7 名前:まどかちゃんは色々計画しているようです[sage] 投稿日:2011/10/26(水) 23:54:34.90 ID:1rd2BAVoO
「さやかちゃん~…」ギュウウウ…
「えーっと、まどか?そろそろ帰らないとパパやママが心配するから…」
「携帯でわたしとさやかちゃんの家には連絡してあるから大丈夫だよ…今日はさやかちゃん泊まりますって」
「泊まっ!?えっ、そんなの聞いてな…」
「…さやかちゃんは、わたしと一緒にいたくない?」
「い、いやそんな事ないよ。別にまどかや絢子さん達が迷惑じゃないなら泊まるのは構わないし…」
「えへへ、なら大丈夫。パパもママもタツヤもさやかちゃんなら大歓迎してくれるから」
「そ、そうかな?」
「うん!だってさやかちゃんは……」
「あたしは?」
「…な、なんでもない!」
「な、何よその反応、気になるじゃん!まどか、あんた家でなんてあたしの事話してるわけっ!?」
「え、えっとそれは…」
「おっ、まどかにさやかちゃんじゃないか」
「あっ、絢子さん」
「マ、ママッ!?」
「さやかちゃん、今日は泊まってくんだって?」
「は、はい。ご迷惑かけてすいません」
「いいよ、気にしなくて。それよりさ、そういう他人行儀な態度はやめないか?いずれ家の一員になるなら…」
「えっ?」
「マ、ママ!!」
「おっと、これは禁句だったか。まぁ、こんな娘だけどよろしくなさやかちゃん。じゃあ先に帰ってるから寄り道はすんなよー」
「は、はぁ…」
「ううっ…」
「まどか…説明してもらいたいんだけど?」
「え、えっとさやかちゃんは何も心配いらないよ!家ではさやかちゃんをわたしのお婿さんとして迎える気満々だなんて事は一切ないから!!」
「…………」
「ほ、ほんとだよ?わたしの部屋にさやかちゃんの好きそうな物や枕二個置いたり、パパがさやかちゃん専用の家庭菜園準備してたり、タツヤに将来に備えてさやかちゃんをお姉ちゃんって呼ばせてたりなんかしてないから!!」
「へぇ~…そうなんだ…」
「う、うん」
「……あたしを嫁にする気満々じゃないかああ!」
「きゃあっ!?」
「なんだなんだ!あたしの進路は鹿目家に永久就職ですってか?そんな事考えてニヤついてるのはこの顔か~?」ほっぺたムニムニ
「ひゃうう…ご、ごめんなひゃ…」
「全く…そういうのは二人で話し合うべきでしょうが」
「ふえっ?」
「いい?今日は朝までみっちりその時について話すからね?覚悟しなさいよ!」
「…………う、うん!よろしくお願いします!」
「後、もう1つ…あくまで嫁はまどかだからね?そこだけは絶対に譲らない>>1乙」
最終更新:2011年11月13日 00:30