3-852

852 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/26(火) 00:22:53.27 ID:0FSxb1f5O [1/4]
仁美ちゃん特製の台本…まどかちゃんとさやかちゃんに別々に渡されたその台本には最初の台詞と【相手に合わせてアドリブでお願いしますわね】という言葉しか書かれていなかったのです…!

(ア、アドリブッ!?仁美のやつアドリブだけで乗りきれって言うわけっ!?……しょうがない。まどかの台本はちゃんとしてみたいだからまどかに合わせよう)
(アドリブなんて無理だよぉ~!ううっ…こうなったらさやかちゃんに合わせるしかないよね…さやかちゃんの台本はちゃんと書かれてみたいだし)

「まどか姫、ごきげんよう。本日も大変可愛らしい…(これでいいんだよね…?)」
「ご、ごきげんようさやか王子。あなた様こそ相変わらず凛々しいお姿ですね…(後はアドリブ…さやかちゃんお願い!)」

―ここからアドリブ―

「いえいえ、私などまどか姫の可愛らしさに比べたら…」
「そ、そんなことありません…私程度の器量ならいくらでもいるはずです」
「またまたそんなご冗談を。私としては今すぐにでも城で永遠の愛の誓いを交わしたいくらいですよ?」
「っ!?さ、さやか王子…それはどういう意味でしょうか…?」

(よしよし、ちゃんと合ってるみたいだね…でもまどか、すごい演技うまいなぁ。まるでほんとに恥ずかしがってるみたい)
(さ、さやかちゃん…かっこいいよぉ…演技だってわかってるのに、すごくドキドキしちゃう…)

「それはもちろん…」
「あ…」
「プロポーズ…求婚しているんですよまどか姫」
「そ、そんなお戯れを…私があなた様につりあうわけが…」
「そのような事を言わないでください!私は、本当にあなたに心からお慕いしているんです…」
「さ、さやかちゃん…わ、私…!」

(あ、あれ?まどか、いつもの口調になっちゃってるけど…これに合わせるならあたしも元に戻さなきゃ駄目か)

「まどか、聞かせて…あたしはあんたが好き…まどかは、どう?」
「わ、私も…さやかちゃんが好き…!大好きだよっ…!」
「まどかっ…!」
「さやかちゃんっ…!」

「なぁ、志築…これはさすがに止めた方が…」
「中澤さん、何を言ってるんですっ!?むしろこれからが本番だというのに!」
「えっ、いや…だってこのままじゃあいつら完全に2人の世界に…」
「それでいいんです!」

「まどか、好きだよ…」
「さやかちゃん…私も大好きだよ…」

((あぁ…なんか本気になっちゃいそう…))


仁美ちゃん…どうしてこうなったw

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2011年08月18日 18:10
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。