59-208

208 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/05/03(金) 14:06:14.81 ID:AeGvKgOl0 [1/2]
さやかちゃん「(あたし絶対おかしいよ! またまどかを変な目で見てるし…。)」
さやかちゃん「(こんなあたしにまどかと親友で居る資格なんて………。)」
???「本当ニソレデイイノ?」
さやかちゃん「―――!??」
???「貴女ハ今マデ築イテキタ親友ノ関係ガ壊レルノガ恐イ。ソウジャナイノ?」
さやかちゃん「あ、あんた誰よ!?(この人あたしと同じ格好だ。黒くてぼやけててはっきり見えないけど髪型もそっくりだ…。)」
???「私ハ貴女ノ影。貴女ノ思ッテル事、心ノ奥ニ隠シテル事ヲ良ク知ッテルワ。」
???「本当ハ彼女ニ女ノ子トシテ恋ヲシテル。デモ、女ノ子同士デ好キニナルナンテオカシイヨネ。」
さやかちゃん「そんなの当たり前でしょ! まどか絶対引くよ。友達にも変な奴だって思われるに決まってる…。」
???「ソレジャア、貴女ハマデマドカノ何ヲ見テ来タノ? ズット傍ニ居テ何モ気付カナカッタノ?」
さやかちゃん「はあ!? それどういう意味よ…?」
???「イイエ、気付カナイ振リヲシテイタノカシラ? 貴女ノ幸セヲ我ガ事ノ様ニ喜ンデクレル彼女ノ瞳ニ何ガ映ッテタカ知ッテタ?」
???「貴女ノ背中ニ守ラレテル時ノ彼女ノ幸セソウナ顔…貴女ヲ見ルマドカノ眼ハ、マルデ恋スル乙女ノ眼ダヨ。」
さやかちゃん「そ、そんな事…! ある訳ない……しかもあたしになんて、ある訳ないじゃん…。」
???「モシ仮ニマドカニ告白シテ振ラレタトシテモ、彼女ハ貴女ヲ軽蔑シタリシナイワ。貴女達ノ絆ハソノ程度デ途切レハシナイデショウ。」
さやかちゃん「えっ…?」
???「キットマドカハ真摯ニ受ケ止メテ、考エテクレルト思ウヨ。"大好キナサヤカチャン"ノ為ニッテ。」
さやかちゃん「"大好きなさやかちゃん"って…。中学生にもなって大好きはないでしょー…。」
???「ソノ"大好キ"ノ意味ヲ訊ネテミタラドウ? 貴女モ彼女ヲ大切ダト思ウナラ、彼女ノ気持チヲ知ル為ニモ。ソシテ貴女自身ノ為ニモ…ネ?」
(シュゥゥゥゥ…)
さやかちゃん「ちょ、ちょっと待ってよ!…って、消えちゃった…。」
さやかちゃん「(あたしの…影…。ホントのあたしの気持ち…か…。)」

さやかちゃん「ねーまどか。ちょっと大事な話があるんだけど…いいかな…?」
まどかちゃん「ふぇ? どうしたのさやかちゃん?」
さやかちゃん「あのさ………」

………………………………………………♭♭♭………………………………………………

あんこちゃん「いやー、大成功だったなー!」
キリカちゃん「やっぱり愛は無限に有限だね!」
織莉子さん「キリカはヘアピン付けて立ってただけでしょう。私は予知だけで何もしてないけど…。」
マミさん「というか魔法使ったの佐倉さんだけじゃない?」
ほむらちゃん「巴さんの声は変声機で上手く誤魔化せたみたいね。」
ゆまちゃん「ぶうー。ゆまやくにたってないよー!」グイグイ
あんこちゃん「いででで!髪引っ張るなー! 魔法っつってもキリカの姿を幻影でぼかしたくらいだよ。」
マミさん「でも何て言っても一番の功労者は…」チラッ

エリーちゃん「グフッ…。あのぉ、もう帰っていいですか…?」サトウドザー

織莉子さん「ご苦労様エリー。今日のヒーローには美味しい紅茶をご馳走するわ。」
マミさん「美味しいお菓子もあるわよ。今日の主役なんだから遠慮せず召し上がれ。」
エリーちゃん「ぎゃあー!もう甘い物は結構ですから!」

さやかちゃん「ほっほーう。やけに砂糖の匂いがすると思ったらそういう事ですか。」
まどかちゃん「さやかちゃん駄目だよー…。」
あマほキ織エ「!!!!」
ゆまちゃん「???」

さやかちゃん「さっきの告白全員に聞かれたたって事じゃんー!/// あたしの恥じらいを返せー!」
マミさん「それじゃ、ちょっと早いけど解散ね!」ダダッ
あんこちゃん「別に減るもんじゃないだろー。逃げるぞゆま!」ガシッ シュタッ
ゆまちゃん「ええー? なんでー???」
ほむらちゃん「バックアップ保存したからPCを狙っても無駄よ。それじゃ。」シュン
エリーちゃん「ひええええ!お助けー!!」ピュー
織莉子さん「お二人は末永く幸せに暮らす未来が見えます。行きましょうキリカ。」
キリカちゃん「それじゃ、王子と姫でお幸せにね!」フワッ

さやかちゃん「ちょっ! あんた等逃げるなぁー!」ダダダダ
まどかちゃん「さやかちゃん待ってよぉ~!」トテテテ

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最終更新:2013年11月04日 10:56
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