53-916

916 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage] 投稿日：2013/02/12(火) 23:43:49.20 ID:u5fmRKe80 [5/5]
さやかちゃん本人が神様のさやかちゃんコレクションを見たリアクションを書こうとしたら何故かこんなお話が…。

さやかちゃん「ここが神様になったまどかの部屋かー。壁に宝石が光ってるよ！すっごいなー！」
さやかちゃん「あはは、なんであたしの肖像画なんてあんのよ。あたしこんなに美人じゃないっつーの。」(苦笑)
さやかちゃん「ん？なんだこれ、棺…？？？　なんで床に棺なんて並んでんだろ。薔薇のツタが絡み付いてる…。」
さやかちゃん「―――ヒッ！！　ひ、人が…入ってる…。これ全部…女の子だ…。」
さやかちゃん「！！！？　な、なんでこの子…あたしにそっくりな顔なの！？　髪型まで同じ…。」
さやかちゃん「これも…こっちのも…全部同じ顔…！」ｶﾞｸﾌﾞﾙ

(カツン…カツン…カツン…キィ…)

めどかちゃん「さやかちゃーん、おまたせー♪」
さやかちゃん「ね、ねぇまどか…。この棺って…一体…何なの…？」
めどかちゃん「この子達はね、別の世界で魔法少女になったさやかちゃんの亡骸なの。」
さやかちゃん「なっ…！！？」
めどかちゃん「身体が腐っちゃったりしない様に、わたしが身体の傷を治して大切に保管してるんだよ。」
さやかちゃん「そ、そうなんだ…。」
めどかちゃん「どんなさやかちゃんもわたしにとっては大切なさやかちゃんに変わりないから。」
めどかちゃん「わたしの魔力でずっと綺麗なままだし、こうしてわたしの傍に居れば寂しくなんてないでしょ？」
さやかちゃん「…ま、まどか…恐いよ…。」
めどかちゃん「えへへ♪大丈夫だよさやかちゃん。今度のさやかちゃんは棺に閉じ込めたりしないから安心して。」
めどかちゃん「さぁ、さやかちゃん。二人で永遠の宴を楽しもうよ。」

ｳｪｯﾋﾋﾋﾋﾋﾋﾋﾋｨ!!

………………………………………………♭♭♭………………………………………………

さやかちゃん「―――うわぁぁぁぁぁぁっ！！」ｶﾞﾊﾞｯ

(チュンチュン…チチチ…)

まどかちゃん「ふぇ…？さやかちゃんお早う…。どぉしたの？　すっごい汗かいてるよ？」
さやかちゃん「いや…なんかめちゃくちゃ恐い夢見ちゃってさ…。」
さやかちゃん「お願いだよまどか！これ以上あたしのフィギュアコレクション増やすのは勘弁して！」
まどかちゃん「ええー！？　さやかちゃんにいろんな服着せてあげたいのにぃ…。」
さやかちゃん「うっ…。ふ、服くらいなら幾らでも着てあげるから！だからお願い！」
まどかちゃん「うわーい♪　じゃぁ今日お洋服買いに行こうよー！」
さやかちゃん「あはは、はいはい。(こりゃフリフリ系は覚悟しとかないとな…。)」

おしまい。