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924 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/08(木) 07:12:40.25 ID:wrxPSbW+O [1/7]
心を読む云々でなんか浮かびましたので投下します。

「エリーちゃん、お願いがあるんだけど」
「なんですか、神様」
「さやかちゃんの心を読んでほしいの。エリーちゃんなら出来るよね?」
「そりゃまぁ、それが私の能力ですから出来はしますけど…でもどうしてまた?」
「……わたしね、時々怖くなるの。さやかちゃんはわたしを恨んでるんじゃないかって」
「恨む…?(あのさやかが神様を?ない、絶対にない)」
「わたしはさやかちゃんを救えた…でもそうしなかった。ここは天国みたいなものだけど、上条君と離ればなれになったさやかちゃんにとっては天国でもなんでもないんじゃないかって…」

(でも…私達の恩人が困ってるのは放っておけないよね)

「わかりました、いいですよ」
「本当にっ!?ありがとう、エリーちゃん!」

(まっ、適当に覗いておきますか…)

††

「えっと…さやかは確かこの時間には公園で黄昏てるんだっけ……あっ、いた」
「……」
「悪いねさやか、でも神様のためだから許してよ?……読心開始」

(……今日もいい天気だなぁ。夕御飯何作ろうかな…)

(当たり障りないなぁ…)

(やっぱりまどかの食べたい物がいいよね。あの子確か3日くらい前にカレー食べたいなぁって呟いてたからそれ作ってあげよ)

(なんだ、やっぱり神様考えすぎ…)

(あっ、それとまどかが欲しがってたぬいぐるみいつプレゼントしようかな?誕生日にはまだ早いし、そもそも別のプレゼント用意しちゃってるし…そうだ、あたし達が一緒に暮らしてから3ヶ月記念の時にしよう!)

(というか…これは……)

(まどか喜んでくれるかな…今から楽しみだね♪まぁ、そうやって喜んでる嫁を見られればあたしは最高に幸せなんだけど…ご褒美に抱き締めるくらいならまどかも許してくれるよね…)

(あの…)

(あっ、そうそう!今日こそまどかに寝てる時に頬擦りするのやめさせないと…まどかのほっぺは柔らかくて気持ちいいから好きだけど眠れなくなっちゃうんだよね…あの感触を楽しまないのはもったいないし)

(ちょっと待…)

(あぁ…ダメだ、あたし完全にまどかにべた惚れになっちゃってるわ、まどか早く帰ってこないかなぁ…)

(…………)

††

「神様」
「あっ、エリーちゃん!ど、どうだった…?」
「失礼を承知で言わせてもらいます」
「う、うん…」
「爆発しろ、このバカップル」
「えっ!?」

以上です!

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最終更新:2011年10月02日 23:27
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