416 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/04/21(日) 09:26:12.85 ID:4M0HrRhz0 [1/2]
―まど界書店にて―
マミさん「あら? この雑誌の表紙、美樹さんじゃない?」
あんこちゃん「へぇー。ちょっと立ち読みして行こうよ。」
ゆまちゃん「ねー、ゆまにもみせてよー。」
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インタビュアー:志筑仁美
「今日はまど界のカリスマ制服モデル、美樹さやかさんを突撃インタビュー致しますわ!
それでは早速。このお仕事を始められた切っ掛けは何でしょうか?」
モデル:美樹さやか
『いやー…なんつーか今更なんですけど、最初は嫁に無理矢理やらされてました。(苦笑)
でもやってるうちにいろんな制服に袖を通すのに慣れちゃって、今では仕事が休みの日でも毎日違う制服着るのが当たり前ですね。』
インタビュアー:志筑仁美
「毎日違うのを着ているとお手入れが大変そうですわね。」
モデル:美樹さやか
『アイロンくらいは掛けられるけど数が数なんで、パトリシアのクリーニング屋にまとめて持って行ってますね。』
インタビュアー:志筑仁美
「それにしてもさやかさんは、5児の母とは思えない若さとプロポーションを保っていらっしゃいますものね。」
モデル:美樹さやか
『あっはははは! こっちの世界での見た目や精神年齢は本人の意思次第ですからね。
あたしは自分が見た目20くらいでもいいと思うんですけど、嫁が中学くらいがいいって言うから今もこんな感じっす。』
インタビュアー:志筑仁美
「やはりお嫁さんでもある神様こと、まどかさんには頭が上がりませんのね?」
モデル:美樹さやか
『そりゃーまぁね。でもまどかが喜んであたしに笑顔をくれるから、今でもずっと自分を頑張れてるんだと思いますよ。
ついでにまどかってば、また"次の子"もくれちゃってたりしますけど。』
インタビュアー:志筑仁美
「と言いますとまさか…6人目ですの???」
モデル:美樹さやか
『はい。もうちょいで3ヶ月なんでまた暫く産休かなぁ。名前募集してまーす。』
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あんこちゃん「…で、結局雑誌買っちまったのか。」
ゆまちゃん「さやかおねえちゃんががいっぱいー!」
マミさん「付録の美樹さん写真集が凄いのよ。外見年齢はあの頃と変わらないのに、こんなに女の子らしくなっちゃってるんだもの。」
あんこちゃん「アイツ元々胸は結構あったよな。自分の女らしさに自信が付いたんじゃね?」
マミさん「美樹さんはこっちに来て初めて、本当の意味で自分に向き合えたのかもしれないわね。」
あんこちゃん「あっ。そういや5児の母っつってたけどアタシ"まや"と"みか"しか思い出せねぇぞ。」
マミさん「私も…。桃色ショートの子が"まや"ちゃんで、青いツインテールが"みか"ちゃんなのは覚えてるけど、ちょっと会わない間に3人も増えてるなんて驚きよ。」
ゆまちゃん「ゆまねー、まやちゃんとみかちゃんとよくあそんでるよー。ふたりはしょうらい"ふうふ"になるんだって。」
マミさん「…姉妹はいいのかしら…。」
あんこちゃん「今更下の子の名前忘れましてなんて訊くのもなんか失礼だし…マズいなぁ…。」
ゆまちゃん「???」
417 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/04/21(日) 09:26:44.80 ID:4M0HrRhz0 [2/2]
ほむらちゃん「桃色ミドルでオッドアイの子が3人目の"みな"、青のロングにリボンの子が4人目の"さな"、それから桃色ロングに金目でヘアピンの子が5人目の"かなみ"よ。」
あんこちゃん「そうなのかー良く知ってるな…―――ってほむらぁ!? いきなり音も無く現れるんじゃねぇー!心臓に悪いだろ!」(滝汗)
マミさん「こんにちわ暁美さん。ところでその手に持ってる荷物は何?」
