30-628

628 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/05/26(土) 22:56:17.01 ID:50pxOU/P0 [2/2]
>>621-622乙です!まさかss書いてる時に来るとはwあとで読ませていただきます。

>>620から妄想を膨らませてみた

さやか「ねぇ、まどか」
まどか「なぁに、さやかちゃん?」
さやか「今度の日曜、あたしをモデルにして絵を描きたいって言ってたけどどんな絵を描くつもりなの?」
まどか「うん、それはね……」
さやか「それは?」
まどか「それは、当日までの秘密だよっ♪」
さやか「なにー!このぉ、もったいぶりおってー!」ホッペムニムニ
まどか「あぅぅぅ」
さやか「ま、まどかのチョイスだったら変なのはないと思うけど」
まどか「うん、もちろん変な服装を選んだりしないからそこは安心して」

そして約束の日。鹿目邸、まどかの部屋にて

さやか「……まさか、そーくるとは思わなかったわ」
まどか「ティヒヒ。別に変な服装じゃないでしょ?」
さやか「うん、別に変じゃない。変じゃないけどさ」
さやか「さすがにウェディングドレスは予想できなかったわ」
まどか「わたし、ちゃんと着付けの勉強してきたよ!それにママも手伝ってくれるって!」
さやか「マジ?」
ガチャ
詢子「おう、大マジだ」
さやか「おばさん……さっきすれ違ったときにニヤニヤしてたのはこういうことだったんですね」
詢子「悪いねぇさやかちゃん。まどかがどうしても協力してくれっていうからさ」
さやか「いえ、気にしないでください。……よし、じゃあまどか」
まどか「なぁに?」
さやか「今日一日まどかの専属モデルになるんだから、気合入れて描かないと承知しないわよ?」
まどか「うん、もちろん!わたし頑張っちゃうよ!」
詢子「よっしゃ。話がまとまったところでさやかちゃんの着付けはじめっか!」
まどか「うん!」
さやか「まどか、おばさん。よろしくお願いします」

その後、まどかはウェディングドレスを着たさやかに見とれながらもスケッチを描き終えた。
そしてさやかに見てもらったところ……

さやか「正直言っちゃえばそんなに上手いってわけじゃないけど」
まどか「うぅ。ごめんねぇ、さやかちゃん……」
さやか「でも、嬉しいな」
まどか「え…?」
さやか「こんなに温かみのある絵は初めて見たよ。しかもその絵のモデルがあたしだなんてさ……ちょっと照れくさいけど、でもそれ以上に嬉しいよ」
まどか「さやかちゃん……」
さやか「ありがと。こんな素敵に描いてくれて」

正直に意見を言ってもらえたこと。そして何よりもさやかが喜んでくれたことがまどかには何よりも嬉しかった。
描いてよかったと、心からそう思えた。

さやか「さて、こんないい絵をかいてもらったんだ。今度はあたしがおかえししなきゃねっ」
まどか「さやかちゃんが描いてくれるの?」
さやか「うん。まぁ、あたしそんな上手くは描けないけどさ。でも一生懸命描くから。今日のまどかみたいに」
まどか「さやかちゃんっ、ありがと!じゃあ期待させてもらうね!」
さやか「う、あんまプレッシャーかけないでよぉ……」
まどか「ウェヒヒ♪頑張って、さやかちゃん」

その翌週、今度は逆にさやかがまどかを家に招き、まどかをモデルに絵を描くことになったがそれはまた別の話。

終わりです

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2012年05月31日 13:00
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。