793 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/06(火) 21:33:56.09 ID:cwnuQjh80 [2/2]
さやかちゃんは大勢いるまどかの分霊の中でもちゃんと本物のまどかを見つけられるんだろうな
「おっきろー!さやかちゃん、もう朝だよー!」
「んっ…んぁー…おはよー、まど…おぁっ、まどかが五人!?」
「えへへ、さて『鹿目まどか』はどれでしょう?」
「朝からテンション高いね…んー、当てたら賞品とかあるの?」
「それはやっぱり…おはようのキスかな?」
「じゃあもし、もしも外しちゃったりなんかしたら?」
「あのね、わたしさやかちゃんが大好きだけど、時には心荒ぶる時もなきにしもあらずだよ?」
「朝からいきなり人生の分岐点かい…うし、わかったよ!右から二番目が『まどか』だね!?」
「わわっ、すごーい!やっぱりさやかちゃんはわたしのこと、何でもわかっちゃうんだね…嬉しいよぉ」
「んふふ、恐れ入ったかね?…まあそれに、一人だけあたしが昨日の夜つけた『跡』が首筋に残ってたしね」
「ふぇっ!?あうぅ、さやかちゃんずるいよぅ…」
「ま、そんなのなくてもわかるけどね…ん、どうしたのまどかシスターズ?」
「あのね、わたしたちも想いは『まどか』と同じなの」
「だからわたしたちも」
「さやかちゃんに『所有の証』をつけてほしいなって」
「思ってしまうのでした…」
「えーっと…これっておはようのキスじゃ済まない雰囲気なのかな?」
「「「「「優しくしてね?さやかちゃん…」」」」」
「ちょ、優しくしてほしいのはこっちだよ!当てても外しても、あたしの身が持たないわよー!」
最終更新:2011年10月02日 22:38