ほむらちゃん「通販で現世から仕入れた新しい制服をさやかに渡しに行く所よ。」
ゆまちゃん「ゆまみたいみたいー!」
ほむらちゃん「今は駄目よ。そのうちまたテレビか雑誌でさやかがこれを着て出ると思うからそれまで待ちなさい。」
あんこちゃん「なあ。制服モデルの元凶ってもしかしてお前じゃね?」
ほむらちゃん「わ、私は唯まどかに頼まれて始めただけだから! それじゃ!」スタコラー
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―数年前―
さやかちゃん「マミさんはケーキ屋、杏子は教会開いて牧師、ほむらはエリーとPCのエンジニアかぁ…。」
さやかちゃん「みんな頑張ってるのにあたしだけ専業主夫でいいのかなぁ…。」
まどかちゃん「わたしは専業主婦なさやかちゃんだって大好きだよ。さやかちゃんはわたしの日溜りだから、いつもお家に居てくれるだけでとっても幸せなの。」
さやかちゃん「まどかがそう言ってくれるのは嬉しいけどさぁ…あたしだってもうちょい社会貢献したい訳ですよ。」
さやかちゃん「織莉子さんとキリカはアナウンサーやキャスターやってるっしょ。あたしも何か無いかなぁ…。」
まどかちゃん「うーん………。あっ!そうだ! さやかちゃん、モデルさんなんてどうかな?」
さやかちゃん「はぁ!??? いやいやいや!それは無茶でしょ! つかあたしそんな可愛くも美人でもないし…。」
まどかちゃん「そんな事ないよっ!! さやかちゃんは可愛くてかっこ良くてスタイルも抜群でちょっと恥ずかしがり屋さんだけどホントはとっても女の子らしくて…」
さやかちゃん「わぁー!ストップストップ!それ以上言うなぁ!///」
―で、現在…―
さやかちゃん「いやー、それでさー! 毎朝違う制服来てまどかを起こすとめちゃくちゃ喜んでくれる訳ですよ!」
さやかちゃん「スカートでベッドの上からまどかに乗かっておはようのキスなんてした日にはそりゃもう可愛いの何のって♪」
さやかちゃん「今度はモデルやってる合間に趣味でまどかに聴かせてたピアノまで副業になっちゃってさー。」
さやかちゃん「まどかが励ましてくれると何だって出来ちゃう気がするんだよねー。」
さやかちゃん「他の子達の視線感じるとまどかに申し訳ないかなって思うんだけど、まどかは"わたしのさやかちゃんはみんなにモテモテでいいんだよ。でも一番はわたしだからね。"」
さやかちゃん「なーんて言ってくれちゃうんだー♪ 健気で可愛くて最高の嫁だよね!」
さやかちゃん「まどかこそみんなの神様でみんなを幸せにしてるんだからあたしだって精一杯まどかを幸せにしてあげるんだー。」
さやかちゃん「まぁそもそもまどかそのものがあたしの幸せだったりするんだけどね♪」
さやかちゃん「仕事で疲れてたらまどかが飛んで迎えに来てくれてさ、お返しにあたしが仕事の格好のまままどかを迎えに行ったら嬉しそうに抱き付いて来るんですよこれが♪」
さやかちゃん「前より忙しくなったけどご飯はちゃんと作ってあげてるよ。何せ可愛い娘達も居るからねー♪」
さやかちゃん「最近は上のまやとみかが家の事やってくれるから助かってるよ。でも一番子供っぽいのは相変わらずまどかなんだけどそれがまた可愛…(以下略)」
織莉子さん「王子、そのくらいにして貰えませんか。」
キリカちゃん「最早さやかが王子なのか姫なのか境界は曖昧だけどね。」
マミさん「ケーキの表面に砂糖がびっしりアイシング(コーティング)されたわ…。」
あんこちゃん「ビターチョコ上手いなー。」モグモグ
ほむらちゃん「私のコーヒー返して…。」
ゆまちゃん「ほむらおねえちゃんのコーヒーにしろいかたまりがいっぱいうかんでるよー。」
あんこちゃん「うぉいうぉい、溶けきらないとかどんだけだよ。」
まどかちゃん「もう、さやかちゃんったらぁ♪///」ポッ
さやかちゃん「あーごめんごめん! あたしばっか一人で喋っちゃってたよね。」
まどかちゃん「それじゃ今度はわたしがさやかちゃんのツアーに一緒に行ったお話なんだけど…。」
『もう勘弁してー!!』
おしまい。
最終更新:2013年11月02日 07:47