246 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/02/18(月) 02:38:40.89 ID:V3zrSWXc0 [3/3]
頑張りすぎて裏目に出ちゃう事もありそう、さやかちゃん。
>>183頭ポンポンから。
詰まった…、もう無理なのであきらめて投稿。
小学生時代。
「…でね、わたしを泣かせたらママが反撃してやる…だって」
「あはは。さすがまどかのママ。あ、でもあたしもまどかを泣かせるやつがいたら絶対に許さないよ!」
「わ…///ありがとう、さやかちゃん///…キャ」
すっかり嬉しくなったわたしは、前がおろそかになっていて目の前の石に躓いてしまいました。
「…うう、痛いよ~」
「わ!まどか大丈夫!?…傷口みせて」
すぐにさやかちゃんが駆け寄ってきて、わたしの体を優しく起こしてくれます。
「うーん。膝の表面が少しだけ摺れてるみたい。他に痛いところはある?」
フルフル。
「そっかぁ、たいしたことないみたいで良かったよ」
さやかちゃんは、"いたいのいたいの飛んでゆけー”とわたしの頭をポンポンしてくれます。
「でも、早く家で消毒しないとね。…さ、まどか、背中に乗って」
「わわ。さやかちゃん///」
さやかちゃんはわたしに背中をぐいぐい近づけてきて、わたしに乗るように促します。
ドキドキしながらもさやかちゃんの首にそっと手をまわすと、さやかちゃんはわたしの両足に手を絡ませて立ち上がります。
「さやかちゃんの背中とっても気持ちいい…」
前におんぶされた時も思ったのですが、こんなにも心地のいい場所はなかなかないと思います。
「えーと、ありがと…。それじゃあ、まどかの家にしゅっぱーつ!」
さやかちゃんは少し照れくさそうに笑います。
そうして家に向かう間、わたしはさやかちゃんの背中をずっと堪能していたものでした。
現在。
「…うう、痛いよ、さやかちゃん…」
「膝をすりむいたみたいだね。家で消毒しないと」
さやかちゃんが、わたしを優しく起こしてくれます。
わたしはさやかちゃんの背中に手を伸ばしています、無意識のままに。
「あ、おんぶ?もちろんいいよ。怪我をしたまどかを歩かせるわけにはいかないって!よいしょっと」
「えへへぇ。さやかちゃんの背中、とっても気持ちいい!」
ぎゅっと抱きつきます。
「もぅ、甘えん坊さんめー。それじゃあまどかの家にしゅっぱーつ!」
最終更新:2013年04月09日 08:07