48-663

663 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/12/14(金) 21:52:22.05 ID:WDTRyqdiP [14/15]
まどか「最近わたし変なの・・額じゃ足りなくて」

700 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/12/15(土) 07:21:54.10 ID:Af0Cwfio0 [4/9]
>>662
>>663

ま「あのね、相談したいことって言うのはさやかちゃんのことなの」
ひ「さやかさんの・・・ですか?
ま「うん、あの、仁美ちゃんも見てると思うけど、最近さやかちゃんが・・・ね、その・・・おでこに・・・キ、キスをしてくるんだけど」
ひ「あら、まどかさんはさやかさんにキスされたくないと?」
ま「べ、べつにいやじゃないんだけど、人が見てるときとかにも・・・その・・・」
ひ「(な、なら人が見ていないときはお、思う存分キスを!?いや、もっとすごいことを・・・!?ああイケマセンワお二人はまだ中学生・・・)」
ま「仁美ちゃん?」
ひ「ハッ、ご、ごめんなさいわたくしとしたことがつい・・・」
ま「「それでね、せめて人前で・・・はそのやめて欲しいなってって思って、なにかいい案、無いかなぁって」
ひ「お任せください!それならば妙案がありますわ!」



ところ変わってここは私の部屋です。ベッドに座って2人でお話していたときのことでした

さ「さてはもっとかわいくなって男子にもてるつもりだなぁ!だが許さんぞ!まどかはあたしの嫁になるのだぁ!」
ま「え、ええ!?そんなこといってな、キャッ」

さやかちゃんがいつものように私に抱きついてきて、くすぐったりしてきます。そして最後におでこにキス、最近はいつもこういう流れなんです
私はさやかちゃんにキスされて、恥ずかしくって顔が赤くなってしまうのを感じます。でもさやかちゃんはいつもの笑顔のままなんです。これって
ちょっと不公平だと思います。だけど今回は私だけが恥ずかしい思いをするのではありません、さやかちゃんを恥ずかしがらせる作戦を仁美ちゃんから伝授されてきています
仁美ちゃんが言うのには

「あれでさやかさんは恥ずかしがりやさんですから、まどかさんにキスするのが恥ずかしい、と意識させれ少なくとも人前では控えるのでは?そのためには・・・」

わたしは仁美ちゃんを信じ、仁美ちゃんが考えてくれた言葉をそのままさやかちゃんに投げかけます

ま「あ、あのね・・・さやかちゃん」
さ「ん?どうしたの?

うう・・・これよく考えたら私のほうもすっごく恥ずかしい・・・でも私の、後の平穏のためです。勇気を振り絞って言います

まどか「最近わたし変なの・・・おでこじゃ足りなくて・・・」

自分の顔がさらに真っ赤になってしまっているのが自分でもわかります。さやかちゃんの顔をまともに見ることができなくなりもじもじとしてしまいます
しばらく、何も反応がないのでおそるおそるさやかちゃんをみると、いつに無く真剣な顔で私のことを見つめていたため、私は思わずドキッとしてしまいます。
も、もしかしてさやかちゃん本気にしちゃったのかな、今からでも「冗談だよ」っていったほうが、などと考えていると急にさやかちゃんが私に詰め寄ってきて、
私はベッドの上に倒れてしまいます
そしてその上にさやかちゃんが覆いかぶさってきて、つまりは「押し倒される」形になってしまいました

701 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/12/15(土) 07:22:29.81 ID:Af0Cwfio0 [5/9]
さ「ねぇ・・・どういうこと?」
ま「えっ?えっ?」
さ「おでこじゃ満足できない?じゃあどこにキスすればまどかは満足するの?」

かわらずさやかちゃんは真剣な顔をしています。整ったさやかちゃんの真顔を前に、心臓がどきどきと鼓動を打つばかりで私はうまく言葉を紡げません

ま「あ、あの・・あのね」

なんとか言葉を発しようとするわたしのくちびるをさやかちゃんは人差し指でやさしく抑えます。私は口を開けなくなってしまいました

さ「あたし知ってるよ・・・まどかがどこにキスされれば満足するのか・・・おでこじゃなくてもっと下なんだよね・・・。フフッ・・・唇柔らかい・・・ねぇまどか、目、閉じて」

急な展開に私は頭の中が真っ白になってしまいました。た、たしかに私はさやかちゃんが大好きだけれどでもそれは友達としてであって
ちょっとさやかちゃんを困らせようって思ってさっきみたいなこと言っただけでまったくそんなつもりはでも今さらさやかちゃんのことを
拒否したらさやかちゃんきっとすごく傷つくだろうしでも私たちは女の子どうしなのにでもさやかちゃんは大好きだけど

さ「目、閉じな」

そんなことをぐるぐる考えていたら、さやかちゃんがさっきよりきつい声でそう命令してきます。私は反射的に目をぎゅぅっと瞑ってしまいます

さ「フフフ・・・いい子だね、まどか・・・大好きだよ」

相変わらず思考がまとまらなくて何も言えず、さやかちゃんの言葉に流されるままになってしまいます
やがて、さやかちゃんの指が私の唇からわかれその後、柔らかいさやかちゃんの唇の感触が伝わってきました・・・・わたしのほっぺたに

ま「!?」

てっきり唇にキスをされてしまうものだと思っていた私は拍子抜けしてしまいましたさやかちゃんのほうをみると顔を真っ赤にして少し震えていました・・・

さ「プッ・・・クククあははは!まどか顔真っ赤だよ、まっかっか!あははは!あーおっかしいはははひひひ」
ま「え?え?え?」
さ「どうせ仁美あたりの入れ知恵でしょ?ふふふ、だがこのさやかちゃんを謀ろうなんて10年はやいのだー!」
ま「さ、さ、さやかちゃんの馬鹿ぁ!!」

まどか(じつは期待してた、なんていえない・・・)
さやか(じつは途中までガチだったなんていえない・・・)

おしまい

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最終更新:2013年01月25日 07:54
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