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254 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/09(火) 08:10:05.49 ID:UG/GlU1U0
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ずっと仲良しっていい響きですよねv
244
なぜここでそれをwwwHARAさんの顔芸は世界一ィ~!!

前スレ1000のまどっちの胸が大きくなるお話しを上げさせていただきます。
というか自分が適当に書いたら踏んじゃったて自演っぽいですが…(汗
短いですが微妙に表現がR15くらいかもしれないのでろだです。
http://ux.getuploader.com/madosaya/download/150/pearly+drops.txt

[pearly drops]

最近まどかの様子がすこぶる変だ。
いつもはちょっとノーテンキにニコニコと笑顔を浮かべる可愛く優しい女の子なのに、
ここ数日は頻りに「う~ん」と唸りながら険しい表情を見せる事が多くなっていた。

「ねぇまどか、どっか具合悪いの?」
「うーん…何でもないよぉ…。」

学校でも調子は相変わらずのご様子だ。
放課後さやかが訊ねてみてもまどかはなかなか理由を話したがらない。
しかしあからさまに目を伏せる仕草を見るには何やら訳ありなのだろう。
さやかは少し腰を落とし耳元に顔を寄せると、まどかが話し易い様にとこっそりもう一度訊いてみた。

「(もしかして話し辛い事なんじゃない? 無理に言えとは言わないけどさ。)」
「ぁぅぅ…。」

図星だったのだろう。まどかは情けない声を上げて更に縮こまってしまう。
その反応が一層可愛らしかったのか、さやかは思わずよしよしと頭を撫でてあげていた。

「えっと…そのぉ…笑わないで聞いてくれる…?」
「…理解ったよ、笑わないから。」

漸くまどかは話す気になった様だ。上目遣いに恐る恐るさやかを見上げながら口を開く。
どうやら本気で悩んでいそうなの、でさやかは揶揄したりせず真剣に話を聞く事にした。

「あのね…わたし最近体重が増えて来ちゃって…。背はあんまり伸びてないのに…。
 あとね、最近ずっと胸が苦しくって、それになんだか肩こりが酷いの。わたしもうおばさんになっちゃうのかなぁ…。」
「…あー…。」

まどかの相談というか症状を聞き終えたさやかは何か納得した様に相槌を打っていた。
その反応に訝しげな顔のまどかだが、さやかは構わずまどかの手を引っ張っていずこへと立ち去ってしまった。


………♭♭♭………


―学校/女子トイレ―

ここは女子トイレの個室。さやかはまどかを連れてやや強引に二人で一つの個室に入ったのだ。
しかもやや薄暗く狭いこの場所で、まどかは何と"ブラウスを脱いで"と命じられてしまった。
思い切って悩みを打ち明けたと思ったらいきなりの大胆な仕打ちにまどかは半ばパニック状態だった。

「いいから見せなさいって。誰にもバレない場所ってここしか無いんだし。」
「で、でもぉ…。」

個室に二人は流石に狭い。この超至近距離で下着を晒せと言うのだからたまったものじゃない。
勘違いしたまどかは真っ赤になりながら"さやかちゃんの為ならいいかな…"
等と自分に言い聞かせたものの、いざ服に手を掛けると恥ずかしくてたまらない。
両手を胸の前で交差させてもじもじする姿はえっちな行為前の女の子そのものだった。
ただここは残念ながら学校のトイレ。そんなムードのある場所ではないが…。

「…ぅぅぅ…。」

躊躇いながらも震える指で上着を脱ぎおずおずとブラウスのボタンを外すまどか。
一つ一つ外す度に愛らしい薄ピンクの肌が露になり、次第に耳まで林檎の様に真っ赤になってゆく。

「(うわっ…エロ……って違う違う!)」

まどかの羞恥心と葛藤する様子は同性と言えど欲情を誘うには十分だった。
さやかも一瞬虜になりかけたがすぐに正気に戻る。
これでも一応真面目に親友の悩みを解決する段取りなのだから。
やがてまどかがブラウスの前を空けると、そこには今にもはち切れそうなピンクの下着があった。

「あー…やっぱし…。」
「さ…さやかちゃん…? 何がやっぱりなの…?」
「ほら、もう理解ったから服着ていいよ。」
「ふえっ!? で、でもぉ…。」

せっかく勇気を出してお望み通り脱いだのに「何それ」と言いたげなまどかの表情。
ちょっとぶー垂れながら渋々服を着始める。要するにまどかが独りで誤解していただけなのだ。
それでも密かな期待と共にやはり安堵の気持ちもあった。
もしさやかが自分を求めるならこんな場所じゃなくて良かったなぁと。

―帰り道―

「あ、そうだまどか。お小遣い2000円くらいある?」
「ううん。今月はもうあんまり残ってなくて…。」
「うーん…んじゃ今日家に知ひ…はちょっと言い辛いか…。詢子さんいる?」
「ママなら今日お仕事終わるの早いって言ってたけど…?」

帰り道のさやかの質問にまどかはますます訳が理解らず頭上に?マークを増やしていた。
母の詢子にお小遣いでも交渉するのだろうか?
そうこうしているうちに早くも鹿目家に到着してしまった。


………♭♭♭………


―鹿目家/まどかの部屋―

「…という訳でして。見てくださいよこれ。」
「あうう…あんまり見ちゃヤだよぉ…。」

"まどかの胸が大きくなってきたのでブラジャーを買ってあげてください"。それがさやかから詢子への提案だった。
まどかの今のブラは明らかにサイズが合わずに胸元は苦しそうにひしめいている。

