678 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 18:59:42.49 ID:ybnpChZp0 [1/2]
先生達ネタで変なの受信した1/2
2年の美樹が担任には言いにくい相談事があるとかで一緒に生徒指導室へ行くことにした
なんでも身長の割に知り合いの一部生徒達より胸が控えめと思い込み悩んでいるらしい
客観的に見て平均値以上だし必要十分なボリュームだと思うのだが
なれど馬鹿らしいなどと一笑に付すことなかれ
このくらいの年頃はそういう些細な悩み事が若い目線で見渡せる世界の全てだったりするんだ
教師として人生の先輩として使命感を刺激された私は
いかん先手を取られた
背後に回って両脇から腕を差し込んでこようとする美樹を素早く躱し
そこからマウントポジションの取り合いが始まった
こいつ運動部じゃないはずだがなかなか引き締まった体をしている
それに悪くない身のこなしだ気に入った一つ私が揉んでやろう
いつしかじゃれ合いにのめり込んだ私達は生徒指導室の畳の間で
二人して大汗をかき微笑みあいながらへたり込んでいた
そこへ
679 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/08/27(月) 19:00:15.71 ID:ybnpChZp0 [2/2]
2/2
職員室の窓一面に広がる未来的な街並みを制服姿で闊歩する教え子達の姿が見える
ほんの十数年前とは大きく様変わりしてしまったこの街をあんな風に歩けたなら
あのころ流行ったトレンディードラマみたいにきっと素敵な放課後の出会いが待っていただろうに
事務仕事に一区切り付いたのに同僚達の手前帰ることもままならない5時から女はここよ?
そんな登場が遅い王子様への物思いに耽っていると、職員室の引き戸から不安げな顔が覗いてきた
詢子のところのまどかちゃん、いえ私が任されたクラスの鹿目さん
小柄な体格に悩んでいるのね、まどかちゃん忘れているだろうけど
あなた昔も同じことを先生に打ち明けてきたのよ?
自分自身にも思うところがあるので、生徒指導室への道すがら熱心に相談に乗った
ガラス張りの校舎には似つかわしくないモダン和風のふすまの向こうから複数の息遣いが聞こえる
大事な教え子を庇いつつふすまを開くと
そこには
最終更新:2012年08月28日 07:29