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822 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage] 投稿日：2012/08/29(水) 19:36:33.90 ID:oUhi9syx0 [3/4]
もしまどさやがやまぶき高校に進学したら

「まーどかーっ♪もう進路希望出した？」

「さやかちゃん♪うん、わたし、やまぶき高校に進学しようかなって。寮近いし、美術の本格的な勉強ができるらしいし」

「ほんと？実はあたしもやまぶきなんだーっ。へへ、またまどかと一緒だね」

「うん♪さやかちゃんとこれからも一緒にいられるの、嬉しい♪」

「もう、まどかってば･･･///ところで、まどかはどの学科選んだの？」

「えっとね、美術科。･･･わたしね、絵本作家になりたいんだ」

「へーっ、えらいねまどか。自分の将来のこと、ちゃんと考えてるんだ」

「そっ、そんなこと･･･えへへ///･･･さやかちゃんは？」

「あたしは普通科。まああたしは絵はへたっぴだし、身体動かしてるのが好きだし」

「あ･･･そっか･･･。クラス、一緒じゃなくなっちゃうんだ」

「うん･･･。まあ、でもしょうがないよ。でも学校は一緒だし、寮だって一緒でしょ？」

「そうだけど･･･。さやかちゃんとクラス離れ離れになっちゃうの、はじめてだから」

「ほら、そんなに気を落とさないで。･･･あっ、そうだまどか、帰りに喫茶店付き合ってくれる？新作のパフェにチャレンジしてみたいんだー」

「･･･さやかちゃんありがとう」


「はむぅ☆ん～っ、甘くてつめたーいっ♪ほら、まどかも食べな？」

「うん。･･･ねえ、さやかちゃん」

「んー？」

「やっぱりわたし、普通科にしようかｎ」

「こらっ、まどかっ」

「ひゃ･･････さやかちゃん･･･？」

「まどかの夢ってさ、そんな簡単に曲げられちゃうようなものだった？」

「えっ･･･」

「確かに、クラスが一緒になれないのはあたしだって寂しいよ。･･･でも、それが一生の別れになるってわけじゃないでしょ？」
「学校も寮も一緒だもん。クラスが違ったって、あたしたちの心が離れ離れになったりしないよ」
「あたしのために、まどかが自分の夢を諦めちゃうなんて、そんなのあたしがイヤだよ･･･」

「さやかちゃん･･･」
「うん･･･さやかちゃん、ごめんね。そうだよね、学校も寮も一緒なら、いつでもさやかちゃんに会えるんだもんね」

「そうだよっまどか♪あたしたちは、これからもずっと一緒だよ」

「さやかちゃん、ありがとう♪わたしたち、これからもずっと、ずぅーっと一緒だもんね♪」


『さやかちゃん/まどか、だいすきっ』