440 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/04/15(日) 12:45:33.95 ID:MOo49jR10 [1/3]
「まどかー、最近さやかちゃんとどうなの?上手くやってるか?」
いつもの朝の様にいつも通り洗面所で身支度をしていると、詢子は娘であるまどかに唐突な質問を投げかけた。
「えっ、うん。仲良くやってるよ。普通だよ。」
「ふーん…キスくらいはした?」
「な、何言ってるの!?」
「あれ?あんた達付き合ってるんじゃないの?」
「だって、わたし達女の子同士だよ…それに…」
さやかちゃんは上条君が…と言いかけてやめた。
「あんたくらいの年頃だと、女同士で付き合ってる子らいたんだけどねえ。あたしだって和子と付き合ってたぞ」
「えぇ!?ママ、和子先生と付き合ってたの!?」
「そうさー、ファーストキスだって和子とだったからね。あっパパには内緒だぞ!」
「うん…」
「そんで思ったけど、和子が結婚できないのはもしかしてあたしのせいだったりしてね」
「えっどうしてそう思うの?」
「そりゃあ、あたしがそこいらの男より断然カッコイイからさ!」
「あはは…」
「まあ、女同士だからって好きになっちゃいけないってルールはないんだから、まどかも頑張りな!他の誰かにさやかちゃん取られちまうぞ」
「わたし、そんなんじゃ…」
詢子に言い返そうとしたが、すでに母の姿は無く、まどか一人だけが取り残されていた。
そんなんじゃない、と詢子に弁明しようとしたまどかであったが、
(さやかちゃんのこと、好きになってもいいの、かな)
好きになってもいい、という言葉が頭をぐるぐると回っていた。
続かない
>>436
乙乙
最終更新:2012年04月25日 00:14