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3 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage] 投稿日：2013/01/31(木) 01:47:50.26 ID:3tPanaYDP
ｺﾝｺﾝ
ま「こんにちはー。エリーちゃんいるー？」
エ「はーい。ああ、神様ですか。またいつものですか？」
ま「うん！ はい、USBメモリ。いつもごめんね。」
エ「いや、いいんですけど。……結構ありますね、500MBくらいですか」
ま「えへへっ。だって、さやかちゃんっていつ見てもとっても可愛いんだもん！ ついつい写真撮りすぎちゃって」
エ「（隠し撮りっぽいのも半分くらいあるな……）これ全部HPに上げなきゃだめですかね……？ 結構めんどく」
ま「だめだよぉ！ 分霊の皆が見たがるし、まど界の皆にもさやかちゃんの魅力を全部見てほしいし！」
エ「（あ、やな予感）」
ま「だーってね、昨日のさやかちゃんったら、なにしても全然起きなくって！ ためしにわたしの女神衣装着せて
みたんだけど、眠り姫みたいでほんと素敵だったの！ だからもう300枚くらい写真撮っちゃって、それで」
エ「（ここで止めないと長くなる！）ああ、はいわかりましたってば！ そういう写真を一人占めするなって
分霊たちに言われるから、さやか専用のHPに写真を上げて誰でも見られるようにしたんですよね！」
ま「うん。皆大喜びしてくれてるの！ 分霊以外の子にも結構好評なんだよ！」
エ「さやかには秘密でやってるってのが引っかかりますけどね」
ま「だって、さやかちゃんが知ったら恥ずかしがると思うし。さやかちゃんあんなに可愛いんだし、
恥ずかしがる必要なんかないのにね。エリーちゃんもそう思うでしょ？」
エ「はあ（プライバシーとはなんだったのか）」
ま「……あ、でもやっぱりエリーちゃん迷惑？ HPに上げるの、毎回エリーちゃんにやってもらってるもんね」
エ「いえ、それはいいんです、パソコン作業は好きですから（作業してる間中ずっと隣でノロケられさえしなきゃ）」
ま「うーん、何かいい方法ないかなぁ」
エ「いっそこれ、クラウドストレージにしたら色々と捗りますよ」
ま「くらうどすとれーじ？」
エ「ええ。神様スマホ持ってますよね？」
ま「うん。さやクシーSⅢαだよ。分霊たちもみんなこれ持ってるの。かっこいいでしょ？」
エ「（この壊滅的ネーミングセンス……さやかの命名だな。神様が気に入ってるところから見ても）
じゃあ、好都合です。さやかの画像を、全部クラウドに上げることにしましょう」
ま「そうすると、今までとは何が変わるの？」
エ「専用アプリを使えば、スマホで撮った写真を自動的にクラウドにアップロードできるんです」
ま「そうなの！？ じゃあ、毎回エリーちゃんにやってもらわなくても済むんだ！」
え「そうです。あと、このクラウドを他の分霊たちと共有することで、分霊たちもさやかの写真を見られますし、
分霊たちのスマホから写真をアップロードすることもできるようになりますよ」
ま「すごーい！ そしたらさやかちゃんの写真がもっといっぱい集まるね！」
エ「そういうことです。ちょっと時間を下さい。クラウドとアプリを用意しますから」
ま「うん！ ありがとう、よろしくね！」

× × ×

http://dl10.getuploader.com/g/madosaya/193/dropboxColla.jpg
エ「はい、スマホにアプリを設定しましたんでこれでもう使えますよ。今までの写真もクラウドに上げてあります。見てみてください」
ま「わあ、さやかちゃんの写真がいっぱい！ これ、パソコンでもスマホでも見られるんだよね？」
エ「ネットがつながるなら、どこでも見れますよ。それと、ためしに一枚写真撮ってみてください」
ﾊﾟｼｬ
ま「あっ、何もしてないのにクラウドに写真が増えたよ！ すごい便利！」
エ「でしょう。分霊たちにもこのアプリをインストールさせれば、皆で同じことができますから」
ま「うん！ 皆でもっともっとさやかちゃん撮るね！ 本当にありがとう、エリーちゃん！」
エ「お安いご用です（これでノロケの洪水から解放される……）」

一週間後。
さ「……それでね、最近まどかが全然あたしに構ってくれなくなっちゃったんだよ……。ぐすっ、いっつもスマホ見てるばっかりでさ……。
たまに相手してくれる時は、必ずあたしに恥ずかしい服とか着せて写真撮ろうとしてくるし……。ううっ……あたしが嫌がると、
今度はお風呂とか着替えとか隠し撮りしようとしてくるんだ……。ひっく、でね、街に出てもいっつも誰かの視線感じるし……
こっそり写真撮られてるような気もするし……あたしもうノイローゼだよ……。どうしてこうなっちゃったんだろ……。
エリー、なんか知らない……？」ｳｼﾞｳｼﾞﾒｿﾒｿ
エ「」

>>1乙