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740 自分:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/16(金) 08:30:25.93 ID:2sXyK4pj0
「ん…む…んぅ(ゴシゴシ」
「……すぅ」
「…んぃ…さやかちゃん」
「……すぅ」

目が覚めた私。その抱きしめる腕の中にはまだ安らかな寝顔で寝息を立てているさやかちゃんがいました。
そんなさやかちゃんの頭を、私は右手で優しく撫でます。

「さやかちゃん…(ナデナデ」
「んぅ……すぅ」
「ふふっ、さやかちゃん、可愛い」
「……まどかぁ…んん」
「……ん?(どんな夢を見てるのかな)」
「…いつだって、あたしが…いるからねぇ…だからだいじょぶだよぉ…(ムニュムニュ」
「……さやかちゃん」
「ひとりになんか…させてやんないぞぉ…まどかぁ」
「さやかちゃんっ……」

どんな夢なのかまではわからないけれど、夢の中でもさやかちゃんは私の傍に居てくれて、
私を力強く励ましてくれていることだけは良く分かりました。
その言葉が嬉しくて、すごくすごく嬉しくて、思わず朝から泣きたくなってしまいました。

「ありがとう…さやかちゃん。
 私も、ずっとさやかちゃんの傍にいるよ。傍にいて抱きしめて、離してなんかあげないんだから…」
「んぅ…」
「だって私は、さやかちゃんのお嫁さんで、それから」
「…まどかぁ…んに…」
「さやかちゃんは私の、だんな様で、お姫様なんだから」
「大好きだよぉ…」

「だから、ずっと傍にいるよ」

まど界でのそんな朝の一幕。

おはよう、さやまどまどさや

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最終更新:2011年10月22日 19:55
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