233 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/07/27(金) 18:34:29.14 ID:09rSBNQxP [2/2]
さ「暑い……」
ま「暑いね……」
ほ「あなたたち……暑いって言うと……余計暑くなるから……やめなさい……」
さ「なによー、そう言うほむらなんかそんな長い髪で見るからに暑いっていうのに」
仁「ほむらさん、少し髪をまとめてみてはいかがです?」
ほ「毎晩眠れなくて……学校も暑いし……そんな気力も……」ベシャッ さ「あ、ほむらがつぶれた」
ま「ほむらちゃん、大丈夫?」
ほ「ずっと……温暖な一ヵ月間を繰り返してたから……こんな暑さは久しぶりなのよ……病院も冷房が効いていたし……」
仁「今年の夏は特にひどいですからね」
さ「てかさ、今ばっかりは見滝原中に来たことを後悔せざるを得ないよね……。なにしろ学校中ガラス張りなのに冷房が故障中なんだもん」
ま「学校中、ほとんど温室そのものだもんね……」
仁「窓を開けてもほとんど風が入ってこないのも辛いですわ」
ま「マミさんは昨日あまりの暑さで早退したって……」
さ「マミさんは下手に襟くつろげるのも危ないしね……その点、杏子はいいよね。学校行ってないんだもん、今頃涼しいゲーセンでアイスとか食ってるに違いない!」
ま「それは正直うらやましいなぁ……」
さ「てか、仁美はなんでそんな全然平気そうなの?」
仁「あら、私だって暑くないわけではありませんよ?」
ま「でも、汗もあんまりかいてないし、わたしたちみたいにだらっともしてないし……」
仁「まあ、夏でも着物を着こんで舞踊のお稽古などがありますし、多少は暑さにも慣れているのかもしれません」
さ「お嬢様だから、自分ちであたしたちみたいに短パンにTシャツ一枚になるわけにもいかないだろうしね……」
ま「でも、さやかちゃんはちょっとだらけすぎだよ。こないだなんか短パンまで脱いでたじゃない」
さ「ちょっとやめてよー! あれはシャワー浴びてすぐだったからだってば!」
ほ「……」
さ「あれ、おーい、ほむらー? 大丈夫ー?」
ほ「というか……」ムクッ
さ「お、起きた。というか、なに?」
ほ「あなたたちこそ、見てて暑苦しいなんてものじゃないのだけれど……?」
さ「え? なんで?」
ま「そんなことないと思うけど」
ほ「そんなことあるわよ……この暑いのに、いつもと変わらず二人してひっついているじゃな い……」
さ「ひっついてるって言って、まどかを膝に乗っけてぎゅってしてるだけだよ?」
ま「そうだよ。それに、この方が涼しいんだよ?」
仁「あら、そう言えば室温が人間の体温を越えてますわ」
ほ「どこの砂漠なの、見滝原は……それに、あなたたちは良くても、見てる方はたまったもんじゃ……」バタリ
さ「あっ、ほむら!?」
ま「わわっ、どうしよう、ほむらちゃん大丈夫!?」
さ「落ち着いて、まどか! えーとえーと、そうだ、あたしたちの間にほむらを挟んで、それで冷やそう!」
ま「そっ、そうだね! ほむらちゃん、早く!」
仁「お二人とも落ち着いてくださいですわー」
243 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/07/27(金) 20:39:23.73 ID:tveI0XOZ0
あまりにも暑苦しいので教室から追い出されたまどかとさやか
まどか「追い出されちゃったね、私たちいつもどおりにしてただけなのに・・・。」
さやか「ひどいよね・・・もう私たちに味方なんていないのかなぁ。」
まどか「皆が私たちに冷たくなっても私だけはさやかちゃんのそばにいるよ!
これからもこれまでも絶対にさやかちゃんを一人になんてしないから!だから、安心して、ね?」ギュッ
さやか「まどか・・・まどかは優しいね、そんなまどかのことあたし大好きだよ」ギュウウッ
まどか「ウェヒヒ、痛いよぅさやかちゃぁん」
仁美「あんなに暑苦しいものを廊下に出しとくなと他のクラスから苦情が来ましたわ」
ほむら「さらに暑苦しくなって帰ってくるなんて・・・勘弁して・・・」
ほっとくのが一番だなこれは
最終更新:2012年07月28日 04:23