「おいおいまどか…どうして誰にも言わなかったんだい?」
「だってぇ…恥ずかしかったんだもん…。」
「でもちゃんとあたしには話してくれましたよ。むしろこれってめでたい事じゃないっすか!」

傍にいたさやかの成長が早かったのもあり、まどかは自分の物がそうなるとは思ってもいなかったのだろう。
見た感じはまださやかとは僅かばかり差があるものの、女性らしい体形に大きく前進したと言える。

「さやかちゃんがいつもわたしにセクハラばっかりするからだよ…。」
「言われてみれば最近確かに触り心地が違った様な…。ってママさんの前で何て事言わせんのよ!」

突然矛先を向けられたさやかは自然に自爆、そして慌てて弁明していた。
"好きな人に触られると成長する"のはあながち嘘でもないのかもしれない。

「あっはっは!やってくれるねさやかちゃん! 責任はちゃんと取るんだよ~?」
「あっ…!」
「マ、ママぁ…!」

娘達のやり取りに詢子は怒るどころかニヤニヤも隠さず高らかに笑う。
二人の仲を知っているのと、引っ越した直後からまどかがお世話になったさやかの事を信頼しているからだ。

「サイズ合わないのは健康的に良くないだろうから早速買いに…と言いたいトコなんだが…。
 ここはさやかちゃんに任せても大丈夫かい? まどかにはちゃんとお金持たせとくよ。」
「はい、そのくらい全然オッケーですよ。じゃぁとびきり可愛いのを買わなきゃね~!」
「ええーっ!? 普通でいいよぉ…!///」

自分の胸の話になると弱いのか、まどかは途端に真っ赤になって俯きながら抗議する。
既に似た悩みを経験したと思われるさやかに先導され、まどかはデパートへと向かうのだった。


………♭♭♭………


―デパート―

「肩こりなんて本気でおばさんになっちゃうかと思ったんだよ。」
「ああー…それ理解るわ。しかもまどかはロリ巨乳かぁ。」
「ろり…きょにゅー…。」

さやかの命名に対しもの凄く不満そうなまどか。でもそれさえも可愛らしかったりする。
お詫びに早速小さなピンクのちびっ子を両腕で包み込んでさやかは耳元で囁く。

「ごめんごめん。まどかは本気で可愛いよ。何たってあたしの嫁に相応しい…」
(ふにゅん)
「ひゃぁんっ!?」
「うんうん、感度も良好ですな~♪」
「もう…さやかちゃんってばー…。」

まどかは背中から胴を包む愛としい人の手を嬉しそうに抱き込んだ。
セクハラとは言うものの幼い頃からのスキンシップは意味を変えて今も続いている。
友情は二人でも気付かぬうちに愛情へと芽生えていたのだから。

「わたしどんなのが似合うかなぁ。」
「これなんかどう? 黒のレース&ガーターベルト♪」
「さやかちゃんもお揃いで買ってくれるならいいよ?」
「わー!嘘です!冗談です!」

からかうつもりで言ったもののあっさり返されたさやかはうろたえる。
まどかに散々可愛いと連呼しつつも自分が魅力的だと褒められるのは未だに慣れないらしい。

「さやかちゃんはスタイルいいし背も高いからちょっとえっちなのも似合っちゃうよ♪」
「こらこら!今日はあんたのを探しに来たんでしょうが。」
「えへへ…そだね。」

しかしまどかと心が通じ始めてからは頑なに拒否する事もなくなって来た。
自分の事を誰より認めてくれる存在が傍に居るからだろうか。

「もうちょっと大人になったら…ああいうのもいいかな…。」
「さやかちゃん…?」

お互いに可愛いと認め合えるから。大好きだって、大切だって思えるから。

「まぁそれは置いといて。まどかには…こういうのどうかな?」

さやかが選んだのはピンク色でなかなか色っぽい造りの上下のセットだ。早速試着室で試してみる事に。
まどかの髪色とイメージにぴったりで、あしらわれたフリルがまどかと言う小さな花を引き立てている。

「へぇー…凄く綺麗じゃん…!」
「ふぇ? 可愛いじゃなくて…綺麗…?」
「ん?まぁまどからしくて可愛いんだけど、やっぱこうしてみると大人っぽくなったんだなぁって。」
「大人っぽく…! えへへ、なれたかなぁ♪」

もじもじと恥ずかしそうにしていたものの、いつもとは違い"大人っぽく"と褒められたまどかは頬に手を当てて嬉しそうだ。
可愛いと言われるえのは嫌いじゃないが本心は可愛いよりも綺麗なのだろう。

「ほら、これで髪なんて下ろしてみれば…大人まどかの完成だぁ~!」
「わわ!急にリボン解かないでよぉ!」
「まぁまぁ。鏡見てみなよ?」

鏡に映るのはピンクの髪に肩を隠された、開きかけた花の様に愛らしい女の子の姿。
さやかとは今も身長差はあるものの、以前のまどかからは想像出来ないスタイルの良さが強調されていた。

「わぁぁ…! これ…わたしだよね…?」
「んー? 目の前にいるのはあたしの可愛い嫁ですよーっと♪」
「ひゃぁん!さやかちゃぁん♪」

少し自分に見蕩れてぽーっとするまどかの肌を撫でてみたり。まどかの身体もそれに相応しい反応だ。
それから試着室で二人のイチャイチャタイムは店員に止められるまで続くのだった。

[pearly drops]

おしまい。

あと以前に書かせていただいた王子様なさやかちゃんのイメージっぽい絵です。まだ途中な上に可愛くないですが…。
http://ux.getuploader.com/madosaya/download/149/sacred+test.jpg

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最終更新:2012年10月22日 07:36
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