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33 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/05/07(月) 23:46:30.79 ID:HuY6X5oL0
まどかちゃん「あー…さみしいなあ。さやかちゃんと話すのも触れるのも禁止だなんてあんまりだよ」
仁美ちゃん「そのわりには落ち込んでいらっしゃいませんのね」
まどかちゃん「とりあえず寝る時用のさやかちゃんのぬいぐるみは自分で作れるし、写真もビデオもたくさんあるからね。しばらくは我慢してみるよ」
仁美ちゃん「意外に強いんですのねまどかさんは…」
まどかちゃん「さやかちゃんが死んじゃったりして、二度と会えなくなったりしたわけじゃないもん。あの時の辛さに比べれば…うん、わたしは大丈夫だよ」
仁美ちゃん「まどかさん…」

―一方その頃

さやかちゃん「……」スタスタ
エリーちゃん「……」カタカタ
さやかちゃん「……」スタスタスタスタ
エリーちゃん「あのさ…さっきから部屋ウロウロしてるけど少し落ち着いてくんない?」
さやかちゃん「……」ピタッ…
エリーちゃん「ほら、そこのベッドとか使っていいから」
さやかちゃん「……」ドサッ…
エリーちゃん「やっとおとなしくなった…全く、いつもは神様の方がひっちいてるのにこういう時は…」
さやかちゃん「……」ガサゴソ……バリボリ…
エリーちゃん「ん?…ちょっとさやか!人のベッドの上でお菓子食べるな!」
さやかちゃん「……いいじゃん、ケチ」
エリーちゃん「私がダニエルとジェニファーに怒られんのよ!使い魔に『あぁ、またこの子はグータラして…』…って目で見られる虚しさがわかるっ!?」
さやかちゃん「わかったよ…はぁ」
エリーちゃん「ったくもう……」
さやかちゃん「……」
エリーちゃん「……」カタカタ
さやかちゃん「……『きっと私には不思議な力があるのだ。あぁ、だけどどうしよう、この力は世界を滅ぼしかねない魔性の力……選ばれし者はやはり孤独に生きるしか……』【ガンッ!!】……痛いんだけど…」
エリーちゃん「はぁ…はぁ…何してんのよコラ」
さやかちゃん「ベッドの下漁ったらなんかノート出てきたから読んでた」
エリーちゃん「人の黒歴史を音読すんなあっ!!つーかもう帰りなさいよ、頼むから!」
さやかちゃん「帰ったってやることないし……まどかと遊べも話せもしないなんて暇で死んじゃいそうなんだよ」
エリーちゃん「あんたねぇ…」
さやかちゃん「はぁ、まどか…転んで泣いたりしてないよね?心配だよ…」
エリーちゃん(普段とはほんと大違いだわ……)

たまには逆もよろしいかと…

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最終更新:2012年05月21日 08:20
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