10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/12/17(月) 19:12:17.67 ID:EvguwCC6P
さ「ええっ!? あの二人付き合ってたの!?」
仁「あら、ご存じありませんでした? 先週からだそうですよ」
ま「全然知らなかったよ~。そっかぁ、クラスでも結構カップルになってる人いるんだね」
ほ「クリスマスが近いからでしょうね」
さ「くぅ~、うらやましい! リア充爆発しろぉ!」
ほ「えっ」
仁「えっ」
さ「えっ?」
ま「ほむらちゃんも仁美ちゃんも、どうしたの? そんななにか信じられないものを見たみたいな顔して」
仁「いえ、実際に信じられないものを見たものですから……」
ほ「というかさやか、あなたがそれを言う?」
さ「え? なんで? あたしなんか変なこと言った?」
ほ「『リア充爆発しろ』というなら、まず真っ先にあなたとまどかが爆発しなければいけないのだけれど?」
さ「えー、なんでさ? あたし彼氏なんかいないよ?」
ま「わたしも……。わたし爆発しちゃうの?」
さ「大丈夫だよ、まどか! まどかはこうやってあたしがしっかり押さえてるから爆発しないよー」ギュッ
ま「きゃあっ、やんっ! さやかちゃんくすぐったいよぉ!」キャッキャ
ほ「(本当に自覚がないのねこの二人)」ヒソヒソ
仁「(いつものことですわー)」ヒソヒソ
ほ「……ちなみにさやか、イブの予定は?」
さ「イブ? んー、一緒に過ごす相手もいないしね、まどかんちでお泊まりパーティーするんだ。毎年やってる
んだけどさ、まどかが今年こそは12時まで起きてるって言ってて、あたしは絶対無理だと思うんだけど」
ま「そんなことないよぉ! 今年はパパにコーヒー淹れてもらうから大丈夫だもん!」
さ「飲めればの話でしょ? それより、まどかが寝ないで済む名案があるよ?」
ま「えっ、なになに? 教えて!」
さ「それは~、こうして、うりゃー!」コショコショムニュムニュ
ま「やあっ、あん! やめてよぉ! くすぐったくて、だめえ!」アハハハハ
さ「ほれほれ、こうしてずーっとセクハラしてれば眠る暇なんてないでしょー?」グリグリサワサワ
ま「やーめーてー! もうわたし死んじゃうよぉ!」キャハハハ
仁「コホン。あの、そろそろそのあたりにされては……」
ほ「いい加減にしなさい、さやか」
さ「ん、そう? じゃあ、まどか続きはイブにね?」
ま「もう、さやかちゃんったら……」ゼーハー
さ「あっ、まどか髪の毛乱れちゃってるね。はい、直してあげるからリボン持ってて」
ま「うん、ありがと、さやかちゃん」イチャイチャ
ほ「(事後……)」
仁「(キテマスワー)」
さ「なんか、クラス中の視線が痛いような気がするね。気のせいかな」
ほ「気のせいじゃないわよ。それで? イブの後は?」
さ「ん? ああ、25日はあたしんちでお泊まりしてー、26日は一緒にトーキョーディスティニーランド行くんだよね。
そんで、27日は一緒に冬休みの宿題やって、28日から30日まではまどかんちの温泉旅行にあたしもご一緒させて
もらうんだ。大みそかは一緒に除夜の鐘つきに行って、そのまま二年参り。三が日は……」
ほ「……」コトッ
ま「なあにこれ?」
ほ「手榴弾よ」
さ「ちょっとぉ! そんなもんあたしの机に置くなあ!」
ほ「リア充は爆発するんでしょう?」
さ「だからあたしリア充なんかじゃないっつーの! 年末年始だってまどかとしか一緒にいないじゃん!」
ま「そうだよ。わたしたち全然リア充なんかじゃないよ」
ほ「~~~っ!」ブルブル
仁「ああ、あまりの話の通じなさにほむらさんが二個目の手榴弾を取り出そうとしていますわ! けれどさすがに
まどかさん相手にはそんな非道なことが出来なくて葛藤してらっしゃいます!」
さ「なんか仁美それあたしにひどくない!? あたしなら爆破してもいいってゆーの!?」
ほ「そうよ、二個目の手榴弾もさやかの前に置けばいいんだわ!」
仁「ほむらさん落ち着いてくださいですわー。はいしまってしまって」
さ「はーやれやれひどい目に遭ったわ。さて、リア充になれないさやかちゃんは、まど充するのだー!」キャッキャウェヒヒ
ま「きゃー♪ わたしもさや充するのだー!」キャッキャウェヒヒ
クラス全員「(お前ら一年中まど充&さや充してんじゃん……)」
>>1乙。
最終更新:2013年01月18日 08:10