687 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/21(木) 17:28:56.77 ID:T8BvMnQtO [2/5]
まさか3週目でさやかちゃんが魔女化する際のまどかちゃんとの別れとか…
ああ、また鬱SS症候群がー!
「…………」
「さやかちゃんっ!」
「あ…まどか」
「はぁ、はぁ…もうっ!捜したよ、さやかちゃん。いきなりいなくなっちゃって、マミさんとほむらちゃんも心配してるよ」
「ほむらか…………ねぇ、まどか。あの子の言う事さ、正しかったみたい」
「えっ?」
「あたしらキュゥべぇに騙されてたんだよ。今ならわかる…わかっちゃうんだ、あたし」
「どういう、意味…?」
「はは…これ見れば納得すると思うよ」
「っ!?さやかちゃん、ソウルジェムが…!」
「回復もせず使い魔斬りまくったからね…それより見てよ、これ中がうっすら変化してるんだ」
「えっ…ーーーー!!?」
「ねっ?」
「嘘…なんで、さやかちゃんのソウルジェムの中に、グリーフシードがあるの…?」
「…………たぶん、あたし達が今まで倒してきた魔女って…魔法少女、だったんだよ。これが真っ黒に濁ったら魔女になっちゃって…後は…」
「そんなの、そんなのおかしいよっ!!待ってて、今マミさんを呼んでソウルジェムを浄…「まどか」…!!」
「いいんだよ。たぶん間に合わないし…あたし、もう疲れちゃった」
688 名前:687続き[sage] 投稿日:2011/07/21(木) 17:31:56.33 ID:T8BvMnQtO [3/5]
「さやか、ちゃん…」
「…祝福出来ると思ったんだけどね。あたし…どうもそこまで大人じゃなかったみたい」
「さやかちゃん!」
「あたし…役立たずだし。まどかに心配してもらう資格なんてないくらいにさ」
「そんなことない!さやかちゃんはいっぱい、いっぱい私を、皆を助けてくれたよ!だからそんなこと…」
「……ありがと。その言葉だけで後悔せずに逝けるよ。あの、さ…出来たらでいいんだけど、もしあたしが魔女になったら…」
「やだ!」
「…だよね。あんた、ほんとに優しいなあ…っ…!」
「あ…」
「ははっ…駄目だなぁ…あたし、まだ生きてたいみたい…涙止まんないや」
「さやかちゃんっ…!」
「これからもまどかと一緒に馬鹿やってさ、いつか、いつか仁美と恭介の結婚式を思いっきり祝福してさ…あたしもまどかも結婚して、子供作って仁美達の子と三人、またあたし達みたいな親友にっ…」
「できるよ!きっとできるから…」
「……最期に言わせて」
「さやかちゃ…」
「まどか、こんなあたしと友達でいてくれてありがとう…大好きだよ。それと…………………………………………ごめんね」
パリーン!
「きゃあっ!?」
アアアアアアッ!!
「…さやかちゃんっ…こんなのやだっ…やだよぉ…!」
イヤアアアアアアッ!!
「さやかちゃーーーーん!!」
もうやだ…お願いだよ神様…ドラマCDぐらいほのぼのしたまどさやを見せて…
最終更新:2011年08月18日 18:03