910 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/16(火) 03:21:03.44 ID:ZyWIbP0D0 [1/3]
「まどか・・・好きだよ・・・・・・」
「ううん、大丈夫。ぜんぶあたしに任せて」
「ふふ・・・可愛い・・・・・・」
「いくよ・・・・・・まどか・・・」
「うわああああああああああああああああああああああああたしこんなの無理言えるわけないって!!!」
「あら、きちんと台本どおりに演技してもらわないと辻褄が合わなくなってしまいますわ」
「だってだって!・・・というか題目『白雪姫』なのにお姫様の名前普通に『まどか』になってるのっておかしいっしょ!?」
「し、しかもそのあときっきききききs」
「違いますわさやかさん、これは白雪姫ではなくて『白百合姫』です。まどかさんも納得して稽古に励んでくれていますわ」
「えぇ~・・・・・・、でも、こんなのあたしには無理だよ!ただでさえリアルでもまどかと・・・きすしたことなんか・・・ごにょごにょ」
「ふぅ・・・。さやかさん、普段は積極的なのに、こういうことになると途端に奥手になってしまいますわよね・・・」
「そんなことでは、いつかまどかさんを他の女性にとられてしまいますわよ」
「そ、それは・・・」
「仕方ありません、こうなれば特訓しかないようですね」
「・・・・・・あっ、まどかさん?今よろしいかしら・・・・・・ええ、演劇の・・・はい、さやかさんのお宅に・・・・・・ええ、お待ちしていますわ」
「ちょっ、仁美、あんたまさか」
「本番ではどうあっても演じなければならないことなんですから、これからまどかさんと特訓していただきます」
「えええええええーっ!!!こ、これからっ!?」
「当然ですわ。さやかさん、以前も一度似たようなことで結局失敗してしまったではありませんの」
「ううっ・・・。あ、あれは仁美が変に急かすから・・・」
「言い訳無用です。ほら、今のうちにきちんと練習しておきませんと、まどかさんに無様な姿を見せてもよろしいんですの?」
「ううううう~・・・仁美ぃ、あんたやっぱり鬼だぁー!」
ぴんぽーん「さやかちゃーん、仁美ちゃーん、来たよー」
「早っ!ど、どうしよう仁美、あたし頭ん中真っ白になってきたよぅ・・・」
「女は度胸ですわ!さあ、まどかさんに向かって愛の言葉を!愛のくちづけをッ!」
「~~~っ・・えぇーいっ!あたしも女だ!やるときはやる!やってやるんだからああああああああ」
「まどかあああああああああああああああああああああああああああ」
ちゅっ
最終更新:2012年10月22日 07:51