285 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 23:18:53.93 ID:95miwDGYO [9/9]
「私責任を感じていますの」
「急にどしたの、仁美」
「私が上条君への想いを表さなければさやかさんがまどかさんとの禁断の恋に向かうこともなかったのではないかと…本当にすいません」
「いや、そんな謝らないでよ!恭介に告白してフラれたのはあたしが恭介にそういう風に見てもらえてなかったってだけだし!」
「ですが…」
「それにさ、あたし今充実してるんだ。そりゃ恭介にフラれたのは寂しいし辛かったけど、その代わり…」
「さやかちゃーん、仁美ちゃーん!」
「あの子の気持ちに気づいてあげられた…で、それを受け入れたのはあたし自身の選択。仁美は気に病まなくていいんだよ」
「さやかさん…」
「まっ、なかなか離してくれない恋人だけどねー」
「さやかちゃーん!無視しないでよー!」
「おっとごめんね、まどか!それじゃ仁美、あたしらこれからデートだからまた明日ねー!」
「仁美ちゃん、また明日!」
「え、えぇ…また明日」
「私…間違っていたのかもしれません」
「お二人の想いは…禁断でもなんでもなかったのですね」
「ただ自然に愛し合った結果で…それは…」
「…………なんと美しいのでしょう!」
「お二人の親友として、私も出来る限りのサポートをしなくてはいけませんわ!」
「あぁ、そうと決まればお二人の愛を記録する手筈を整えなければ…」
「明日から忙しくなりそうですわ…うふふふ」
最終更新:2011年09月05日 01:50