397 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/10/30(火) 01:20:36.75 ID:WCtSAePF0 [1/3]
「さやかちゃん、ありがとう」
「ん?なぁにまどか」
「・・・さやかちゃん、わたしね、さやかちゃんが友達でいてくれて、本当に嬉しいんだよ」
「・・・?どうしたの、突然」
「だって・・・今のわたしがいるのは、さやかちゃんのおかげだもん」
「・・・あのときね、さやかちゃんがわたしの友達になってくれたから」
「まどか・・・」
「わたし、特技とかないし、ひとと話すのも苦手だし、スポーツとか勉強とか何やっても苦手だし、取り柄とかないし・・・」
「さやかちゃんは、スポーツもできるし、いろんなひととなかよしだし、わたしなんかとは全然」
「もう、なに言ってるのまどか」
「きゃっ」
「・・・もしかして、あたしがまどかの友達でいるのは、同情だとか、かわいそうだとか、そんな理由だと思ってる?」
「そんなこと・・・」
「そんなことあるわけないよ」
ぎゅっ
「あ・・・」
「あたしね、まどかのいいところ、たくさん知ってるよ。誰よりも優しくて、強いこころを持ってて」
「誰かのために一生懸命になれて、誰かのために笑ったり、泣いたりできる子なの」
「そんなまどかに、あたしは何度も救われてきたの。まどかがいたから、いまのあたしがあるんだよ」
「あたしが持ってないもの、まどかはたくさん持ってる。あたし、まどかのことがとっても大切だよ」
「さやかちゃん・・・」
「だから、礼を言うのはあたしのほう。・・・まどか、友達でいてくれてありがとう」
「・・・・・・うん・・・うん」
「わっ・・・もう、まどかはほんとに泣き虫なんだから」
「だって・・・」
「ふふっ♪ほんとにまどかはかわいいなぁ」
「さやかちゃん・・・///」
「ほら、もう泣かないの。あたし、まどかの笑ってる顔がいちばん好きなんだから」
「うん・・・えへへ・・・」
「・・・まどか、好き。ほんとに大好きだよ。あたしの、大切な友達」
「・・・・・・ありがとう、さやかちゃん。・・・・・・わたしも、さやかちゃん大好き」
というようなさやかちゃんが全然ヘタレじゃないような話を一度書いてみたいんだけど
俺には文章力と話の前後を作る想像力が足りないので誰かにおまかせする
最終更新:2012年11月12日 08:10