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130 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/07(日) 21:47:55.24 ID:PJVCb+7XP
「というわけで、さやかちゃんだけ一人なのは可哀想だからいっぱい作ってみたよ!」
「なにこれ!? 手乗りサイズのちっこいあたしがいっぱい……!?」
ワラワラ マドカーマドカー
「これで寂しくないよね?」
「いやもともと寂しくないんですけど……。てかこいつらどうする気?」
「一緒に暮らそうかと思って」
「だめだよ」
「マドカー」
「はーい。ほら、こんなに可愛いよ?」ナデナデ
「正直自分の顔がこんなにいっぱいはちょっと……」
「ちゃんと一人一人個性もあるんだよ? こっちの元気な子が制服さやかちゃん、あっちの走り回ってるのが魔性少女さやかちゃん、
そっちのカーテンに隠れてこっち見てるのが乙女さやかちゃん、頭にお花つけてる小さいのがロリさやかちゃんで、髪の毛短くて
男の子みたいなのがショタさやかちゃん、全身に鎧着てるのがオクタヴィアさやかちゃん……」
ワーキャー マイアガッチャッテマスネ ヨメニナルノダー マドカアソボー
「なにこのカオス」
「えへへ。みんな可愛いよぉ」
「まどかの後ろ凄い目つきしてる暗いのは……?」
「やさぐれさやかちゃん。八話の時のさやかちゃんだよ?」
「うそ。あたし、あんときこんな怖い顔してた……?」
「うん」
「へこむわー……。ないわーあたし……。とりあえず、こいつら追い出してもらっていい?」
「ええっ!? そんなぁ!」
「だって、あたし絶対こいつらと仲良くやれる自信ないよ。同族嫌悪っていうか……ほらいまだって……」
マドカヲイジメルナー カエレー マドカナカナイデー
「わたしを守ってくれてる……ありがとう、さやかちゃんたち」
「いや、さやかちゃんはあたし……って、痛ぁ!?」
マドカイジメテイイノハタシダケ……
「さっきのやさぐれ!? なにすんのよこいつ!?」
「だめ! ひどいことしないで! ねえ、一緒に暮らそうよ、きっと楽しいよ?」
「元いたところに返してきなさいってのは……」
「みんなわたしが魔力で作った子たちだから、行くところなんかないよ……。ねえ、お願い」
「……やれやれ。しょうがないなぁ」
「やったー! さやかちゃんだいすき!」

「エリー」
「なに?」
「まどかに許可を与えたら次の日には百人くらいのあたしが家の中にいた件について」
「……ダニジェニ貸そうか?」
「いい……」

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最終更新:2012年10月15日 08:23
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