806 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 21:30:12.51 ID:CnJ7PR64O [2/5]
どこかの神が言っている…まどさやSSを書きなさいと…
というわけでSS投下します!
私は、さやかちゃんとのキスが好きです。
さやかちゃんと繋がってるって実感できるから。
「まどか…目開けられてるとしにくいんだけど…」
「…目閉じなきゃダメかな?」
「ダメに決まってんでしょ…」
さやかちゃんは照れ屋さん、目を開けたままキスは絶対にしてくれません。
私はキスしてる時の一生懸命なさやかちゃんの顔好きなんだけどな…
「もうっ…いいから目閉じて!見られてると恥ずかしいんだから!」
「わかったよ…じゃあ、はい」
これ以上駄々をこねるとキス自体してくれなくなっちゃうので私は素直に目を閉じました。
「よ、よし…」
さやかちゃんが背の低い私に合わせて屈む気配がします。
こうやって自然に私を気遣ってくれるさやかちゃんに私はまた恋に落ちてしまいます…多すぎてそれがもう何度目なのかも覚えてません。
「…………」
「……ごめん、ちょっと深呼吸」
一度すぐ近くまで来た気配が離れていきますが、私はもう慣れてしまっています。
なぜならさやかちゃんからキスしてくれるまでは、色々と苦難の道のりで。
前までおふざけで私に抱きついていたさやかちゃんは、私の気持ちを受け入れてくれた後手を繋ぐ事すらできなかったのです。
思わず抱きついてくれないの?って聞いた時は、「そんな恥ずかしい事できないよっ!」ってしばらく目も合わせてくれませんでした…
「すー…はー…いくよ、まどか…」
「うん…」
ゆっくりとさやかちゃんの気配が近づいてきて、今度こそ私との距離を0にします。
さやかちゃんの唇、私を好きと言ってくれる唇が、私を守ると力強い言葉をくれる唇が…今は私にたくさんの幸せをくれていました。
807 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 21:33:33.82 ID:CnJ7PR64O [3/5]
「んっ…ぁ」
「んうっ…」
さやかちゃんと私が繋がってる隙間から熱っぽい声と熱い吐息が漏れています。
角度を変えて唇を重ねる度に私の肩を掴むさやかちゃんの手が震えて、さやかちゃんの緊張を私に伝えてきました。
「んぁ…んっ…」
「っ…ふぁ…」
さやかちゃんとキスしていると、頭がポーッとして身体がふわふわするような感覚に陥ります。
もしかしたら現実感がないのかもしれません…さやかちゃんと今こうしている時間があまりにも幸せすぎて…
「はぁ…はぁ…まどか…」
「さやかちゃ…んむっ」
上条君に恋をしていたさやかちゃん、いつもは男勝りなさやかちゃんが見せる女の子の顔に好きだったことを差し引いても私はいつもドキドキしていました。
上条君が事故にあった時笑顔がなくなってしまったさやかちゃん、私はさやかちゃんの力になれない事が悔しくて仕方がありませんでした。
上条君の腕が奇跡的に治ると聞いた時の、上条君への恋を散らした時のさやかちゃんの泣き顔は今でも忘れられません。
私に告白されて驚いていた時の顔…私の気持ちを受け入れてくれた時の照れた顔も私の大切な宝物です。
「っ…ちゅっ…」
「ふうっ…はっ…」
私はさやかちゃんが好きです…たとえこの想いが間違ってると言われても、私は何度だってそう言い続けるでしょう。
どんなに否定されても、私はさやかちゃんが大好きだから。
「んむっ…はぁ…」
「んふっ…ぁ…」
私は、さやかちゃんとのキスが大好きです。
「まどか…」
それだけで…私はさやかちゃんがもっともっと…大好きになるから…
「さやかちゃん、大好き…」
以上です!地の文は小説版を参考にしてみました。
ただひたすらキスしてるまどさやが書きたかったんです…
最終更新:2011年08月26日 19:47