53-61

61 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/02/01(金) 00:09:26.33 ID:YuqEw7fL0 [1/6]
テーマは犬プレイ・・・なんかアレな感じになってしまったが私は謝らない


放課後、あたしたちは犬と猫、どっちが好きか?という話題で盛り上がっていた。

まどか「私はどっちも好きだなぁ決められないよぉ」
仁美「わたくしは・・・犬派ですわねぇ」
ほむら「私は猫派ね」
さやか「あたしは断然犬派だよ!}
ほむら「まぁ、さやかは犬っぽいものね。」
さやか「な、なによそれ?あたしのどこが犬だって?」

ほむらは立ち上がり、不意にあたしの目の前に手を差し出してくる

さやか「な、なによ。今日はお金なんて持ってないわよ?」
ほむら「お手」
さやか「やるわけ無いでしょうが!」
ほむら「あら残念。」

ほむらにつられてか、まどかと仁美も立ち上がる。時計を確認してみると、もう5時を回っていた

仁美「つい話し込んでしまいましたが、もう5時を回っていますのね」
まどか「じゃあそろそろ・・・」

まどかはそういいながらあたしに手を差し出す。まどかがみなまで言い終わる前にあたしはまどかの手をとって立ち上がる。

さやか「ん、帰ろうか」
ほむら「ほらね、犬でしょう?」
仁美「フフフ、ほむらさん、さやかさんに悪いですわ」

ほむらめ、まだ言ってやがる。仁美も少し困ったような顔でクスクスと仁美は笑っている。

さやか「・・・なにがよ」
ほむら「私にはしてくれないのに、飼い主だけには『お手』するのね。」

そういいながらほむらはにやにやとしている。

さやか「いやいや、あんなふうに手を差し出されたら誰だって手を取るでしょう」
ほむら「あら、私の手は取らなかったわよね。まどかにしか反応しないなんて、きっと飼い主の躾が行き届いているのね」
さやか「飼い主?まどかが?」
まどか「もうほむらちゃん、あんまりさやかちゃんをからかっちゃ駄目だよ。」
ほむら「フフフ、そうね、じゃあ帰りましょうか」



その後、家に帰る前にまどかの家に立ち寄ったら、今日は知久さんが夕飯をご馳走してくれる、と言ってくれたため、あたしは今、まどかの部屋にいた。

さやか「全く、ほむらの奴失礼しちゃうわよね、あたしが犬だなんて!」
まどか「でも私、犬って可愛くって大好きだよ?」
さやか「そういう問題じゃないわよ・・・」
まどか「それにね、さっきパパがご飯食べて行く?って聞いたときさやかちゃんなんだか尻尾振ってるみたいだったよ?
    確かにちょっと犬っぽいところあるなぁって思っちゃった。」
さやか「ええー、まどかまでそんなことを言うか!」
まどか「うん。感情表現が大げさなところとか、そっくりかなぁって。あとね、犬ってとっても仲間意識が強くって、友達思いなんだって。さやかちゃんもそうだよね」
さやか「うーん、そういわれると悪い気はしないけどさ・・・でもなぁ」

さやかは考える。大体犬って飼い主に従順でくっついて回るのが普通でしょ?まどかが飼い主だなんてほむら言ってたけどあたしは別に・・・
いやまぁ確かにどこに行くにも昔からまどかと一緒だったけど。・・・でも犬ってリード線で飼い主に引っ張られるもんじゃない?あたしはまどかに引っ張られてなんか
・・・いや、散歩中の犬ってリード引っ張ってあっちこっちに飼い主を連れまわそうとして、それを飼い主が諌める、って形のほうが多いかもしれない
いつもはあたしがまどかの手を引っ張ってたりするし・・・。何か危ないことしようとすると諌めてくれるのはいつもまどかなんだよなぁ・・・

62 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/02/01(金) 00:10:42.07 ID:YuqEw7fL0 [2/6]
さやか「まぁ・・・ちょっと癪だけど、確か端たから見れば犬っぽいのかもねぇ・・・」

