423 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/23(金) 02:57:45.87 ID:YXcrjiae0 [1/7]
ま「さやかちゃーん。私たちが現世にいた時の映像見ない? 現世でDVDが完結した記念に!」
さ「え、あっ……うん、いいよ……
(あたしがまどかに酷いこと言ったりしたり時のもあるんだよね……気が重い……)」
ま「やった! 楽しみだねー」
*
織「キリカ、さっき頼んだお買いものだけど、いま急いで行ってきてもらっていいかしら?」
キ「いいけど、どうしたの? 何か予知した?」
織「ええ、かつてない事態が起きるわ。それこそ、この世界の見滝原市全域が市として機能しなくなるかもしれない」
キ「そりゃ大変だね。何があっても織莉子は私が守るよ」
織「ありがとう。まだしばらくは時間があるけど、急いでね。電車やバスは使わない方がいいわ」
キ「ん。走って行ってくるよ」
*
9話視聴後。
ま「……さやかちゃん、何やってるの?」
さ「いや……その……ほんとごめんなさい……」ドゲザァァ
ま「もー、別にさやかちゃんが謝る必要なんかないんだよ? 魔女になっちゃったらもう魔法少女には戻れないんだし、
わたしたちのことがわからなくたってしょうがないよ」
さ「でも……あんなに心配してくれて、あたしのために頑張ってくれたまどかまで傷つけて……あたしってほんとバカ……」ドロドロドロ
ギュッ
ま「もういい……もういいんだよ。さやかちゃん」
さ「まどか……?」
ま「さやかちゃんは精一杯やったよ。上条君のために契約して、わたしを助けてくれて、人のために魔女と戦って……。
さやかちゃんが頑張ったことは間違ってない。わたしきっといつまでもそう言い張れるよ」
さ「まどか……」
ま「それにね、さやかちゃんが頑張ってたから、その頑張りを無駄になんてしたくなかったから、わたしは契約したんだよ。
いまわたしがこうしているのだって、さやかちゃんのおかげだよ。だから、顔上げて?
さやかちゃんは、むしろ自慢していいくらいなんだから」
さ「……女神がおる……」
ま「え?」
424 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/23(金) 03:05:11.64 ID:YXcrjiae0 [2/7]
スクッ スタスタ ガララッ
ま「さやかちゃん? 急に窓なんか開けてどうしたの? 暑かった?」
スーハー スウゥゥ
さ(大声で)「あーたしーのよーめはかーわいーいぞー!!!」
ま「さっさやかちゃん!?」
さ「あーたしーのよーめはめーがみーさまー!!!」
ま「ややややめてよぉ! 恥ずかしい、恥ずかしいからぁ!」
さ「あーたしーのよーめはうーちゅうーいちー!!!」
ま「やーめーてぇー!」
ま「な、なんでわざわざ外に向けて大声で言うの!?」
さ「へへっ、自慢していいって言われたから、たっぷり自慢しちゃった☆」
ま「そういう意味じゃないよぅ……明日から外歩けない……」
さ「おっ? それはずっとあたしと一緒にいたいという愛の告白ですかな?」
ま「さやかちゃんてば……もぉぉ」
さ「あはは。……まどか」ギュゥ
ま「何?……さやかちゃん」
さ「あたし、まどかと一にいられて、本当によかった」
ま「うん。私もだよ」
*
ちなみに。
まど界の見滝原市のあらゆる仕事を担っていた量産型まどかたちが、さやかちゃんの声を聞いて
ことごとく真っ赤になったり照れ照れしたりしていたため、彼女たちのお仕事はこの日一日中ストップしておりましたとさ。
織「やっぱり私が予知した通りになったわね」
キ「愛は無限に有限だねぇ」
433 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/23(金) 08:57:34.53 ID:m1sbKg930 [1/3]
>>424
~そのころ下界~
仁美「キキキキキ、キマシタワー!!特大なのがキマシタワー!もちろん録音はバッチリですわよ!」
最終更新:2011年10月22日 21:06