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まど界。鹿目邸(愛の巣)、ベッド上にて 

「さやかちゃん…今日は本当にありがとう、素敵な誕生日会だったよ」
「どーいたしまして。あんだけ喜んでくれたんなら、あたしもやってよかったなって思うよ」
「そりゃもう喜んじゃうよ。さやかちゃん作の手作りケーキもパーティ料理もとっても美味しかったし。それに…素敵な手作りぬいぐるみももらっちゃったし♪」
「うん。どれも結構大変だったけどさ、まどかの喜ぶ顔が見れるんだと思えばな~んてことないのですよっ」
「さやかちゃんてば…。それにお昼のあれもとっても面白かったよ!わたしをお姫様抱っこしてどこまでも空中を走ってくれるやつ。なんだか遊園地のアトラクションみたいだったよ!」
「あははっ。あんた笑顔で絶叫しながら思いっきりしがみついてたもんね。それ見てあたしもムキになって飛び回っちゃったわ」
「あの風を切る音とか、風圧とか今でもすごくよく思い出せるよ」
「そっか。よかった」
「ほんと…どれもこれも楽しかった。わたし、今日のこと絶対に忘れないよ」
「そんないい笑顔で言ってもらえるなら、あたしにとってこれ以上に嬉しいことはないよ……………ところでさ」
「なぁに?」
「最後のプレゼント、欲しくない?」
「あれ、まだあったの?」
「うん、あんたのために用意したとびっきりのやつよ。…それっ」

さやか、まどかを押し倒す。

「きゃっ!さやかちゃ「(まどかの耳元で)……をあげる」…え、それって」
「この品は受け取り拒否も可能なんだけど、どうかな?」
「……ちなみにその品は受け取ったらどうなっちゃうのかな?」
「一生まどかが責任もって大切にしないといけません」
「そっかぁ…じゃあ、えい!」

まどか、さやかに抱きついて横に半回転。さやかの上になる。

「この品は受け取り拒否なんてもったいしありえないないから、わたしが引き取っちゃうよ。過去も現在も、それから未来も責任もって大切にする」
「そう。じゃあ、この品はあんたのものよ…だから…」
「だから?」
「だから…その…」
「うん」
「……好きにしていいよ」
「!さやかちゃんっ!」

ちゅ♥ ちゅむっ♥ ちゅぅ♥

「んぅ…どうしたのよまどかぁ」
「好きにしちゃうよ」、ずっとずっと好きにしちゃうよ、離してなんてあげないから」
「うん。離しちゃダメよ♪」
「特に今晩は…ね」
「うん。まどかぁ…」
「さやかちゃん…」

ちゅっ♥

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最終更新:2011年10月11日 22:57
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