そうつぶやくと、まどかが何故かこっちを見つめていた。そして不意に手を差し出し

まどか「さやかちゃん、お手!」
さやか「お前もそれをやるか!」

まどかまであたしを馬鹿にしやがって、よぉし、そっちがその気なら・・・

さやか「わん!」

と、吼えつつあたしはまどかの手を取る。まどかはなんだか嬉しそうだ。だがこれだけではすまさない。済ましてやらない。
そのまま円の手をあたしの口元に持っていき、指先をペロペロと、舐めてやる。まどかはびっくりして手を引っ込めようとするが、
両手でがっちりと抑えているため引くことができない。

まどか「さ、さやかちゃん!?」
さやか「わん?」

困惑した顔であたしを見ているがこれくらいでは終わらせない。そのまままどかの指先を甘噛みしてみる。犬ってこういうことよくやるよね
急に真っ赤になり、困惑した表情を浮かべるまどか。いやぁかわいいなぁ。フフフ、まどかがくすぐられたり、体を触られたりするのが苦手だって言うのは熟知してるのよ。
さやかちゃんをからかった罰だ、このまままどかがやめてくださいって懇願してくるまで弄り倒してやる。
お次はまどかの最も苦手とするくすぐり攻撃だ!

さやか「わんわん!」
まどか「あははは!ちょ、ちょっとさやかちゃん駄目、やめっ、やめてぇ!私くすぐり駄目なの!あは、あははは!」
さやか「わんわん、あたし犬だもん。だからまどかが何言ってるかわかんないなぁ。わんわん」
まどか「そ、そんなあ、あははは、あは!ごめ、ごめんなさいぃ!」

謝ったら許してやろうと思っていたが、やってるうちになんだか楽しくなってきたので、やっぱりやめた、人の言葉のわからない犬だもん。仕方ないね。
くすぐりだけじゃいつもと変わらないし、もうちょっと犬っぽいことをやってやろう、とあたしは考え、
まどかの耳やほっぺたをぺろぺろと舐めたり、甘噛みをしてみる。あたしの舌が這うたびにまどかは
体をぴくんぴくんと振るわせる。本当にくすぐられるの弱いんだなぁ、まどかは

さやか「わんわんわーん♪」
まどか「や、やぁそれ駄目!駄目ぇ!だめだってさやかちゃ、ん、んん・・・や、やぁ・・・んっ・・・んぅ・・・ぁぁぁ・・・」
洵子「やあさやかちゃん!今日は夕飯食べていくんだって?いつもうちのまどかがお世話に・・・あ」
まどさや「あ」

どうやらまどかを弄るのに夢中になってしまっていたため、洵子さんの接近に気がつかなかったらしい。・・・あれ?この状況・・・まずくない?

さやか「ま、まって洵子さん」まど「ま、まってママ!」
洵子「いや、いいんだよまどか、さやかちゃん。ただ二人ともまだ中学生なんだ。節度のある付き合い方をしてくれれば・・・
   まぁそのあたりはさやかちゃんなら心配ないよな。邪魔して悪かったね、ごゆっくり」

バタン、と音を立てて扉が閉まる・・・これはもう弁解不可能・・・か         

さやか「あ、あはははは・・・なんか・・・ごめん」
まどか「・・・」
さやか「あ、あのーまどかさん?」

うう・・・まどかが口利いてくれない。これは相当怒らせてしまったか

まどか「・・さやかちゃん?」
さやか「は、はい!ごめんなさい!なんでもしますから許してください!」

悪乗りが過ぎたのはこっちのほうだ、と思っていたのと、まどかがなんか怖かったため、あたしは反射的に答えてしまった

まどか「・・・じゃ、じゃあ・・・もう一回・・・して、くれる?」
さやか「・・・はい?」

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最終更新:2013年10月29日 08:05
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