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949 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/04/30(火) 00:41:35.77 ID:7UokqI4P0 [1/2]
いつのまにか規制が終わってた!なのでシーズンは終わってしまいましたがお花見でまどさやです


さやか「飲み物買ってきたよ。はいココア」
まどか「ありがとうさやかちゃん」

今日はみんなとお花見です。あたり一面桜の花が咲き誇る中に、私はシートを引いて座っていました。
空は雲ひとつ無く青々としていて、絶好のお花見日よりでした。

さやか「みんなが来るまで後どれくらい?」
まどか「んーと、12時くらいにはくるっていってたから・・・あと3時間はあるよ」
さやか「そっか、まだまだだねぇ。」

私とさやかちゃんは場所取り係に任命されたので、こうして朝早くから桜の木下で座を構えています
持ってきたゲームやらトランプやら、一通り遊び終えて次は何しようか、と私たちは話し合っています
ちなみに、マミさんと杏子ちゃんは桜餅やお菓子を、仁美ちゃんとほむらちゃんはお弁当を用意してくれる手はずになっていました

さやか「しかし、マミさんって和菓子も作れたんだね。てっきり洋菓子専門だとおもってたわ」
まどか「桜餅楽しみだよね。」
さやか「うーん、待ちきれないなぁ。よし、ここはまどかの桜餅を先にいただくとしますか」
まどか「私、もって来てないよ?」
さやか「ふふふ・・・ねえまどか。ちょっとあたしの目、見てくれない?」
まどか「?」
さやか「目そらしちゃ駄目だよ」

さやかちゃんが私にずいっと近づいてきて、真正面から顔をじぃっと見据えてきます。どうしたんだろう、さやかちゃん

さやか「まどか、大好き」
まどか「!?」

急な告白に私はびっくりして頭が真っ白になってしまいます。そして数秒後、
なんだか顔が、というよりも全身が熱くなってくるのがわかります

まどか「え?さ、さやかちゃん?私・・・私・・・」
さやか「ほーらできた!まどか印の桜餅~♪あはは、まどかは可愛いんだから~」

つんつん、とさやかちゃんが私のほっぺたをつついてきます。わ、私の桜餅ってそういうこと!?

さやか「それじゃ、まどかの桜餅いただきまーす」
まどか「だ、だめ!そんな酷い冗談を言うさやかちゃんにはあげないもん!」

さやかちゃんはさらに近づいてきます。でもさやかちゃんの思惑通りにほっぺたを赤く染めてしまったことがなんか悔しくて、
私は両手でほっぺたを覆って防御体制です。

さやか「え?冗談じゃないよ?あたしまどかのこと大好きだし」
まどか「そ、それでも私のことからかったのには違いないもん!」
さやか「そっか、それならしかたないなぁ」

ちょっと残念そうにそう言うと、さやかちゃんは私から離れます。私はというと、まだ胸にドキドキが残って、
顔もまだ熱が残っています。さやかちゃんはといと、いつもと変わりなく、「いやぁ残念だなぁ」なんて呟いていたりします
なんだか、私ばっかりさやかちゃんに恥ずかしがらされて、不公平だなと私は思ってしまいます。
なので、今回は私もさやかちゃんをからかってやろう!といたずら心を働かせます。さやかちゃんは
私の横で「ごめんね、まどか」なんて声をかけてきていますが、私は許してあげません。
油断しているさやかちゃん目掛けて体を倒し、ぽふっとさやかちゃんのお胸に顔をうずめます。

さやか「ん?どうしたのまどか?」
まどか「さやかちゃん。私も・・・さやかちゃんの桜餅食べる」
さやか「え?桜餅?っ!?やっ、ちょ、ちょっとまどかそれ桜餅じゃなっ!?んっ・・・く、くすぐったいよまどか・・・」

950 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/04/30(火) 00:42:16.91 ID:7UokqI4P0 [2/2]
さやかちゃんが抗議の声を上げますがお構いなしです。さやかちゃんのお胸にスリスリと顔を押し付け
時々さやかちゃんをくすぐってみたりします
少し目線をあげてさやかちゃんのお顔をみると、真っ赤になっていました。えへへ・・・大成功です

さやか「あっ、も、もうまどか・・・んんっ、やめてよ~。あたしが悪かったから許して~、あぅっ」
まどか「えへへー。いつものお返しだもん。」
さやか「んっ・・・こ、こうなったら・・・」

