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350 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/12/31(月) 18:36:28.53 ID:relHRF9K0 [6/7]
一回目

さやかちゃん「ありゃ…城の最上階に人が居るなんてミスったなぁ…。」
まどかちゃん「えへへ怪盗さん、宝物の場所を教えてあげてもいいよ。でも一つだけお願いがあるの。」
さやかちゃん「…?」
まどかちゃん「ちょっとだけお話し相手になって欲しいなって。わたし、ずっとこのお城から出られなくて…。」

二回目

さやかちゃん「こんばんわお姫様。」
まどかちゃん「あれぇ? 怪盗さん、もうここには宝物は無いよ?」
さやかちゃん「今日は仕事のついでにちょっと寄り道しただけだよ。」

三回目

さやかちゃん「こんばんわお姫様。」
まどかちゃん「怪盗さん、また遊びに来てくれたんだね、今日もお話聞かせてくれる?」
さやかちゃん「そんじゃぁね、今日はドイツのあるお城に忍び込んだ時のお話をしようかな。」

四回目

さやかちゃん「こんばんわお姫様。」
まどかちゃん「ねぇ怪盗さん、わたしも一緒に外に出てみたいなぁ。一晩だけでいいの。夜の街をこっそり歩いてみたい…。」
さやかちゃん「お安いご用だよ。でもあたしもあんたもこのままじゃ街は歩けないから変装しないとね。」

五回目

さやかちゃん「こんばんわお姫様。この城から物を盗むのは久し振りだなぁ…。」
まどかちゃん「ふぇ…?」
さやかちゃん「今日はね、この城の可愛いお姫様を盗みに来たんだよ。どう? あたしと一緒に外の世界に出てみない?」
まどかちゃん「いいの!? わたしも怪盗さんと一緒に行きたい!」
さやかちゃん「しっかしあたしとした事が…。怪盗が自分の物盗まれるなんて間抜けだなぁ…。」
まどかちゃん「どういう事なの?」
さやかちゃん「ううん、唯の独り言だよ。それじゃ、行こっか。」

そしてお姫様はいずこへと姿を消し、遠い街で怪盗さやかちゃんの帰りを待つ妻となりました。
みたいなのがいいです。

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最終更新:2013年02月15日 07:43
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