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59 名前:LR変更議論中@自治スレ[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 06:58:37.70 ID:mWBAUp0o0 [1/2]
まどか「ねぇさやかちゃぁん」

まどかがいつもより間延びした甘えるような声でまどかがあたしに話しかけてくる。

さやか「ん?なあに?まどか」

あたしに甘えたいんだろうな、と考えながら、あたしはまどかを正面から抱きしめる。
甘えたいというならとことん甘えさせてあげようじゃないか。まどかもあたしの体に腕を回しながら、

まどか「あのね、さやかちゃん、・・・愛してるって言ってほしいなって」

なんて恥ずかしいことを言ってくる。ああ、抱きしめたのは失敗だった。これじゃ逃げられないじゃん

さやか「な、何言ってんのよあんた・・・」

自分の顔が熱くなるのを感じる。この親友は時々、予想もしないことを要求してくる

まどか「いいからー」

まどかがあたしを抱きしめる腕に力を込める。まるで愛してるって言ってくれるまで逃がさない、と言っているようだった

さやか「えっと・・・その・・・あ、愛してるよまどか」

かっこよく決めたかったところだったのだが、気恥しさからいまいち締まらない口調になってしまう。
だが、まどかはウェヒヒ、と満足そうに独特の笑い声を上げながら

まどか「どのくらい?」

なんて聞き返してくる。ああ、顔から火が出そうってこう言うときに使うんだなぁ・・・

さやか「そうだなぁ・・まどかのことは・・・その、い、一番大事だって、思ってるよ」

まっやく、こんなこと言わせんなよ恥ずかしい。あたしは軽く深呼吸をしたあと、

さやか「愛してるよまどか。これからもずっと一緒にいたい」

と、言いながら、まどかの頭を撫でた。さっきよりは幾分かは気恥しさの抜けた、格好いい口調で愛してる、っていえた気がする。

まどか「ウェヒヒ・・・私も愛してるよ、さやかちゃん。さやかちゃんのためだったらなんでもできる、ってくらいに愛してる」

嬉しいやら恥ずかしいやら、いろいろな感情が渦巻いてしまって、その言葉に応えることができなかったので、
まどかを抱きしめる腕に少しだけ力を込める、愛してる、という感情を込めながら。


恋人同士?いいえ親友どうしですよ?

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最終更新:2012年07月28日 04:06
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