チュンチュン チチュン
「う~ん……あれ……今何時だろ……」
ガバッ
「うわ~、もうこんな時間? 学校間に合わないや。昨日頑張りすぎちゃったかな……とりあえず水飲も。のどカラッカラ」
ガサゴソ
「冷蔵庫の確かこの辺に……あったあった」
「ざやがぢゃん……わだじにもお水ぢょうだい……のどガラガラだよぅ……」
「はいよ~まどか……って、ぶふぉっ!?」
「ざやがぢゃん……ぎだないよ……」ゴクゴク
「いや、だってあんたそれ、あたしのブラウス……」
「えっ!? あっ、ほんとだ! なんかいい匂いすると思った~」
「しかも着てるのそれだけって……ぶかぶかだし」
「ご、ごめんね。前のボタンくらいとめなきゃだよね」
「そういう問題じゃない」
「そう言うさやかちゃんだって何も///……あっ」フラッ
「あっ、危ない!」ドサッ
「ありがと、さやかちゃん」
「もう、まだ腰抜けてるの?」
「だって、さやかちゃんが昨日あんなに……」
「やだった?」
「やじゃない……」
「かわいいなーこいつめ!」イチャイチャ
「ひゃああ///」イチャイチャ
「志筑さん、今日めちゃくちゃ目赤いね。ちょっとフラフラしてるし」ヒソヒソ
「徹夜で勉強してたのかな。さすが優等生」ヒソヒソ
「いいとこのお嬢様ともなると、習い事とかも多くて大変なんだろうなぁ」ヒソヒソ
「フフフ……予想だにしない朝まで一晩中のキマシタワー……録画録音は完璧ですが、
リアルタイムでも全てを見届けていなければ志筑仁美の名折れですわ……!」バタッ
「わーっ、志筑さんが倒れたーっ!」
「保健委員は!? 鹿目さん休み!? 美樹さんまでーっ!?」
最終更新:2011年10月11日 23:32