突如、私の体にさやかちゃんの指が這い回り、私はびっくりしてしまいます。
この位置はさやかちゃん必殺のくすぐりの刑の射程範囲内だということを、私はすっかり忘れていました

まどか「あはは!さ、さやかちゃんやめっあはっあははは!」
さやか「ひゃぅっ!ま、まどかがやめるまでやめないよ!あんっ、か、観念しなさい!」

暫くそのまま私とさやかちゃんの戦いは続きましたが、大体10分くらいたったころでしょうか、
私とさやかちゃんはほぼ同時に力尽き、どちらからとも無くシートの上に倒れこみ、二人で桜の木を見上げます

さやか「はぁっ・・・はあっ・・・ううっまどかに穢された」
まどか「ふぅ・・・・ふぅ・・・さ、さやかちゃんが悪いんだもん・・・」
さやか「・・・いや、たしかにそうなんだけど腑に落ちないって言うか・・・まあこれでおあいこだもんね」

私は真っ赤になっちゃっているさやかちゃんの顔をみつめます。真っ赤なさやかちゃんも可愛いなぁ・・・

まどか「・・・綺麗だなぁ」
さやか「ん?ああ、たしかに綺麗だよねぇ桜。青空に桃色の花びらって、映えるよねぇ。」

などと、さやかちゃんがちょっと勘違いして会話を続けますが、『桜のことじゃないよ』と、否定したら『じゃあ綺麗って何のことなの?』と
追求されそうで、そうしたら『さやかちゃんのことだよ』なんて返さなきゃいけなくなってしまって、
それはとても恥ずかしいので、私は「そうだね」と相槌を返します

さやか「でもさー、桃色ならまどかの髪のほうが綺麗だよね、桜より」
まどか「ええっ。そ、そんなことないよ」
さやか「そんなことあるよ。透き通るような桃色で、柔らかくってすごくさわり心地いいんだもん、まどかの髪。うらやましいなぁ」

さやかちゃんは私を抱きしめ、、私の髪を指で鋤きながら、そんなことをいってきます

さやか「あー、いい触り心地だなぁ・・・それにあったかい・・・なんか眠くなってきちゃった・・・」
まどか「さやかちゃん、はしゃいであんなことするからだよ」
さやか「えー、あたしのせい?そもそもあたしのことくすぐり始めたのまどかじゃん」
まどか「えっと、・・・えへへ」
さやか「笑ってごまかすなよぉ。まどかがあたしの抱き枕にならないと許さないぞー」
まどか「えっと、それじゃさやかちゃんは少し眠っちゃってもいいよ?私が起きてるから」
さやか「本当?それじゃあお言葉に甘えて・・・」

私はさやかちゃんの背中や頭ををなでてあげるとさやかちゃんは「へへへ、気持ちいい・・・」と呟きます。そしてしばらくすると、等間隔で寝息を立て始めます
さやかちゃんが眠りについたらしいので、私は起き上がろうとします、が、ここで一つ問題が発生しました。さやかちゃんが私を抱きしめたまま
離してくれません。そのため私は身動き一つ取れなくなってしまうのでした。しかも春の陽気は暖かく、気持ちのよい風もそよいでいて、なにより
さやかちゃんの優しい体温が伝わってきて、わたしの意識は途切れそうになってしまいます。私おきてなきゃ・・・いけ・・・ないの・・・に

仁美「あらあら、仲のよろしいことですわね。寄り添いながら寝てしまって・・・」
ほむら「大方、はしゃぎ疲れてしまったのでしょうね。二人を場所取りに回して正解だったわ。」
マミ「一緒の作業をさせるとなかなかいちゃいちゃして作業が進まないし、かといって二人を別々にすると
   相手が気になって注意力が散漫になるし・・・本当に困ったものね・・・クスクス」
杏子「よし、これならまどかとさやかの取り分はあたしがもらってもかまわないよね!得したなー」
ほむら「だめよ、ちゃんと二人の分も残しておきなさい」」
杏子「ええー、寝てるんだしいいじゃん。それにもし起きたっていちゃつくだけで食べ物なんか手ぇつけないだろこの二人」
マミ「さ、く、ら、さん?わかってるわよね?」
杏子「う、うう~・・・わかったからその笑顔やめてよ・・・なんかこわい」
仁美「ウフフ、この光景、カメラに収めましたわ。あとでお二人に見せてあげましょう」

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最終更新:2013年11月04日 10:42
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