447 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/25(木) 09:27:41.58 ID:weuDtT5FO
流れも読まず唐突に思い付いたSSを投下します…
「さやかちゃん、上条君と付き合うことになったんだって?」
「うえっ!?ど、どうして知って…」
「ちょっと噂で聞いたんだ、この前二人が腕組んで一緒に歩いてたって」
「うっ…あ、あれ見られてたのか…」
「もう、ひどいよさやかちゃん…私にまで隠すなんて」
「ご、ごめんね?なんか言いそびれてて…」
「ううん、別にいいんだよ。さやかちゃんが幸せなら私も嬉しいから…だからおめでとうって言わせて」
「あ、ありがとう!そう言ってくれる友達がいてくれてほんとにあたし、幸せだよ」
「うん、ありがとうさやかちゃん」
††
「ふふっ、ふふふ…馬鹿みたい。自分に嘘ついて、誤魔化して…」
「本当はさやかちゃんを誰にも渡したくないくせに。誰よりも傍にいてって願ってるくせに」
パリッ…
「なんで…私上条君の腕が治るようになんて願っちゃったんだろ?」
「そんなことしたら…さやかちゃんが行っちゃうのはわかってたのに」
「あぁ…なんかもう、どうでもいいや」
ピキピキ、ピシッ…
「さやかちゃんはもう私を見てくれない。さやかちゃんはもう上条君のものになっちゃったんだ…」
ピシッ、ピシピシピキッ!!
「うん、こんな世界いらないや」
パリーン!!
††
「ううっ…な、何だったの今の突風…き、恭介は…どこに…」
「さーやかちゃん♪」
「まど、か…?よかった、無事だったんだね…」
「うん、さやかちゃんは大丈夫?」
「へ、へへ…ちょっと足挫いちゃったけど生きてはいるよ。そうだっ…ねぇまどか、恭介見なかった?」
「上条君?あっ、向こうの方で見たよ!さやかちゃんを必死に捜してた」
「ほんとにっ!?よ、よかったっ…恭介も無事なんだ…」
「私が連れてってあげるよ、ほら肩貸して…」
「ありがと…んしょ…じゃあ行こっか?」
「うん」
カツカツカツカツ…
「…………あっ、死んじゃった」
「えっ?今なんか言った?」
「ううん…何でもないよ(今私からさやかちゃんを奪った人が死んじゃっただけだよ…さやかちゃんが動いたせいでね)」
「…ならいいんだけど」
「それより早く逝こ?(私の創った天国に導く事は出来ないけどその代わりずっと一緒にいるからね…さやかちゃん)」
「うん、待っててね恭介…」
クリームちゃんの結界範囲外がさやかちゃんを中心に発生するならこういうのもありかと…
最終更新:2011年09月07日 01:22