385 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 20:51:22.26 ID:xM5/NFfF0
オクタヴィアちゃん×クリームヒルトちゃんの豪快ないちゃいちゃを見たい
396 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 21:41:46.60 ID:gAHetjDwO
>>385
いいでしょう…やってみようじゃありませんか!
2体の異形がそこにはいた。
1体は騎士の甲冑を着た人魚のような異形。
もう1体は黒く長い腕を天にかざすように伸ばした巨大な山のような異形。
それぞれ【オクタヴィア・フォン・ゼッケンドルフ】、【クリームヒルト・グレートヒェン】という名前を持つ異形達は…かつて【美樹さやか】、【鹿目まどか】と呼ばれていた少女達の成れの果て。
夢と希望に溢れていた彼女達の絶望の象徴だった。
オクタヴィアがスッと首を上に上げる。
あまりに体格差があるクリームヒルトを見るためにはそうするしかないのだ。
一方でクリームヒルトはオクタヴィアが自分を見ている事に気付いていないのか、自身の周りに漂う光の回収に夢中で。
それが人の魂だと知ればクリームヒルトを産み出してしまった心優しい少女は泣いてしまうだろう、自身のやっている事の恐ろしさに戦いてしまうだろう。
しかしクリームヒルトにとってこれは救済…たとえ元の少女がどんなに悲しもうが関係ない。
彼女はあくまでみんなを幸せにしたいのだから。
クリームヒルトが自分を見てくれない事が腹立たしいのかオクタヴィアは苛ただしげに身体を揺らす。
しかし何をしても自分を気にもとめないクリームヒルトの態度に、オクタヴィアは最後の手段を取ることにした。
ガシャンと音をたててオクタヴィアの鎧が外れていく。
そして中から出てきたのは彼女の元の少女の面影を残した人魚。
涙のように目玉をこぼし、深い悲しみを表すようにドロドロしているその姿…それに気付いたクリームヒルトに彼女を放っておくなど出来るわけなかった。
クリームヒルトの影に紛れて黒く長い触手がオクタヴィアに伸びる。
そして触手達は涙を拭うようにオクタヴィアの目元を押さえ、彼女を残りの触手で持ち上げ始めた。
自身の触手も伸ばしてクリームヒルトのそれと絡めるように結んだオクタヴィアの身体はぐんぐん上へと昇っていく。
そしてそこから見滝原の町を見渡せるくらいの高さまで来た時…クリームヒルトはかかげていた腕を下げオクタヴィアの頭を撫で出した。
まるで泣かないでと言わんばかりにクリームヒルトはオクタヴィアの頭を撫で続ける。
オクタヴィアもまたそれを喜んでいるのかしきりに身体を揺らしていた…
皮肉な事に魔女になっても二人は相変わらずのようであった…
イチャイチャにはほど遠いかもしれませんね…
最終更新:2011年09月22日 18:14