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>>484
さやかちゃん(S)・ジェラシー(J)ですって!?

「むぐむぐ…」
「あれ、まどか。そのお菓子どうしたの」
「あっ、さやかちゃん。えへへ、これは杏子ちゃんがくれたんだよ」
「杏子が?(へぇ、あいつもいいとこあるじゃん)」
「うん。でも最近会う度にお菓子もらっちゃってるから体重が気になっちゃうけど…」
「えっ、そんなにもらってるの?(まどか、いつの間に杏子とそんなに仲良くなってたんだ…あれ、何か胸が…苦しいな)」
「えっと、実は…この前夕御飯残しちゃったのもお菓子食べちゃったからなんだ」
「えっ…(この前って…まどかがあたしの作ったクリームシチュー残したあの日?…………まどか、あたしの作ったものより、杏子からもらったお菓子の方が、よかったの…?)」
「黙っててごめんなさい…あっ、でも杏子ちゃんは何も悪くないから怒らないであげてね?」
「えっ…あっ、うん…」
「えへへ、よかった。ありがとうさやかちゃん」
「…………(やだ、何これ…胸がムカムカして…面白くない)」
「あっ、そうだ!今度お礼しなきゃ!」
「えっ、何に?」
「この前魔女の結界に巻き込まれた時にね…杏子ちゃんが助けてくれたんだ!」
「魔女の結界に巻き込まれたっ!?ちょっ、ちょっと!!あたしそんなの何も聞いてないよっ!?」
「ごめんね、心配かけたくなかったから…」
「なん、で…?」
「さやかちゃん…?」
「なんでまどか、そんな事黙ってるのよっ!?あ、あんたを守るのは杏子じゃなくてあたしのっ…あたしの役目…なのにっ…」
「さ、さやかちゃんどうしたの?」
「…………ごめん、なんでもないよ…(あたし、杏子に嫉妬してる…まどかを取られたくないって思っちゃってる…あたし、ほんとに嫌な子だ…)」

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最終更新:2011年10月21日 21:28
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