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368 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/19(水) 12:39:57.26 ID:CJJCdk8D0 [2/3]
さ「学校?」
エ「そ。あたしら人間時代でもまともに学校行けてないのもいるしさ、そもそも学校なんてない時代の魔法少女もいるでしょ?」
マ「それで、真似事だけでもできないかと思いまして。つきましては、お二人にも参加していただけないかと」
ま「もちろん! また学校行ける日が来るなんて嬉しい……」
さ「まどか……」


さ「準備が整ったって聞いたから来たけど……教室でかっ!」
エ「しょうがないのよ。普通の人間サイズより体の大きいやつが多いからさー」
さ「……なんであんた使い魔に自分運ばせてんの? 自分で歩けるでしょ」
エ「たまに遠出したら疲れちゃって……」
マ「まったく虚弱なんですから」
エ「あんたこそ、教室作ってるとき自分は一切動かないで使い魔こき使ってたじゃん」
マ「私は皆さんのお仕事が無事に終わりますようにとひたすらお祈りしていたのです」
エ「ものは言いようだよねー」
さ「はいはい。わかったから中入ってみよっか」

さ「へえ~教室の中もちゃんとできてるじゃん。ってうわ!」
シ「?」
さ「ああシャルロッテか。中身振り回さないで。危ないから」
シ「だって、学校だよ!? 学校! チーズないの!?」
さ「学校はチーズ置くところじゃないなぁ……」
エ「シャルロッテは人間時代ほとんど入院してたから学校ってよく知らないんだよね」
さ「そういう問題かな」

さ「ああっ、アルベルティーネ真っ白い壁にいきなり落書きするんじゃないの!」
ア「だって、こんな広い壁、落書きし放題だよ! 学校っていいところだね!」
さ「むしろ学校は落書きしちゃダメなところなの! やめなさーい!」

さ「あれ? イザベルは?」
エ「校門になってる」
さ「は……?」
エ「『芸術のなんたるかも学べない授業なんか受けて何になるってのよ』だってさ」
さ「でも学校には来るのね」

さ「あれ、ゲルトルートもいない」
エ「あの子の使い魔ならいるけど」
さ「ああ、アンソニーだっけ。よしよしおヒゲかわいいね。あんた達の女王様は?」
ア「Die Königin pflanzt eine Rose ins Blumenbett」
さ「ドイツ語でしゃべんないでよー。こちとら英語すら危ないってのに」
エ「花壇にバラ植えてるって」
さ「ああそう……でもそろそろ授業始まるよ?」
ア「Weil jemand vielleicht das Blumenbett, die Königin sieht das Blumenbett an, zu Schaden kommt」
エ「授業中に誰かが花壇を荒らしに来るかもしれないから見張ってるって」
さ「いくら性質が『不信』だからって……」

ガシャンバリンパシャーン
さ「ギーゼラ! あんたなにやってんのよ! 窓ガラスを割るな!」
ギ「あたしにアヤつけるっての? 上等じゃん。学校の窓ガラスったらバイクで走り回って割りまくるもんって相場が決まってんのよ!」
さ「どこの相場よふざけんな! 説教してやるからそこに直れ!」
ギ「誰が! 文句があんなら捕まえてみな!」
エ「まーまーあいつの性質『自由』だし」
さ「学校をなんだと思ってんの……」

さ「ワルプルギスは?」
エ「外」
さ「あー……さすがに入んなかったか……」
ワ「アッハハハ、アッハハハハハハハハハハハハ」
エ「使い魔たちを中に入れて授業聞かせるから平気だって。ここにいられるだけでも嬉しいってさ」
さ「てか、あんたの能力便利ね……」

369 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/19(水) 12:41:44.66 ID:CJJCdk8D0 [3/3]
さ「結局、教室にいるのはエリーとエルザ、シャルにパトリツィア。あとアンソニーとワルプルの使い魔か。意外に少ないわね」
マ「声をかけてはみたんですが、断る方もいらして。でも、授業がうまく行くことがわかれば来てくださると思います」
さ「そうだね。しかし、このうらさびしさはどうにかしたいわね」
パ「じゃあ、私の使い魔置いとく? 『クラスメイト』が役割だからいくらでも出せるよ」
さ「ううっ下半身だけのセーラー服に取り囲まれてるって、落ち着かない……」
エ「まーまー。気楽にいこうよ気楽に」
さ「あんたの格好見てると気が抜けるわ……授業が始まってすらいないのになんかすでに疲れてきちゃった……
  あれ、そういやまどかまでいない」
ガラガラッ
ま「はーい授業始めるよー。号令かけてー」
さ「おっ、まどかは女神さまで先生か。こりゃ面白そう……。ってあれ? 号令は?」
シーン
さ「ちょっと、パトリツィア。あんた委員長でしょ?」
パ「だって私の性質は『傍観』だし。見てるだけで満足なの」
さ「なによそれ。しょうがないな。じゃあさやかちゃんが号令かけますかね。きりーつ、礼、ちゃくせーき」

ま「コホン。今日は皆さんに大事なお話があります。心して聞くように」
さ「?」
ドォン!
ま「ベッドの上でのさやかちゃんはタチですか!? それともネコですか!? はい、エリーちゃん!」
さ「なななななぁ!?」
エ「えっ、ど、どっちでもいいんじゃないかと……」
ま「違います! さやかちゃんはネコです! まごうことなき受け体質なのです!」
さ「ちょっ、まどか! あんた何てこと、もがっ」ジタバタ
マ「はーいゼバスティアンズそのまま取り押さえててくださいねー。今いいところですからー」
さ「もがーっ、むむーん、もがもが」
ま「さやかちゃんをいきなり押し倒してキスしたとしますね、そうするとさやかちゃんは普段の元気はどこへやら、
  借りてきた猫のように大人しくなってしまうのです! そうなったらもうやりたい放題ですね!
  いくらキスしてもどこを触ってもなすがまま、抵抗するどころか私のテクの虜になっておねだりまでしてくるのです!
  そもそも、あのわがままボディでよく服がはだけていたり、しょっちゅう私に抱き付いて来たりして、
  もはやおいしそうに水を飲んでいる姿すらエロティックなのに(参考教材:http://loda.jp/madoka_magica/?id=2408 出典:さやかスレ)、
  いざ攻められると途端に真っ赤になって涙目で弱々しく震える姿を誘い受けと呼ばずして何と呼ぶのか!」
エ「あーあ、心から同情するわよ。さやか」
ま「次はさやかちゃんの弱点について……」
さ「んーっ、まもまーっ!」

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最終更新:2011年11月06日 21:37
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