749 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/23(土) 13:21:45.97 ID:C1YAp0qZ0 [1/4]
この2人はGS譲り合う未来が見える
757 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/23(土) 16:07:41.26 ID:dGfrFTrIO [5/6]
>>749
いや、あえてここはGSを奪い合うというのはどうでしょう
「まどか、早くGSを渡して!このSG浄化しなきゃいけないんだから!」
「さやかちゃん、何言ってるの!?これはこっちのSGに使うべきだよ!」
「はぁっ!?どっちが濁ってんのかなんて一目瞭然じゃん!いいから早く渡しなさいよ!」
「いーやー!」
「おいおい、あいつら何やってんだっ!?」
「美樹さやか…まどかからGSを奪おうとするなんて…!」
「おい、マミ!なんで止めないんだよ、あいつらはあんたの弟子だろうがっ!?」
「…佐倉さんも暁美さんも落ち着いて。あれはあなた達が考えてるような深刻な事態じゃないから」
「…どういう意味?」
「ふふ、見てればわかるわ」
「ぐぎぎ…早く、渡しなさいってば…!」
「むうう…絶対に、嫌だよっ…!」
「この、頑固娘…!」
「さやかちゃんこそぉ…!」
「あっ、キュゥべぇが逆立ちして腹踊りしてる」
「ええっ!?そんなの絶対おかしいよ…って、ああっ!?」
「へっへーん、隙ありだねまどか。それじゃ浄化させていただきますっと」
そう言ってさやかちゃんは自分の指につけた…【ピンク色のSG】にGSを当てます。
「ああー…もうさやかちゃん、私は後でいいのに…」
「ダメだよ。一回剣作れば壊れるまで使えるあたしと違ってまどかは一回一回矢を作んなくちゃいけないんだから魔力の消費だって激しいでしょ?」
「それはそうだけど…でもさやかちゃんだって回復に魔力いっぱい使うのに…」
「大丈夫、あたしはまだまだいけるからさ!今度のGSをまどかがあたしに使ってくれれば問題ないよ」
「うう~…無茶はしちゃダメだからね?」
「もちろん!嫁を必要以上に心配させるような真似はしないよ」
「さやかちゃんの馬鹿…そう言われたらもう怒れないよ…」
『…………』
「ね、言ったでしょう?」
「ちっ、なんだよ…ただのバカップルのじゃれあいかよ!付き合いきれるか、ちくしょーーー!!」
「…私もまどかとSGの交換を…!?ちょっと巴さん!なんで私を縛るのっ!?」
「暁美さん、野暮な事はするものじゃないわよ?というか…もう諦めなさい」
「そんな…そんなの嫌よっ…まどかぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「…これは2人も前途多難なわけよね…はぁ」
「そういえばまどか…なんで左手の薬指にあたしのSGはめてんの?」
「えっ?……えへへ、内緒だよ!」
「いや、バレバレだから」
「あうっ…」
764 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/23(土) 21:11:58.90 ID:dGfrFTrIO [6/6]
「私はさやかちゃんを幸せにしたい。全ての宇宙、過去と未来の全てのさやかちゃんを、この手で」
「神様でも何でもいい」
「今日まで私を守ってきてくれたさやかちゃんを、いつも私と一緒にいてくれた大好きなさやかちゃんを、私は泣かせたくない。最後まで笑顔でいてほしい」
「それを邪魔するルールなんて、壊してみせる、変えてみせる」
「これが私の祈り、私の願い」
「さあ!叶えてよ、インキュベーター!!」
「…………」
「ふうっ…どうだったかなさやかちゃん?」
「恥ずかしい、照れる、今のあたしを見ないで…!」
最終更新:2011年08月18日 18:05