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856 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/21(日) 02:02:57.42 ID:Mx5UKKdQ0
喧嘩の際、さやかから謝る事が多いという事でネタを一つ
ここは帰り道に良く立ち寄るファーストフード店、今日はいつもと雰囲気が違う女の子2人が痴話喧嘩が発生していた

「・・・さやかちゃんはタツヤにべたべたしすぎ」
「別にいいでしょそれぐらい、まだ4歳だよ?一番可愛い時期じゃん」
「私の弟だよ?まずは私をもっと大事に・・・」
「あーまどかたんは嫉妬してるんでちゅねー。はい、食べさせてあげるからあーんしてー」
「あーん・・・おいちい♪って違うってば!」

(さやかさんの振りもそうですがまどかさんのノリも素晴らしいですわ・・・)

「だから何が気に入らないの?あたしはまどかの事も大事だし、すんごーい愛してるつもりだけど?」
「全然違うよ!タツヤにはあんなにひっついてるのに私には全然そんな事してくれないし・・・」

(あれだけでは足りないという事でしょうか?)

「そーかなぁ、あたしはまどかもたっくんも別け隔てなく接してるよ」
「わ、私とタツヤは同じなの?さやかちゃんは私とタツヤとどっちが大事なの!?」

(まどかさん本気モードでしょうか・・・止めた方がいいのかな?)

「どっちが大事って・・・そ、そんなの聞いてどうすんのよ。あんたあたしの恋人にでもなったつもり?笑わせないでよね」
「なっ・・・さ、さやかちゃんのバカッ!もう知らない!!」
「何よ急に怒っちゃって、あたしだってあんたなんか大ッ嫌い!」

(あらら、その台詞は・・・ってまどかさん今度は本気泣き・・・)「さやかさん今のはちょっと言いすぎでは・・・」

「うぅ・・・酷いよぅ・・・嫌いなんて言ってないのに・・・」グスン
「あ・・・ごめん、今のはあたしが悪かった。ごめんね、まどか・・・」

そう言ってさやかはまどかを抱き寄せると、ついさっきまで大泣きしていたのが嘘のように大人しくなり、まだ潤んだ瞳でさやかに尋ねた

「さやかちゃんは、私の事嫌いじゃないよね?」
「そんなの当たり前じゃん!嫌いなわけないでしょ!」

まどかはまだ納得せず、捨てられた子犬のような瞳でさやかを見つめ続ける・・・

「もー、まどかの方が大事だし大好きに決まってるでしょ。恥ずかしいからあんまり言わせないでよね・・・」

それを聞いたまどかもようやく満足したのか、満面の笑みでこう答えた

「ティヒッ、私もさやかちゃんの事が大好きだよ♪」
「それは知ってる」
「ウェヒヒヒ」

(はぁ・・・まるで初めてデートしたバカップルみたいですわ・・・)
そうしてしばらくの間、客の視線を集め続けた


何となく思いつきで書いてみたけど、1時間以上かかった。
2レスのSSとか大変だなー

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最終更新:2011年09月01日 17:41
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