751 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/26(月) 18:49:51.95 ID:lBBEcNiBO [1/5]自分は書き始めたら一気に書いちゃいますね、空けると書けなくなりますから
例えばこんなのとか…
「ううっ…な、なんか朝とか急に寒くなったねさやかちゃん」
「そだねー…あんまり暑すぎるのもやだけど、こんなに急に寒くなんなくてもいいのに」
「本当にそうだよ…」
(まどか寒そう…でも暖かくなる物なんて持ってないし……あっ、そうだ!)
「まどか、はい」
「えっ?」
「手繋ごうよ。これでもあたし手の暖かさには自信があるのだ!」
「で、でもわたしの手冷たいよ?さやかちゃんが冷えちゃ……」
「いいからいいから!ほら」
「あっ…(さやかちゃんの手…暖かい…)」
「どう?」
「暖かくて…気持ちいいよ…」
「お気に召したみたいで何よりだね!それにしても、まどかの手ほんと冷たいね」
「っ、ごめ…」
「いやいや、別に責めてないって!それにいいことだし」
「へっ?」
「ほらよく言うでしょ?【手の冷たい人は心が温かい】って」
「…!」
「確かにまどかは優しいしいい子だからねー…この説案外当たって「そんなことない!」…まどか?」
「そんなこと、そんなことないよっ…だって、だってそれじゃ…!」
「ちょっ、ちょっと落ち着きなよまどか!」
「あっ……ごめんなさい」
「いや、気にしてはないけど…でもなんであんなに怒ったの?」
「だって…」
「だって?」
「それだと………ちゃんの…は………みたいだから」
「?ごめん、もう一回言って?」
「……それだと手の暖かいさやかちゃんの心は冷たいって言ってるみたいだから」
「えっ」
「さやかちゃんの心だって、暖かいもん。わたしをいつも助けてくれる優しいさやかちゃんの心が冷たいわけないもん…」
「まどか…」
「だからそんなの迷信に決まってるよっ…絶対に嘘だよっ…」
「(あぁ、この子…ほんといい子だ)…わかった、じゃあさっきのは根も葉もない噂。それでいいよね?」
「うん」
「学校遅れちゃうし行こっか」
「うん…」
「…まどか、ありがとう。あたしの事心が暖かいって、優しいって言ってくれてすっごく嬉しかった」
「…ううん、わたしも嬉しかったよ。さやかちゃんがわたしの事を優しいいい子だって言ってくれて」
「はは!じゃあお互い様だ」
「えへへ…うん、そうだね」
(照れ臭くて言えないけど)
(恥ずかしいから言えないけど)
(あたしはそんなまどかが)
(わたしはそんなさやかちゃんが)
((大好きだよ))
以上です!
最終更新:2011年10月27日 07:29