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100 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/07/30(土) 19:43:25.38 ID:DZaNGS83O [2/2]
>>98
GJ!
やっぱりこういう幼い頃から続いてる絆っていいですよね!

さて続けてになってしまいますがこちらもこんなSSを

パサッ…

「あっ」
「うわ、ごめんまどか!本落としちゃ…あれ、この栞…どこかで見たような」
「えへへ、それはそうだと思うよ?だってそれ幼稚園の頃にさやかちゃんが私にくれた手作りの栞だから」
「そう言われればそうだね。でもまどか、こんなのまだ持ってたんだ」
「だってさやかちゃんが初めて私にくれたプレゼントだもん。捨てられるわけないよ」
「よく見たら直した跡もけっこうあるね…こんなに大事にしてくれてたんならプレゼントした甲斐があったよ」
「えへへ、他にもいっぱいあるんだよ?さやかちゃんからのプレゼント」
「えっ、マジで?」
「うん!ちょっと待っててね…よいしょ…っと!」
「っ!?(な、何、このでっかい箱はっ!?あたし…こんなにまどかにプレゼントあげたっけ…?)」
「えーっと、これが小学校一年の時にさやかちゃんがくれた消しゴムでしょ…これが同じ年にもらった色鉛筆…」
「…………」
「これは二年の時にもらったお菓子のおまけのおもちゃ…こっちは夏祭りの時にさやかちゃんが買ってくれたお面…」
「…………」
「あ、五年生の時にさやかちゃんが当ててくれたキーホルダーだ!懐かしいな~」
「ちょっと…」
「幼稚園の時にさやかちゃんがくれたおもちゃの指輪に…こっちは三年生の時に探してきてくれた四つ葉のクローバー!」
「あ、あんたどんだけとっておいてんのよ…?」
「えー…さやかちゃんと出会ってからだから…十年分くらいかな?」
「」
「あっ、見て見てさやかちゃん!小学校一年の時の誕生日にさやかちゃんがくれた【まどかを撫で撫でする券】だよ!」

(何と言うか…ここまで大事にしてくれてんのは嬉しいけど…)

「ねぇねぇさやかちゃん…これって今でも有効かな…?」
「……別にいいんじゃない?」
「やったー!じゃあさっそく…」

(気恥ずかしいなぁ…でもやっぱり嬉しいし…あたしも今度探してみよっかな?まどかとの思い出だから捨ててないだろうしね)

「さやかちゃん、どうしたの?」
「いや、何でもない。それよりさ、もっとその箱の中の物見せて。あたしも懐かしくなっちゃった」
「えへへ、もちろんいいよ!あっ、これはね…」


人によってはゴミにしか見えなくても当人達には大切な思い出だったりするのはよくある事ですよね!

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最終更新:2011年08月18日 18:24
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