51 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/14(日) 07:00:12.93 ID:mSK7gm9sO
もう50とは…さやかちゃんの天下は長続きしなさそうですね…
「ん…んっ」
目を覚ました私が見たのは、安らかな寝顔を浮かべているさやかちゃんだった。
最初はさやかちゃん可愛いなぁ…なんて思ってたんだけど、頭が覚醒して昨日私が目の前で寝てるさやかちゃんに何をされたのか思い出すと、恥ずかしさで私の頭はいっぱいになってしまった。
「…夢、じゃなかったんだ…」
身体中につけられたさやかちゃんの独占欲の証…それが昨日の出来事が夢じゃないって証明してる。
つまり私が半日以上さやかちゃんに…えっと、色々されちゃったのは消しようのない事実、なんだよね。
「ううっ…」
私は枕に顔を埋めて唸ってしまう。
だって、私が女神様の時はいつもさやかちゃんに私がしてあげてるのに…
「いけない神様だね~」なんて言われながらあんなことされたら恥ずかしさがいつもの倍になるのは当然だよ…
「でも、なんで昨日の私、さやかちゃんに勝てなかったんだろう…」
昨日私は一切さやかちゃんに抵抗できなかった。
力ずくでも何とかしたかったのに、私はまるで魔法少女じゃなかった頃みたいに非力で、さやかちゃんの思うがままにされちゃって…
「はぁ…力は使えるんだけどなぁ…あれ?」
どうしてだろうって考えてた私は腕に見覚えのない物が着いてるのにようやく気付いた。
時計みたいなそれには、でも文字盤はなくて代わりに50って数字が…あっ、今49になった。
「なんなんだろう、これ…」
その後、私はさやかちゃんが起きるまで昨日確かになかったはずのこれが何なのかずっと考えていた。
さやかちゃんが起きた後は、また色々されちゃって考える余裕なくなっちゃったけど…
本当に…これ何なのかなぁ…?
最終更新:2011年08月22日 05:58