めてね――」


  おとうさん。


 
GM    夜吹:「――!」


ぐぁあああっ!
視界が歪む!
捩れていく!
夜吹と冥夢が、千切れて――?


――いや、自分たちだ。
 自分達が、何処かに飛ばされようとしている――!


 
   「これは……!」

   誰だ?
 
GM    冥夢ですね。
   冥夢が、四人を何処かに飛ばそうとしています。
 
   「冥夢!何所に!」
 
沖那    く、状況が混沌としてるせいで上成まかせだな(苦笑
 
   ビジュアルシーンですよw
 
GM    「気付いていたでしょう?」

   愉快そうに声が響く。
 
   気付いて―――
 
GM    「“現創り”、“世界城の景色”、“俤気狂い”、――“泣かない語り部”
   彼らが、“思”――ピリオド を仕切ってたのはわかる。
   彼らが、実質的に動いてきたのは、
   それぞれの思惑を秘めて、それぞれに――“永遠なる理想郷”を目指して」


 ――?


 
GM    「あれれ? それぞれの思惑? ねぇ、

    じゃぁ、そんな人たちが、どうやって集ったって言うの? 


  居るんだよ。
 だから、もう一人。


 
   語り部が言っていた――――出会った、と。
   世界城が言っていた――――あの人のため、と。

   そいつこそが
   そいつこそが!
 
GM    ぐいぃぃぃいいいいいいいいいいいいい、この場から締め出されるように―― 
   何処かへ、辿り着くように。

   流転、流転。


――ぐりん。


 
GM    シーンカットです。
 
   沖那先輩、明彦先輩、委員長。お疲れ様でした。
 
明彦    さて、ラスボスだが誰になるやらw
 
   誰が出てきても、もう驚きませんよ(笑
 
沖那    まったくだw
 
GM    引き続き、TrueClimax 行きますよ。
   準備はよろしいですか?
 
   せんせー、特技の使用回数は回復しないんでしょうか?w>1セッションに1回系
 
GM    ん。準備はよろしいみたいですね。
 
   はーいw
 
   華麗なスルー(笑
 
GM    では、いきます。
最終更新:2020年05月16日 09:57