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379 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 20:39:05.48 ID:s0/NkDmtO
了解しました…それでは投下します!

・男装王子様とお姫様だよ編(この場合二人のクラスはロードかと)

オクタヴィア王国のさやか王子とクリームヒルト王国のまどか姫は幼い頃からの許嫁。
しかしワルプルギス帝国の突然の侵攻により二人は戦禍に巻き込まれる事に…

「クリームヒルト王国が侵攻されてるっ!?まどか姫が危ないっ…すぐに救援に行く、準備して!」

「はぁ、はぁ…後少しっ…後少しでオクタヴィア王国との国境線に…」
「姉ちゃ…」
「大丈夫だよ、タツヤ…パパとママの分も私が守るから…」

「それはどうかしらね?」

「っ!?」
「初めましてクリームヒルト王国のまどか姫…私はワルプルギス帝国の将軍キリステン…エリーとでも呼んでくださいな」
「…そのエリー将軍が何の用ですか?」
「あなたを我がワルプルギス帝国にご招待にあがりました…魔女の資質を持つ姫を迎えにね」
「魔女…?」
「一緒に来ればわかりますよ…ダニエル、ジェニファー!まどか姫をご案内してさしあげて…あぁ、そうだ…男の方はいらないからあなた達の好きになさい」
「なっ!?」
「姉ちゃ…!」
「多少傷ついても構わないわ!さぁ…「待てっ!!」…?」

「まどか姫とタツヤ王子をやらせはしない、ワルプルギス帝国!」

「さやか王子!」
「しゃやかー!」
「ごめん、まどか、たっくん!少し遅れたけど…もう大丈夫!」
「…………ふふっ…まさかもう1人の魔女の資質を持つ者が現れるなんて…手間がはぶけたわ!」
「えっ?(それどういう…さやか王子は男の人じゃ…)」
「ダニエル、ジェニファー!目標を二人の【姫】に変更…行きなさい!」
「よくもまどかを泣かせたな…絶対に許さないっ!!」

以上です!
まぁ、要するにエリーちゃんをFEの敵みたいにしたらとんでもない誰だこれ?状態になったわけですよ…
というか口調とか地位的にエリーちゃん上級クラスっぽい(ドルイド辺り?)ですし絶対に序盤の敵じゃないですね…
でもまどさやでFEパロってやってみるとけっこう面白い…

688 名前:687続き[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 07:04:11.25 ID:iE08Om+p0 [3/9]
「救う、ね。相変わらずの独善っぷり…ヘドが出そう」
「…………」
「まぁ、いいわ。あんたが来たって事は召集がかかったんでしょ?……帰るわよ、彼女達はまた次の機会に招待すればいい」
「…………」

エリーの罵倒には何も返さずにただコクリと頷くとエルザは自分とエリーの身体を闇に包んでいきます。

「っ…あなた達は、何が目的なのっ!?どうして私達を襲うのっ!?魔女って、いったい何なのっ!?」

気絶したさやかを抱き抱えながら叫ぶまどかでしたが…それに対する返答はエリーの嘲笑でした。

「はは、質問ばっかりね」
「……いずれわかる。救済の魔女と人魚の魔女…あなた達はその資質を持つのだから」
「えっ…?」
「それではごきげんよう、まどか姫…そこで眠るもう1人の【姫】にもよろしくね」
「……さよなら」

別れの挨拶を最後にエリーとエルザは闇に消えます。
そして闇が晴れればそこにはなにもおらず…まどかは自分の腕の中でボロボロになったさやかさえいなければさっきまでのは夢だったと感じてしまったでしょう。

「わからないよ…救済の魔女ってどういう意味…?」
「姉ちゃ…」
「さやか王子が【姫】ってどういう事なの…」

自国への侵攻、いつも自分を守ってくれた許嫁の王子の敗北と秘密、そして自身とさやかにあるという魔女の資質…全てがまどかには理解の範囲外で。

「この世界で、何が起きてるの…?」

嫌味なくらいに清々しい青空を見つめながら…まどかはそう言うのが精一杯だったのでした…

以上です
この後傷の手当て中にさやか王子の秘密が明らかに…くらいまでは考えていたり

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最終更新:2011年09月05日 23:29
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