マドレーヌ 心に残るセリフ集


マドレーヌの映像化作品で印象的なセリフを紹介


         In an old house in paris that was coverd with vines,
         Lived twelve little girls in two straght lines

          パリの、つたの絡まる古い屋敷に、
          12人の女の子が2列になって暮らしていました


          原作冒頭で必ず登場するフレーズ。
          子供たちを絵本の世界にいざなう、
          絵本らしい印象的なフレーズであり、
          番組もそれを踏襲して必ずこのフレーズで始まる。



           We love our Bread,
           We love our Butter,
           But most of all,
           We love each other

           パンが大好きです。
           バターが大好きです。
           でも何よりも、
           お互いみんなのことが
           心から大好きです。


           ご飯を食べるシーンでのお祈りの言葉。
           日本語版では
           「パンをありがとう、バターをありがとう。
           そして何よりも、良き仲間をありがとう」と訳されている。



     I used to wish so hard for my parents to be alive again,
     But you can't make something happen just by wishing for it.
     Genevieve's gone. She doesn't have a home. She needsa home.
     I need a home, too!

     あたし、いつも一生懸命お願いしてるわ。パパとママが生き返りますようにって。
     でもそんなこと、どんなに願ったて叶いっこないのよ。
     ジェネビーブもいなくなっちゃった。お家もないのに。
     あの子には家がいるわ。……私にも!


実写映画版「マドレーヌ」より。
ジェネビーブを追い出されてしまった翌日にひとしきり探し回った後のミスクラベルとの会話シーンで、両親と住む家の無い孤独を抱え、唯一の居場所である学校も、大切な友だちすらも失ってしまったマドレーヌが、「諦めないで見つかると信じて、希望を持ちましょう」と励ますミス・クラベルに対して言い放った言葉。
実写版のマドレーヌは両親の無いみなしごであるがゆえに、愛しく思うものから引き離されることを極めて恐れている、感受性の強いことして描かれている。原作絵本のユーモア溢れる明るい作風や、TVアニメ版の愉快な作風とのギャップもあいまって、溢れる悲しみに顔をクシャクシャにして、世の中には希望を持っても無駄な事だってあるんだと言い切るその姿はあまりにも痛々しい。


最終更新:2012年02月17日 16:18