297 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/09/27(木) 00:46:12.44 ID:3mTYLxHJ0 [1/3]
「そっか、さやかちゃんってソウルジェムを肌身離さず持ってないと死んじゃうんだね」
「・・・そっか、そっか」
「・・・あっ、もうこんな時間」
「ごめんねまどか、遅くまで付き合ってもらっちゃって」
「ううん、気にしないで」
「それに・・・その、実は、今日は泊めてもらえたら嬉しいなって」
「なんだ、そうなの?それなら早く言ってくれればいいのに」
「えへへ・・・ごめんね。じゃあわたし、ちょっと家に荷物とりに行ってくるね」
「えーっ、明日でいいでしょ?寝巻きならあたしの貸すし、制服とかなら明日早くに帰れば・・・」
「ううん、そうじゃなくて・・・とにかくごめんね、わたし一旦帰らなきゃ」
「じゃあ、送ってくよ」
「い、いいの!わたし、ひとりで帰れるから!それじゃあねさやかちゃんっ」
「えっ・・・う、うん・・・いってらっしゃーい」
「・・・今日のまどか、なんだか変なの。妙にそわそわしてたし」
「・・・・・・?」
(さやか)
「わっ、キュゥべぇか・・・おどかさないでよ」
(さやか、今すぐにまどかを追いかけるべきだ)
「えっ!?なによそれ、まどかになにかあったの!?」
(そうじゃない、むしろ大変なのは君のほうだ)
(まどかが、君のソウルジェムを持ったまま帰ってしまったようだ)
「ええ?なによそれ、どういう・・・っ!?」
(・・・遅かったか)
鹿目宅
(さて、鹿目まどか、君はどういうつもりでさやかを死なせたんだい)
(ソウルジェムの件については君もよく知っているはずじゃないのかな)
「うん、知ってるよ」
(・・・ずいぶんあっさりと答えるんだね)
「だって、こうするのが一番簡単だったんだもん」
(・・・やはり、僕には人間の考えることが理解できないよ)
(だけど僕の興味のために一応理由を聞かせてくれないかな)
「だってね、さやかちゃんったらいじわるなんだよ?わたしの気持ち知ってるくせに」
「わたしには冗談みたいなスキンシップ止まりでね、ぜんぜんわたしのこと愛してくれないんだよ」
「だからね?わたしのほうからさやかちゃんを愛してあげるしかないかなって」
「さやかちゃん素直じゃないから生きてたままだと抵抗しそうだし、ちょっとの間なら腐ったりしないよね?」
299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/09/27(木) 00:57:57.97 ID:3mTYLxHJ0 [2/3]
(・・・)
(僕にはわからないね、君とさやかは親友じゃなかったのかい)
「うん、親友だよ?わたしさやかちゃんのこと大好き♪」
「じゃあわたし、早くさやかちゃんを迎えにいってあげなきゃいけないから、邪魔しないでね」
「さやかちゃーんっ、ただいま♪」
「・・・まだあったかい・・・えへへ・・・///」
「もうさやかちゃんったら、そんなところで寝てたら風邪ひいちゃうよ?ちゃーんとベッドに寝てないとね・・・♪」
「わぁ・・・さやかちゃんのくちびる、ぷにぷに・・・///」
「えへへ・・・さやかちゃん、かわいい・・・」
「・・・さやかちゃんがいけないんだよ?・・・わたし、ずっと待ってたのに」
「さやかちゃん、いつまでたってもキスすらしてくれないんだもん」
「だから・・・ね?わたしからキスすることにしたの・・・」
「これはおしおきなんだから・・・。さやかちゃん、当然受け入れてくれるよね」
これ以上は全年齢板にふさわしくない内容になりそうなので各自補完ということで
最終更新:2012年10月11日 08:19