313 名前:八話でまどかが契約したら…BADENDその1[sage] 投稿日:2011/07/12(火) 06:44:12.71 ID:4B6kFxi1O [1/5]
>>310を見てパターンが2つほど思い浮かびました…鬱注意!
―パターンA
「はああああっ!」
ザシュ!
「はぁ…はぁ…これでここら辺の使い魔も全滅かな。次はどこに…うっ!?」
「な、何これ…変身が解けてく…?」
「そ、そんな…今のあたしには魔女を倒すしか価値がないのに…はっ!?」
キシャアアア…
「ま、魔女っ!?くっ、とにかくまた変身しなきゃ…」
「ソウルジェムが…ない?」
「そんな、なんで、なんでよっ!?」
キシャアアア!
「あ…(あたしここで、死ぬ…?はは、結局あたし誰も守れなかったな…
大切な友達を憎んで、傷つけて…好きな人にも何にも言えなかった…ごめんね、仁美、まどか…恭介…いっぱい傷つけてごめんなさい…あたしって、ほんとバ)
グシャリ
††
「さぁ、君の願いは叶ったよまどか。さやかは確かに人間に戻った」
「ありがとうキュゥべぇ(さやかちゃん、もう無理しなくていいんだよ。これからは私がさやかちゃんの代わりに戦うから。人間に戻れば上条君にちゃんと告白出来るよね?)」
「まどか、近くに魔女の結界があるよ」
「わかった、すぐに行くよ」
314 名前:八話でまどかが契約したら…BADENDその2(1/2)[sage] 投稿日:2011/07/12(火) 06:48:39.20 ID:4B6kFxi1O [2/5]
「さやかちゃん!」
「っ!?まどか…ついてこないでって言ったでしょ」
「うん、もう私さやかちゃんについていかないよ」
「っ…わざわざ、そんなこと言いに来たのっ!?あんたあたしをバカに「今度は私がさやかちゃんを守る!」はっ?」
「さやかちゃん、決めたよ。私、魔法少女になる」
「え…」
「さやかちゃん…ごめんね。さやかちゃんの言う通り、私はさやかちゃんにばっかり辛い事を押し付けてた。だから…今度は私がさやかちゃんの分まで戦うよ」
「まどか…あんた、まさかっ!?」
「キュゥべぇ、いるよね?」
「なんだい、まどか?」
「私、契約する。願いはさやかちゃんを人間に戻す事」
「そんなことでいいのかい?君なら神にだってなれるのに」
「今の私には、これ以上の願い事なんてないよ」
「まどか、待っ…!」
「待っててねさやかちゃん。すぐに人間に戻してあげるから」
315 名前:八話でまどかが契約したら…BADENDその2(2/2)[sage] 投稿日:2011/07/12(火) 06:52:55.23 ID:4B6kFxi1O [3/5]
††
「契約成立だよ、まどか」
「うん(さやかちゃんのソウルジェム、さやかちゃんの身体に吸い込まれてた…もうさやかちゃんは戦わなくてすむんだね…よかった)」
「…………」
「さやかちゃん、これで上条君に……さやかちゃん?」
(まどかが魔法少女に…あたしがあんなこと言ったから…あたしのせいだ…あたしのせいでまどかが、ゾンビに…)
「さやかちゃん、ねぇどうしたのっ!?さやかちゃんっ!」
「…ごめんなさい…」
「えっ…」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」
「さ、さやかちゃん…?」
「ごめんなさいごめんなさいごめ……あ、あああああああ……いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
(あたしってほんとバカ…)
「さやかちゃんっ!」
「…………あれ」
「さやかちゃん、大丈「おねえちゃん、だれ?そのふく…もしかしてまほうしょうじょ!?」…さやか、ちゃん?」
「わー、わー!ほんもののまほうしょうじょなんてはじめてみたー!ふくもかわいい…おねえちゃんがつくったの?あたしもこんなかわいいふくがほしいー!」
「そんな…さやかちゃん…」
「おねえちゃん?どうしてないてるの?ポンポンいたいの?よーし、あたしがおまじないでなおしてあげる!いたいのいたいのとんでけ~」
「こんなのって、ないよ…」
パリーン…
(私に、さやかちゃんを救うなんて出来るわけなかったんだ…)
††
「すごいね、まさか契約してこんなに早く絶望するなんて」
「ありがとうまどか、おかげでノルマは達成だよ。この規模なら十日で地球は滅ぶだろうけど…まぁそれは君達地球人の問題だ」
「それじゃあね」
「おねえちゃん、おねえちゃん…こんなところでねてると、かぜひいちゃうよ?おねえちゃん、おねえちゃん…」
反省も後悔もしてる…なぜこの間からこんな救いようのない話ばかり浮かぶんだろう…
最終更新:2011年08月18日 17:34