675 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 21:37:57.63 ID:gkHIU2Ed0 [3/5]
すいません!改行多すぎがでてしまったので3レスにわけて投下します。
まどかの部屋にて。
「だいじょぶだって、痛くなんてしないから」
「さやかちゃん、本当に痛くない?」
「あったりまえでしょ!このさやかちゃんがまどかに痛いことなんてしないって」
「うん、わかった。じゃあ、いいよ」
「よっしゃ。あ、まどか。少しだけあごを上に上げて」
「こう?」
「そうそう。おっけー。んじゃ、いくわよ」
あたしは両手でまどかの頬を摘んだ。
「たーてたーてよーこよーこ」
まどかの頬を歌に合わせてむにむにと動かす。
うむ、実にいい柔らかさ。うちの嫁の頬は超一級品だ。
「まーるかいて」
頬を摘んだ指が円を描き、そして指を離してフィニッシュ
…だと思った?残念、続行でした!
「まーるかいてまーるかいてまーるかいてまーるかいて…」
「あぇ?」
まどかの頬をあれだけしか堪能できずに離すと思ったら大間違い!
ああ、やわらかいっす。嫁の頬の気持ちよさでソウルジェムが浄化しちゃうわぁ…
む~にむ~にむ~にむ~に…
「さやかちゃ~ん。まだ~?」
「はっ!」
あまりの気持ちよさにトリップしかかっていたあたしはまどかの声で我に返った。
「っとと。ごめんね。ま~るかいて、…ちょん」
最後に丸を描き、その手を離した後、両手人差し指でまどかの頬をつついた。
676 名前:675の続き[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 21:39:21.79 ID:gkHIU2Ed0 [4/5]
「いや~、ごめんまどか。丸四回くらいで離そうと思ったんだけど気持ちよすぎてつい、ね」
「うぅん、別にいいよ。気持ちよさそうだったからしばらくはいいかなって」
「もう最高。さやかちゃん癒されまくりですよ!」
「そうなんだ、イヒッ、よかった♪」
こんなに快感なら毎日でもやりたいくらいですよ。むしろやろう。よし決めた。
そんなことを考えていたら、
「それじゃあ、私もさやかちゃんにやってもいいかな?たてたてよこよこ」
「お、まどかもやる?いいよー、ばっちこいだよー」
「んふっ。ありがとう。それじゃたてたてよこよこ、対さやかちゃん専用バージョン。いくね」
「おお、なんだか響きがかっこいいわね」
「ティヒヒ、まぁね。あ、さやかちゃん。これをやるには一つだけ条件があるんだけど」
「へぇ、条件なんてあるんだ。どんなの?」
「んとね、目をつぶってて欲しいんだけど…いい?」
「へ?それだけ?」
「うん、それだけ。いいかな?」
「おっけーおっけー、モーマンタイです。さぁ、力一杯きなさい!」
「ふふっ。力なんて入れないってば」
「それもそっか。ははっ」
まどかの苦笑いにあたしは笑顔を返し、そして目を閉じた。
その後すぐにあたしの.両方がほっぺを摘まれた感触がした。
「こんなんでいい?」
「うん、いいよ。終わるまで開けちゃだめだからね」
「は~い」
「それじゃ、いくよ~。たーてたーてよーこよーこ…」
先ほどのあたしのよりも少しスローテンポでまどかの指がくにくにと動いていく。
これ、やられるほうも結構気持ちいいなぁ。
さっきあたしがやっていた時、まどかも今のあたしと同じ気持ちだったのかな。
もしそうだったのなら、それはとっても嬉しいなって思っちゃうな。
677 名前:676の続き[sage] 投稿日:2011/09/05(月) 21:40:45.56 ID:gkHIU2Ed0 [5/5]
「まーるかいてまーるかいてまーるかいて…」
そして先ほどのあたしと同様丸一回で終わらず、まどかの指はあたしの頬を回していた。ところが
「まーるかいて……」
何故か四回目を回した後、まどかの指と歌は止まってしまった。
どうしたんだろう。
その疑問を口に出そうと思ったその矢先に、まどかはあたしの頬を摘んでいた指を離し、両手であたしの両頬を挟んだ。
「ん…」
そして唇にやってくるやさしくあったかい感触。
「………っ」
あたしはその衝撃で思わずまどかとの約束を破って目を開けてしまった。
そして開いた視界には目を閉じてキスをするまどかがどアップで映っていた。
その直後、
ちゅっ!
まどかは音を立てて唇を離した。
「あ…あの…まどかさん?」
「これが、対さやかちゃん専用バージョンだよ。どうだった?」
まどかは頬を赤らめ、やわらかな笑みを浮かべていた。
「どうって…その…」
あしたはまとまらない思考で何とか一言捻り出した。
「…もう一回、いい?」
「うん、いいよ!さやかちゃんが望むなら何回だっていいんだから」
まどかが満面の笑みと共にそう答えた。
これにて終了です。
最終更新:2011年10月02日 22:11