44-565

565 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/11/12(月) 19:51:36.20 ID:eNcjZLC7P [2/4]
ま「あの、さやかちゃん!」
さ「ん、なに?」
ま「わわわわたしに、毎日お味噌汁を作ってください!」
さ「いいよ」
ま「えっ」
さ「まどか何か苦手なものあったっけ? まあイナゴの佃煮は味噌汁に入らないから大丈夫だね」
ま「あの……」

ま「さやかちゃん!」
さ「はいはい?」
ま「わたし、さやかちゃんと一緒に苦労がしたいの!」
さ「だめだよ」
ま「えっ……」
さ「苦労なら、あたしにさせてね。まどかのためなら、どんなことでもあたし苦労だなんて思わないから」
ま「そうじゃなくて……」

ま「さやかちゃんてば!」
さ「なーに?」
ま「わたしね、さやかちゃんと一緒のお墓に入りたいの!」
さ「そうだね、どんなお墓がいいかな」
ま「あう……」
さ「凝った形のお墓とかいいよね。外人墓地にあるみたいな」
ま「う、うん……」

ま「さやかちゃん、わたしと結婚してくれる気ないのかな……。プロポーズ、いっつも冗談ぽく流されちゃう……」
仁「気を落とさないで、まどかさん。さやかさんはきっと気づいてらっしゃらないだけですわ」
ほ「それもどうかと思うけどね。まったく、妙なところで鈍感なんだから」
ま「恥ずかしいけど、はっきり言うしかないのかな……」
仁「そうですわね。それがよろしいかと」
ま「うん、わたしがんばるよ!」
ほ「きっとさやか、びっくりするでしょうね」

ま「さ、さやかちゃん!」
さ「はいよー」
ま「あ、あのね?」
さ「うん」
ま「その……」
さ「焦んないでいいよ。ちゃんと聞いてあげるから」
ま「わたしと……」
さ「まどかと?」
ま「けっ、結婚してくらひゃい!」
さ「……」
ま「(一番大事なところで噛んじゃったよぉ……もう恥ずかしくて死んじゃいそう……)
さ「もう、まどかったら。何回聞かれても、あたしの答えは同じだよ?」
ま「えっ……?」
さ「これでもうプロポーズ4回目じゃない。まあ、何回言われても嬉しいもんだけど」
ま「じゃあ……?」
さ「『はい、喜んで』。これがあたしの返事だよ」
ま「あ、ありがとう……///」

仁「お二人とも、ご結婚がお決まりになったそうで、本当におめでとうございます」
さ「うん、ありがと。ねえ、聞いてよー。さやかちゃん、4回もプロポーズされちゃった! こんなに想われるなんて、女冥利に尽きるってもんだよね」
ま「は、恥ずかしいからやめてよぉ。さやかちゃんがあんまりさらっと返事してくれるから、てっきり本気じゃないのかなって思っちゃったんだもん!」
ほ「まどかはさやかの思わせぶりにいつも振り回されてきたものね。疑い深くなるのも仕方ないわ」
さ「ひどいなー。あたしはまどかにはいつだって本気だよ?」キリッ
ま「も、もう、さやかちゃんったら……///」
仁「なにはともあれ、ですわね」
ほ「さやかはどう転んでもまどかを振り回すのね」

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最終更新:2012年11月28日 08:25
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